試行錯誤から生まれたXSR155ベースの挑戦的スクランブラー

インドネシアの車両を取り扱うオートサロンオギヤマが、国内モデルとしては流通していないインドネシア仕様のXSR155(以下、XSR)カスタムを製作した。

 注目はノーマル110/70サイズのフロントタイヤに130/70サイズの極太なブロックパターンタイヤを履いた迫力あるフォルム。フロントフォークにギリギリ干渉しないサイズでボリューム感アップに貢献。フロントディスクもΦ320mmに大径化されブレーキも強化済みだ。フロントフェンダーはビンテージオフロード感あふれるアルミ製ショートフェンダーを上側に装着する。

 エンジン周りは、ノリフミレーシング(インドネシア)と共同開発中というアップマフラーを装着。エキパイはエンジンサイドを通る仕様で、オフロードでの走破性も高そうだよね。

 ポジションはノーマルよりアップ&ワイドになったハンドルバーで、スタイルに合わせている。

 外装はラフスケッチ風オリジナルステッカーが施され、よりマッシブなイメージにメイク。サイドゼッケンプレートはインドネシアヤマハの純正オプションを流用するなど、仕向地違いのアイテムを上手に利用している点は現地の最新情報がリアルタイムで入手できる同店の強みだろう。

ノウハウが豊富なオートサロンオギヤマだからこその完成度【マシンビュー】

インドネシア仕様のXSR155をベースに、ボルトオンパーツでスクランブラースタイルを実現。

スリムな車体とファットなタイヤのバランス感が絶妙。

テールカウルはLEDランプ埋め込みタイプとし、フェンダーレス化も施されている。

気になる各部をクローズアップ【ディテールチェック】

ハンドルはハリケーン製のオフロード用を装着しバーエンドミラー化。ハンドルロアーホルダーでハンドルを低くマウントできる。

堅牢なライトガードにLEDのシーケンシャルウインカーを採用。

アンダーガードはエンジンサイドをより覆う大型のへ形状に変更。スプロケットカバーはアルミ削り出し。

フレームに直接取り付けられているイグニッションやケーブルを隠すカバーもダミーダクトカバーへ変更された。

ノーマルステップにダウンマウントを装着、リザーブタンクも移設。

テールカウルはLEDランプ埋め込みタイプとし、フェンダーレス化も施されている。

フロントタイヤはチェンシン製130/80-17を履く。フロントフォークにギリギリ触れないサイズだ。

オートサロンオギヤマ
・東京都大田区山王1-44-11 1F 

・03-3776-1537

インドネシアの車両を多く取り扱い、レンタルバイクやオリジナルカスタム車両販売、輸入パーツの販売なども手掛ける。

※この記事は月刊モトチャンプ2024年9月号を基に加筆修正をしています