米国トヨタ・アラバマ州工場、新型タコマに搭載する2.4Lターボエンジンの生産ラインを稼働開始

米国トヨタ・アラバマ工場では、新型タコマ向けのi-FORCE 2.4リッター・ターボエンジンの生産が開始された。2億2,200万ドル(≒330万円)を投じたこの新ラインは、顧客の需要に合わせた多様なパワートレインへのトヨタのコミットメントをさらに強化するものである。トヨタは、2030年までに自動車の電動化に700億ドル(≒10兆円)以上を投資する計画であり、世界的に、二酸化炭素削減とカーボンニュートラル製品へのコミットメントを引き続き大きくしていく。

米国トヨタは、アラバマ州にあるトヨタ・アラバマ工場にて、新型タコマ向けのi-FORCE 2.4リッター・ターボエンジンの生産を開始した。i-FORCE 2.4リッター・ターボエンジンの専用生産ラインは、トヨタ・アラバマ工場にとって6回目の建屋拡張となり、投資総額は15億ドル(≒2,250億円)に達する。

2023年、同工場は記録的な生産量を達成し、北米で生産されるトヨタ車向けに77万7,000基以上のエンジンが組み立てられた。同工場では、タンドラ、セコイア、カローラ、カローラクロス、タコマ、ハイランダー、シエナ、RAV4といった人気の高いトヨタ車向けの4気筒および6気筒エンジンが生産されている。

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