ジャンルに縛られない自由な発想が魅力だ。

誰とも被らない個性を追求した一台

スポーティにも見えるし、どこかビンテージテイストも感じる。さらにモンキーバハのタンクが組み合わされていて、一見すると何を目指したカスタムなのか分からない――。そんな独特の雰囲気を放つのが、細野さんのリトルカブだ。

オーナーが目指したのは「誰とも被らないこと」。特定のジャンルに寄せるのではなく、自分の好きな要素を取り入れながら形にしていった結果、この唯一無二のスタイルへとたどり着いた。

バハ用タンクとシートがまるで浮いているような不思議な一体感。遊び心満点だ。

モンキーバハタンクが生み出す独特の存在感

このマシンの大きな特徴となっているのが、追加されたモンキーバハ用タンクだ。

フレームのステム側とシート側にブラケットを追加し、モンキーバハのタンクをセット。

ちょうどいいサイズだったことから中古品を入手し、アクセントとなるよう赤くリペイント。車体中央に配置されたことで、リトルカブとは思えない独特のシルエットを生み出している。

さらに純正タンクを使わなくなったことで、そのスペースを収納として活用。見た目だけでなく実用性も高められている。

不要となった純正タンクのスペースは、便利なシート下収納へと転用! 開閉のヒンジをテール側に変更し、使いやすくなった。

88cc化で走りも使い勝手も向上

エンジンはシフトアップ製キットによって88ccへボアアップ。SP武川製マフラーやPC19キャブレター、強化クラッチなどを組み合わせ、走りの面もしっかり強化している。

また、リアブレーキのハンドブレーキ化やウインカースイッチの左側移設など、日常での扱いやすさも追求。見た目のインパクトだけでなく、実際に乗ることまで考え抜かれたカスタムに仕上がっている。

ディテールチェック

88ccのボアアップに合わせてSP武川製マフラーを装着。走りへのこだわりもしっかり盛り込まれている。
リヤフェンダーの配線経路をスムージングし、カブならではの曲線美をアピール。グラブバーは友達がワンオフしてくれたものだ。
ベーツタイプのヘッドライトと、左右で色違いのフォグを装備。透明な樹脂のハンドガードが、独特のキャラクターを作り出す。

撮影したのはこのEVENT!

「第18回カフェカブパーティin関西」
■日時:2023年5月28日(日)
■開催地:大津湖岸なぎさ公園(滋賀県)

素敵な参加記念品が用意される、事前申し
込み制の有料イベント。適度な参加台数、
中身の濃いステージイベントなどがカブヌシから好評。琵琶湖のロケーションも素晴らしい。


【モトチャンプ】