連載

【DIY派はこれを揃えてお工具!】

史上最多の68ブランド・50社以上の工具メーカー&商社が出展!
東日本最大規模の工具の祭典が今年も開催された!

2026年5月31日(日)、東京・天王洲アイルシーフォートスクエアにて、工具好きの祭典『ギアフェスタ TOKYO PALOOZA 2026』が開催された。このイベントは国内14店舗・海外3店舗を構える上質工具専門店「ファクトリーギア」(本社:東京都品川区)が主催する工具業界最大級の即売イベントだ。

13時の開場とともにスタッフ全員に出迎えられて入場してくる来場者たち。ギアフェスタでは恒例の光景だ。

このイベントは過去に同社第1号店の「ファクトリーギア柏店」で毎年春に開催されていたが、2019年以降は新型コロナウィルスの世界的な流行により中断。2022年のオンライン開催を挟み、2023年からは「ファクトリーギア 東京店 -Tools Bar Tokyo-」に場所を移し、以降は毎年春から初夏にかけての土日のどちらか1日に開催される。

『ギアフェスタ TOKYO PALOOZA 2026』

今回のギアフェスタに出展するのは、過去最高の68ブランド、50社以上のメーカー&商社だ。会場には世界中の人気工具メーカーや注目ブランド、限定アイテムが一堂に会する。今回の出展企業は、DEEN、KTC、Wera、Milwaukee、KNIPEX、BOSCH、HAZET、PB SWISS TOOLS、LEATHERMAN、USAG、VESSEL、ANEX、LOBSTER、KING TONYなどなど、いずれも名の通った一流工具メーカーばかりだ。

『ギアフェスタ TOKYO PALOOZA 2026』出展ブランド

憧れの上質工具を見て・触れて・試せて・お得に買える!
メーカーのスタッフに直接要望を伝えられる数少ないチャンス!

上質なソケット/ソケットレンチでお馴染みのKOKEN (山下工研)のブース。筆者も所有している同社のスクリュードライバーはじつは隠れた逸品。

各ブースでは展示された工具の展示・即売だけではなく、実際に「見て・触れて・試せる」ところにギアフェスタならではの特色がある。さらにメーカーのスタッフと直接話せる貴重な機会でもある。日頃、作業をしていて工具にまつわる不満や改善点を工具メーカーに伝えることで、将来の製品にあなたの意見が反映されるかもしれないのだ。

ドイツの名門工具メーカー・HAZETのブース。高品質かつ高価な同社の工具が会場限定特価で販売されていた。
電気工事士から愛され続けているKLEIN TOOLSのブース。電工工具に強いメーカーだが、強力なニッパーは自動車整備士にもファンが多い。ちなみに筆者も1本所有している。

一例を挙げると、ファクトリーギアの自社ブランドDeenの6段キャビネットが定価9万9000円のところを7万9800円に、同じく4段トップチェストが定価4万9500円のところを3万9800円のプライスに大幅ディスカウント。

『ギアフェスタ TOKYO PALOOZA 2026』Deenの大特価商品。

数量限定ながらもBAHCOの大型製品も安く、エントリー6段キャビネット・レインボーが9万1800円(限定5台)、同標準仕様が8万5800円(限定10台)、ディープカートオレンジが3万2740円(限定10台)、低床トロリージャッキ1.5tが4万8000円(限定10台)など、おおよそ20~48%オフのイベント特価で販売されていた。

『ギアフェスタ TOKYO PALOOZA 2026』のBAHCO大型商品大特集。
ファクトリーギアで限定販売されるBAHCO12段キャビネット ・ターコイズ ブルー(左)と同ミニカート(右)。モンキーレンチで有名なスウェーデンの工具メーカーだが、Snap-on傘下に入ってからは、さまざまな工具を販売する総合工具メーカーへと生まれ変わった。

恒例の「た~いむ~さ~びすぅせ~る」など
楽しみながら買い物ができる企画が目白押し!

さらに、ギアフェスタでは「早い者がち限定特価品」がある。これは数に限りはあるものの、Deenをはじめ、HAZETやSTAHLWILLE、KNIPEX、BOSCH、USAGなどの一流ブランドの工具が28~67%オフの超特価で買えるというもの。今回販売された限定特価品の一部を紹介すると、STAHLWILLE1/2SQトルクレンチ 730N/20FGが定価18万5020円のところ5万9800円(限定3本)、HAZET1/2SQインパクトレンチ 9012ECOが定価3万8566円のところ1万9800円(限定5台)で販売されていた。これらの「早い者がち限定特価品」は数量限定のため、欲しい製品を確実にGETするためには13時の開場前から並ぶ必要がある。

『ギアフェスタ TOKYO PALOOZA 2026』限定特価品

そして、ギアフェスタのトリを飾るのは、イベント閉幕1時間前の18時に実施される恒例の「た~いむ~さ~びすぅせ~る」抜きには語れない。高野倉匡人社長とジャンケンをして勝ち抜くと商品購入の権利が得られ、とてつもなくお得に買い物できるという催し物だ。

ギアフェスタの終盤近くに今年も「た~いむ~さ~びすぅせ~る」が開催された。プレゼンターは高野倉匡人社長と「いつも輝いている」高橋秀一さん。高野倉社長とジャンケンをして勝ち抜くと商品購入の権利が得られるというイベントだ。

商品によっては特定の条件をクリアした人だけが参加できるジャンケンもある。ここでジャンケンに勝って購入権を得るためのヒントを出すと、事前に2000円札と小銭を用意しておくと良いことがあるかもしれない(お釣りはNGでピッタリの金額で購入する必要があるため)。ファクトリーギアが事前に発表している「傾向と対策」をあらかじめ予習しておくと、「た~いむ~さ~びすぅせ~る」でお目当ての製品をGETできる確率が上がるだろう。

今回のギアフェスタではガチャポンを使った「工具ガチャ」が初の試みとして行われた。KTCとKOTOブースでは欲しかった工具が超お得に入手できた。ファクトリーギアブースでは1回500円でチャレンジでき、大吉が1万円分の爆買いチケット、中吉が3000円分の爆買いチケット、小吉が限定ギアエコバッグ、基地がアクリルキーホルダーが当たった。写真はKTCの「工具ガチャ」。

ほかにも今回のギアフェスタでは、各ブースを巡ってクイズに挑戦したり、Milwaukeeのインパクト体験ミッションに参加したり、会場を冒険しながらスタンプを集めてゴールを目指す「ギアクエスト26」、KTC、KOTO、ファクトリーギアブースで利益度外視で人気工具が当たる「ギアガチャ」、赤・青・黄色のコーナーの中から好きな工具を選んで1万5000円ポッキリで購入できる「フェア★セレクト」など、楽しく買い物ができる企画が目白押しだった。

今回、久しぶりに開催された赤・青・黄色のコーナーの中から好きな工具を選んで1万5000円ポッキリで購入する「フェア★セレクト」。組み合わせによっては最大で9860円もお得になる。

工具界のアイドル・高野倉匡人社長からのコメント
関西方面では史上初の2か月連続で『ギガフェスタ』を開催!

最後にファクトリーギア社長の高野倉さんからのコメントを紹介しよう。

「今回も来場されたお客様、ファクトリーギアスタッフ、出展メーカー各社のみなさんのおかげでギアフェスタを開催することができました。現在ではネット販売で工具を手軽に安価に入手できる時代になりましたが、やはり工具に関しては実際に見て触れてみなければ、わからないことがたくさんあります。今年のギアフェスタは終わってしまいましたが、お近くファクトリーギアのお店に足を運んでいただければ、展示販売されている上質工具に触れて良さを確かめることができますし、当社のスタッフはカタログに載っていない感覚的な部分を含めてアドバイスができます。それこそが実店舗の何よりも長所であると考えています。上質工具を使うメリットは作業の効率化だけではなく、タッチやフィーリングの良さにもあります。クルマやバイクとの付き合い方が広がり、人生の楽しみが増えて行くと思います。ぜひファクトリーギアで良い工具と出会って生活を豊かにしてください」

ファクトリーギアの高野倉匡人社長。

なお、東京でのギアフェスタは終了したが、西日本の工具ファンには朗報がある。6月15日(日)には大阪・泉大津フェニックスで、7月13日(日)には神戸・GIGAファクトリーギアにて『ギガフェスタ』が開催される。なんと今年の関西地区は、2ヶ月連続で工具好きの祭典が行われるのだ。ギアフェスタに参加できなかった人はぜひこちらを訪れることをおすすめする。詳細はファクトリーギア公式ホームページをチェックしてほしい。

『ギガフェスタ』の詳細についてはファクトリーギア公式ホームページを参照のこと。

写真で見る『ギアフェスタ TOKYO PALOOZA 2026』

ここからは『ギアフェスタ TOKYO PALOOZA 2026』の出展ブースやイベントの様子を写真で紹介しよう。どんな工具が販売されていたのか、また、当日の雰囲気を画像で楽しんで欲しい。

今回のギアフェスタで筆者がGETした戦利品。組み合わせることによってさまざまな用途に使えるWISEのパームラチェット&ハンドル、「フェア★セレクト」で選んだDeen.Jプライヤーレンチ・250mm、KNIPEXスリップジョイントプライヤーツイングリップ・150mm、Deenチゼル&ポンチセット。
まだ手元に届いてはいないが(カラー・サイズを選んで後日発送となる)、長時間履いても疲れにくいPEAKのTS-09 TAICHI KUNPENGアシストサンダル・キャンバスホワイトネイビーを購入。通気性が良く、クッション性抜群で夏場のイベント取材に重宝すると考えた。かかとをベルトで固定できるので法律上はクルマの運転も問題がない。
薄型メガネレンチで愛用するメカニックが多いKOTOのブース。
トヨタ車のボールジョイントを外すのに必須となる17mmと19mmのKOTO LW-1717/LW-1919ボールジョイントナットレンチ。KOTOが開発したこのレンチは、国産車をメインに整備するメカニック必須の工具だ。
旭金属工業のブース。軽量なレンチで車載工具としても人気のASHライツールを中心に販売。海外では高級工具として人気がある。
ヘキサゴンレンチやレンチでおなじみのMITOLOYのブース。ホームセンターでもおなじみのブランドだが、高品質な工具でファンが多いブランドだ。
スクリュードライバーとショックレスハンマーでファンの多いPB SWISS TOOLSのブース。
人間工学に基づいて製造されたスクリュードライバーで有名なドイツのWeraのブース。近年ではドライバー以外にもさまざまなアイデア工具を発表しており会場でも注目度が高かった。
日本でもシェアを拡大しつつあるアメリカの電動工具メーカー・Milwaukeeのブース。
KLEIN TOOLSのブースでは、切れ味鋭く丈夫なニッパーのほかにも、スクリュードライバーやプライヤーレンチなども販売していた。
KLEINTOOLSはカスタマイズ可能な工具収納システム・MODboxシリーズを展示販売。Milwaukee・PACKOUTシリーズのライバルとして人気を博しそうだ。
オカスギのブースではゴム砥石ならではの「優しい研磨」をウリとする五万石スティックを実演販売していた。
オカスギの五万石スティックは価格も手頃で、サビ取りから仕上げまで様々な用途で活躍が期待できるアイテムだ。バラ売りもしているがセットで持っていると何かと重宝するだろう。
ユニークかつ珍しい工具やアイテムを扱う新潟県三条市に拠点を置くDéfi Japon LTD (デフィー・ジャパン)ブース。今回も工具のほか、レトロなナイフやアート作品などを販売。
工具の街・新潟県三条市から出店した3.peaksのブース。結束バンド用や模型用、ビーズアート用などのさまざまなニッパーを展示販売する。
ネジザウルスでおなじみのエンジニアのブース。今回は大阪万博とのコラボで生まれた限定品のミャクミャクザウルスを販売。在庫はあるだけで、追加生産の予定もない。見つけたらコレクションとして購入しても良いだろう。
1928年創業のヤスリ専門メーカーのツボサンのブース。模型用からオートモーティブ用、産業用までさまざまな製品を販売している。今回はクランク型や舟型など刃が湾曲したヤスリを中心に販売。「この製品は製造に手間がかかる」とは担当者の弁。
ヤスリの先端にスクレーパー機能をもたせたツボサンのブライト900。ガスケット剥がしに便利なヤスリだ。
電動工具メーカーと知られるDeWALTは、じつはアメリカ本国では総合国具メーカーとしてさまざまな製品を販売している。近年、日本でも取り扱う製品のラインナップを強化しており、今回のギアフェスタでは耐久性の高いスコップとガーデニング用品を販売していた。デザインもなかなかオシャレだ。
長年使用できる耐候性素材を採用した、落ち着いた色合いと機能性を兼ね備えたイノベックスのガーデニングジョーロ。
ステアリングやバケットシート、アルミホイールなどのレーシングイクイップメントでおなじみのスパルコは、今回レーシングシューズにしか見えない安全靴を展示販売。あまりのカッコ良さに職場のヒーローになれることは受け合いだ。ただし、仕事で履くならオイル被りなどで汚さないように注意したい。
樹脂製の高機能なシューズやサンダルを販売するPEAKSのブース。同社の製品を筆者も購入したが、クッション性抜群で履き心地に優れており、通気性も良いので夏場に履くのにピッタリだ。
トラスコ中山の「ど冷えもんBOX」。建設現場や工場などで使用できる移動可能なパーソナル休憩場で、内部には約5℃の冷風が吹き出し、腰掛けて直接体を冷やすことで効率的に熱中症を予防できる。内部の棚にはジュースやお茶などを置くこともできる。
ギアフェスタの開催に合わせて、ファクトリーギア東京店 -Tools Bar Tokyo-でもセールを開催。店内では大勢の客で賑わっていた。
ファクトリーギア東京店 -Tools Bar Tokyo-のDeenコーナー。ファクトリーギア自社ブランドのDeenは、高品質な工具を手頃な価格で入手できる。ほかにはないアイデア工具が充実しているのも特徴だ。
ファクトリーギアのブースではBACHOのほか、WILLIAMSの工具も販売していた。日本での知名度が低いWILLIAMSだが、北米ではSnap-onのサブブランドとして上質な工具を販売している。筆者もいくつこのブランドの工具を使用しているが、一部の製品はSnap-onと同じ製品であり、品質については遜色がない。日本ではファクトリーギアで取り扱っている。
ギアフェスタの会場の様子。今回は前回までとは会場レイアウトが異なり、1階よりも2階にブースが集中していた。赤・青・黄色のコーナーの中から好きな工具を選んで購入する「フェア★セレクト」は1階にコーナーが設置されていた。
大勢の来場者で賑わうギアフェスタの会場2階。
「た~いむ~さ~びすぅせ~る」では、ジャンケン大会以外にも軽妙な高倉社長と高橋さんのトークも見どころとなっている。

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