九十九里~南房総(千倉)の「外房」海岸沿い約70kmをツーリング

海に囲まれた千葉県は、新鮮な海の幸が味わえることでも有名なエリア。千葉県の大半を占める「房総半島(ぼうそうはんとう)」は、関東地方の南東に突出。房総という名は令制国の安房国、上総国と下総国に由来する。

一般的に房総半島は、千葉県南西部の浦賀水道に面する湾岸側を「内房(うちぼう)」。千葉県南部と房州の外海側(太平洋側)を「外房(そとぼう)」と呼ぶ。

今回は広大な青い海と美味しいアジフライ、美しい花畑を求め、九十九里~南房総の「外房」約70kmをツーリングしてみよう(赤のルート)。

@Google Maps

10:00 九十九里到着。海岸沿いの一般道を、御宿~勝浦~鴨川~和田~南房総へと南下

筆者の自宅(千葉県某市)を08:30に出発。最寄りである『千葉北IC』より東関東自動車道に入り、東関東自動車道~千葉東金道路~東金九十九里有料道路を経由して『九十九里IC』を降りる。すると間もなく、目前に九十九里の海が見えてきた。ここからは海岸沿いの一般道を、御宿~勝浦~鴨川~和田~南房総方面へ南下する。

御宿~勝浦~鴨川~和田~南房方面といえば、波の良い関東有数のサーフィンスポット。筆者は独身時代にサーファーだったため、このあたりは頻繁に往来。サーフィンスポットの多くは、今も昔も近隣に無料駐車場が開放されており、サーファーにとっては非常にありがたい。

海沿いにはサーフィンユーザー用の素泊まり宿も点在。またテラスから広大な太平洋が望めるであろうリゾートマンションもちらほら。週末は素泊まり宿やリゾートマンションを拠点に、サーフィンを楽しむ都内在住者も多いのかな? うらやましいー!

11:00 湘南とは趣の異なる、素朴さとのどかな雰囲気がGOOD!

太平洋に面した外房の海岸沿いは漁港が多い、海の幸のグルメスポット。観光協会にて無料で入手したリーフレットによれば、湾になった波も穏やかな内房。またダイレクトに太平洋に面している波の荒い外房とでは、房総半島の名物であるアジ(アジフライは房総半島の目玉グルメ!)の姿や味わいも微妙に異なるらしい。

全般的に漁港のイメージが濃い外房の海岸沿いは、リゾート感の強い御宿町の中心部を除けば、神奈川県の湘南海岸のようなオシャレさは感じさせない。言い換えれば、すごーく素朴で地味でのどか。

頻繁に遭遇する農作業用の軽トラックを運転するオッチャンは麦わら帽子を被り、散歩中のオジイチャンは帽子を被って作業着を着用。オバアチャンは頬かむりをし、モンペをはく等々、地元の多くのお年寄りの姿は田舎ムード全開だ。

こじゃれたお店にも滅多に遭遇しない外房は、この“何もなさ”が素朴で居心地が良い。斜に構え、肩肘張らなくていい感じ。

特にオフシーズンの平日は湘南に比べて人も少なく、道も空いている(季節や時期により異なる)。時の流れがゆったりとした外房は、分単位で動く都会で働く人にとっては大いなる癒しの場所になるのでは?

11:30 晴れた日の外房の澄んだ青い海は絶景・最高! 勝浦で人気の「守谷海水浴場」

晴れた日の外房の海は青くて非常に美しく、気持ちが良い。道路に面した海沿いには、トイレも併設された無料駐車場(休憩所)が随所に設置されている。

今回は「日本の渚百選」「快水浴場百選」「日本の水浴場88選」にも選ばれた、勝浦市内でも特に人気の高い「守谷海水浴場」を堪能。

沖合170mに浮かぶ渡島の赤い鳥居は、フォトジェニックなスポットとしてシーズンオフも人気。年に数回、渡島と砂浜が地続きになる珍しい自然現象も起こる。

ツーリング日は天気も良く、青い海が心ゆくまで楽しめた。海水は澄んでいて透明感も高い。JR「上総興津」駅から徒歩15分にあるこの海水浴場は、夏場は大賑わい。

シーズンオフの取材当日は人もまばらで、大きな海をほぼ独り占めの状態。近くには公衆トイレもあり、非常に清潔で快適だった。

●場所:守谷海水浴場/JR「上総興津」駅から徒歩15分
●無料駐車場:あり
●公衆トイレ:あり
●勝浦市公式WEBサイト https://www.city.katsuura.lg.jp/site/city-promotion/3883.html

12:30 鴨川で房総名物「アジフライ」を堪能

勝浦市にある「守谷海水浴場」を南下して鴨川市に突入。房総は「アジフライ」の名所として昨今ではテレビや雑誌、ネットなどのメディアで頻繁に取り上げられている。そのため、これまで地元民がメインだった客層が全国に波及。美味しいお店は人気店となり、開店時から長蛇の列ができるようになった。

今回訪問したお店は11時開店。平日にもかかわらず、12時30分の到着時はすでに駐車場が満車の状態で、店頭に5人ほどの客が並んでいる。店舗の出入口に置かれた順番表に名前と人数を記入し、待つこと40分。店内でアジフライ定食を注文し、再び待つこと20分。

ジャーン! 待ち焦がれたアジフライ定食の登場♪ 大きくてフワフワのアジフライ、お刺身、お代わり自由の豚汁・あら汁・つみれ汁などの汁物、どれも旨すぎる。

なお筆者が食事を終えて店を出た14時前には、アジの品切れで本日閉店。絶品のアジフライが堪能できてラッキー♪ ごちそうさまでしたー!

14:00 道の駅でお土産を購入

外房の海岸沿いには「道の駅」が点在。ここでしか買えないご当地の商品も多数あり。写真は道の駅「鴨川オーシャンパーク」にて。

14:30 南房総の名所「白間津(しらまづ)のお花畑」

南房総市千倉町にある「白間津のお花畑」は、全国から観光客が訪れる名所中の名所。毎年12月から翌年3月にかけてカラフルな花々が楽しめる。

この花畑は太平洋が一望できる写真映えスポットとしても有名。ポピー、キンセンカ、ストックなどの花が咲き揃い、有料で花摘みも楽しめる。

●場所:千葉県南房総市千倉町白間津
●営業時間/休日:09:00~日没/不定休
●入園料:無料(花摘みは有料)
●無料駐車場:あり
●公衆トイレ:あり
●南房総市 https://www.mboso-etoko.jp/mboso_map/detail.php?poi=643

15:30 帰りは館山市街を経由

帰りは「内房」の館山市を経由して『冨浦IC』より「東関東自動車道館山線」に乗り、東京方面に向けて帰路に就く。

関東圏ならば高速道路を利用すれば日帰りでツーリングが楽しめる千葉県外房の旅。近年は避暑地としても知られる外房を、ぜひともご堪能あれ!

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