業界人コラム 潜水艦戦の勝敗を左右する“非武装”の船!? 新型海洋観測艦「あかし」就役【写真・1枚目】 3月9日の引渡式・自衛艦旗授与式を経て就役した海洋観測艦「あかし」。基準排水量3500トン、全長113mと、既存の海洋観測艦「にちなん」や「しょうなん」よりも、やや大きくなった(写真/海上自衛隊) 海洋観測艦は、景勝地(海岸)に由来した名前が与えられる。「あかし」は明石海岸に由来する。既存の艦には「しょうなん(湘南海岸)」や「にちなん(日南海岸)」などの名が与えられている(写真/海上自衛隊) 側面から見た「あかし」。艦尾に観測機材を海中におろすためのスタン・シーブ(滑車台)のようなものが確認できる(写真/海上自衛隊) 海中での音の伝播を図にしてみた。水温が一定であれば、水圧上昇(音速上昇)を避けて音は上向きに屈折する(①)。低水温のサーモクラインに接すると、急激な温度低下(音速低下)が水圧上昇(音速上昇)の効果を上回り、音波は下向きに屈折する。こうしてシャドーゾーンが生まれる(作図/筆者) 近年、沖縄周辺では中国軍の海洋観測艦艇の動きが活発だ。2024年や2025年には、たびたび636A型測量艦が確認されている。彼らもまた自国の潜水艦作戦のために情報収集を行っている(写真/統合幕僚監部) この画像の記事を読む