軽自動車クラスに高品質&高性能を届ける!
東大阪発の老舗ダンパーメーカー
関西発の高性能ダンパーブランドとして名を馳せてきたCRUX(クラックス)。黎明期には適合パーツのない車種にも個別対応(ワンオフ)で車高調を供給し、走るステージに合わせた仕様変更やユーザーごとの減衰力セッティングにも柔軟に対応。レーシングカーと同様の思想をストリートチューンドカーにまで落とし込み、“いいアシ”を追求し続けてきた老舗中の老舗である。

その製品づくりには、モノづくりの街・東大阪らしいこだわりが息づく。早くからアルミケースを採用して軽量化を実現してきたのはもちろん、シリンダーやピストン、バルブといった主要構成部品の多くを自社生産。進化を重ねながら、オーダーメイド感覚のセッティングにも迅速かつ的確に対応できる体制を築いている。

そんなCRUXが現在、注力しているのが軽自動車のフィールドだ。軽チューニングが活況を呈し、高性能パーツへの需要が高まっている時代背景もある。
従来の軽自動車用パーツは、性能や機能に加えて“手軽さ(=低価格)”が重視される傾向が強く、専用の廉価ブランドを立ち上げるメーカーも少なくなかった。しかし、CRUXの考え方は異なる。
軽自動車だからといってコストダウン=妥協とする製品は作らない。多少コストがかかっても、最高品質・最高性能の“本物”を提供する。それがCRUXの基本姿勢だ。


ダンパーは単筒式の大容量設計を採用。スタビリンクは固定式とせず、車高変化に応じて位置調整が可能な構造とすることで、常に最適なレバー比でスタビライザーを機能させる。減衰力は30段階調整式で、走行ステージに応じたきめ細かなセッティングが可能だ。


ストラットタイプではピロアッパーシートを採用。キャンバー調整ボルトをシート厚内に収める設計とすることで調整幅を最大限に確保している。さらにロアブラケット側にも偏心式キャンバー調整機構を設け、ナックル接合部には補強を追加。剛性面にも抜かりはない。

CRUXとタッグを組み、セッティングを煮詰めているのがタイムリー・カプチーノだ。GBCターボによるハイパワー仕様だが、サスペンションをCRUX製へ変更したことで従来の限界を突破。旋回性とトラクション性能が大幅に向上し、岡山国際サーキットではベストタイムを3秒更新する成果を挙げている。

カプチーノはリアアッパーアームとダンパーのクリアランスが非常にタイトだ。そのためスプリングロアシート形状を見直し、干渉を回避する専用設計を実施。細部まで徹底的に詰める姿勢が、確かな結果へと結びついている。

アッパーマウントは中心軸をオフセットさせてダンパー角度を適正化。こうした細やかな設計変更も、主要部品を自社生産しているCRUXだからこそ実現できる強みである。

さらに、GBCターボ仕様で300psを誇る軽チューニング最高峰のタイムアタックマシンを支える足まわりもCRUX製だ。名門ショップ“も。ファク”の主力車両は長年CRUXを使用し続けており、その信頼性は折り紙付き。筑波タイムアタック仕様では改良を重ね、ついに筑波サーキットで軽自動車初の1分切りを達成している。

「価格重視をユーザーライクと捉える考え方も理解できます。しかし、本当に高みを目指し、最高の走る楽しさを追求するならば、高性能を突き詰めたチューニングも必要です。軽自動車は車体が軽く、ストローク量にも制約があるため、しっかり動く足を設計するのは難しい。だからこそコストカットではなく、性能向上に技術を注ぎたい。クラックスには長年の歴史と経験があり、多くのチューナーと連携して要望を形にしてきた実績があります。それを今後も積み重ねていきたいと考えています」と代表の池田氏は語る。
リーズナブルに楽しめるのは軽自動車の大きな魅力だ。しかしその一段上を目指すのであれば、“本物”と呼ばれるパーツを選ぶという選択肢があることも、ぜひ知っておきたい。
●問い合わせ:IKD クラックス事業部 TEL:06-6744-7899
【関連リンク】
IKD クラックス事業部
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