3月27日から29日までの3日間、東京ビッグサイトにて「東京モーターサイクルショー2026」が開催された。大阪モーターサイクルショーで先行して発表された話題のモデル「CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept」をはじめ、昨年エンジン単体で発表されていたV型3気筒エンジンコンセプトにはアグレッシヴな車体が用意され「V3R900Eコンプレッサープロトタイプ」としてアップデートして展示されていた。

27日に行われたプレスカンファレンスにはホンダモーターサイクルジャパンの代表取締役社長・室岡克博氏が登壇した。「今年のホンダブースのテーマはNext Stageです。社会を取り巻く環境が大きく変わり続ける今、モーターサイクルが果たす役割も変化しています。私たちもまた、ただ新しいバイクを作るのではなく、バイクを通じてライダーひとりひとりの人生をどう豊かにすることができるか、未来の移動体験をどう創造するか、その問いに向き合い、変化していく将来をお見せしたい」と語り、会場には25台の車両を展示。電子制御クラッチシステムの「E-Clutch」搭載モデルの拡充も発表され、CB750 Hornet、XL750 TransalpにもE-Clatch搭載モデルが4月に発売されることが紹介された。そして、新たなE-Clatch搭載モデルとして、CBR400RのE-Clatch搭載のコンセプトモデルと、CB400 Super Four E-Clatch Conceptが紹介された。

CB400 Super Four E-Clatch Concept
CB400SF以来4年ぶりの復活となる400ccスポーツネイキッドCB
1974年発売のCB400FOURを彷彿とさせる美しい集合エキパイ

CB400 Super Four E-Clatch Conceptは、すでに大阪モーターサイクルショーで発表済みだが、新たな直列4気筒エンジン搭載モデルとして注目されている。2022年の10月に生産終了するまで、約30年間に渡って生産されていたCB400Super Fourの跡を継ぐモデルとして4年ぶりの復活となる。

ボディのデザインは先代モデルを踏襲したオーセンティックでありながらも力強く、かつ現代風に軽快さもプラスしている。エキゾーストパイプのデザインは1974年に発売したCB400FOURをイメージした美しい曲線の集合マフラーとなっている。水冷4サイクル直列4気筒DOHCエンジンは、先代モデルのV-TECHの搭載はないが、スロットルバイワイヤの電子制御スロットルの採用により、ライディングモードの変更も可能となり、状況に合わせたライディングが楽しめるようになっている。ボリューム感のあるタンクながら後端部を絞り込み、シートもスリムなデザインとしたことで、足つき性も良くなっている。

正式な発売日はまだ未定だが、コンセプトマシンの完成度は高く、発売は秒読み段階だ。

ヘッドライトは丸型のLED
テールランプは丸型のデュアルタイプ
フロントブレーキはダブルディスク。キャリパーはラジアルタイプ
リヤブレーキは対抗2PODキャリパー

また、今回は新型車両だけでなく、新たなショップコンセプト「CUB HOUSE」のスタートも発表された。CUB HOUSEは原付2種モデルにフォーカスしたカスタマイズ関連グッズやアパレルをトータルコーディネートして、こだわりのあるライフスタイルを提案。2026年4月に埼玉県戸田市に初代店舗をスタートさせ、順次全国展開していく予定だ。

原付2種にフォーカスしたショップCUB HOUSEもスタート
車両だけでなく関連グッズやアパレルも
カスタムパーツも取り揃える
CBR400R E-Clutch Coceptも展示された
V型3気筒過給機付きエンジンは新たにボディを手に入れた
V3R900Eコンプレッサープロトタイプとしてアップデート
ホンダが設立した自動車大学校「ホンダ学園」の生徒がレストアしたスーパーカブC100も展示されていた
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