必要なパーツがフルパッケージされたゴリラキット!

モンキー125をベースにしながら、ここまで自然に“ゴリラ”へと化ける。
その理由はシンプルだ。タンクが本気だからである。

この車両は、タイのカスタムブランド「Thai Minimoto」が販売を開始したゴリラ外装キットを装着したもの。ベースはあくまでモンキー125だが、完成度は“着せ替え”の域を超えている。

ブランドを立ち上げたのは、タイ在住のバイク愛好家マイクさん。希少パーツの復刻からスタートし、2018年に事業化。クオリティで支持を集め、いまでは世界中にキットを送り出す存在となった。情熱が、そのまま製品精度に転化しているブランドだ。

外装キットは塗装済みタンク、フューエルキャップ、シート、サイドカバー、各種デカール、フロントキャリア、リヤキャリアのパッケージ。
Thai MINIMOTOカスタムとして、アウターチューブにフォークブーツ風カバーを装着。オフロードテイスト感がアップ!
ゴリラの形状に合わせてサイドカバーも製作。Z125と書かれたデカールもキットに同梱され自由に貼ることができる。

タンクはゴリラを忠実に再現しながら、アップスケール!

タンクに描かれたロゴデザインは1985年モデルのゴリラに採用されたものを忠実に再現。レトロな雰囲気が本物っぽくてイイ!

さて、本題。

最大の特徴はスチール製15Lタンク。

1985年型ゴリラのロゴを忠実に再現しながら、フォルムは125ccスケールに拡大されており、FRPカバーでは出せない重量感と金属の質感がある。ここが、このキットの核心だ。

容量はモンキー125純正(5.6L)の約3倍。
理論上の航続距離は約900kmというから驚きだ。

燃料ポンプは純正を流用。
見た目優先の作りではない。ちゃんと走れる前提で設計されている。

キットのキモとなる15Lの大容量タンクは、塗装済みでフューエルキャップもセット。タンク用のデカールは自分で貼る仕様となっている。
Z50Jのゴリラタンクと比較してみると、車格と同様にスケールアップしているのが一目瞭然。モンキー125とは違い、前端がストンとタンクに沿うようなシートは、シートベースからオリジナルで整形。ステーもオリジナルだ。

シートもオリジナルの専用品! 細部までこだわり満載!

タンクに合わせた専用シートも抜かりなし。Z50Jをオマージュしたスタッズ、塗装仕上げの「HONDA」ロゴ。水平ラインを整えるために高さを微調整し、角度も調整可能。ディテールの積み重ねが、全体の完成度を押し上げる。

前後キャリアも1985年モデルまでの純正形状を再現。小ぶりながら実用的。雰囲気だけでは終わらせない。

“もしホンダがゴリラ125を出したら”。

その問いに、かなり具体的な答えを出してしまった外装キットである。

ゴリラタンクに合わせて、シート形状もオリジナルで形状変更されている。テールの「HONDA」ロゴは塗装仕様だ。
ヘッドライト上のキャリアも、古いゴリラの純正パーツをオマージュしたもの。ヘッドライトのステーで共締めし固定されている。
オリジナルのリアキャリアはスチール製。小ぶりだが、フックポイントもあるので荷物の積載にとても便利。これも昔のパーツをオマージュ。

Thai Minimoto

タイから4MINI向けのカスタムパーツを発信しているThai Minimoto。モンキー125シリーズ以外にもカブや旧車仕様の外装パーツなど幅広く展開している。しかもハイクオリティ!