バイクの知識 【リトルカブリフレッシュ大作戦】Vol.1 タイヤ交換 編【写真・25枚目】 2008年8月に生誕50年を記念して3000台が限定発売。 ブルーのボディと赤シートが特徴。スーパーカブだ とブラックのボディになる。 押し引きすると定期的な間隔でコンコンと音がする。これは明らかにどこかおかしい! まず疑いたいのがチェーンの弛み。チェーンケースは10mmのスパナで開けられる。 チェーンの弛みを確認するならケースの下側を外すだけで可能。10mmボルトを2本外す。 グローブをはめて手が汚れないようにしてチェーンを持ち上げる。もう伸び過ぎだ! チェーンの伸びも深刻だがリヤタイヤも怪しい。そこでリヤタイヤを外す準備。まずダブルナットの外側だけ19mmのスパナで外す。 続いてリヤブレーキのカムを緩めシャフトを抜く。工具を使わず手で緩めることができる。 続いてトルクロッドを外す。ナットの緩み止めの割りピンをラジオペンチで抜く。 割りピンを抜いてナットを外したらブレーキパネルの裏からボルトを引き抜く。 フリーになったトルクロッドは下に向けてブレーキパネルと干渉しないようにする。 外側のナットを外したらアクスルシャフトをハンマーで叩いて抜く。コンコンと優しく! なんとリトルカブは、マフラーが邪魔してアクスルシャフトが抜けないことが判明。げげげ。 マフラーを抜くにはレッグシールドも外さなければならず、結構な大仕事。それならリヤショックを外せばいいのではないか! 14mmのスパナで上下のナットを外す。 リヤショックがなくなるとスイングアームごとリヤタイヤを手で持ち上げることができる。 リヤタイヤの下に台を置いてタイヤを持ち上げると無事アクスルシャフトを外すことができた。 リヤショックがないとタイヤを横へずらせることができるので、一気に作業がラクになった。 2008年製のタイヤだがまだ山は十分。しかし、トレッド面はひび割れだらけ。これは危険だ。 古いタイヤをホイールから外す。まずエアバルブから空気を抜こう。 タイヤチューブから空気を抜いたらエアバルブを固定しているナットを外す。 タイヤとリムの間にタイヤレバーを1本入れ、10cm程度の間隔で2本目も挿入。ビードをリム内側へ落とす。 ビードが20cmほど落ちたらレバーを使わず膝と手で体重をかけ残りを落とす。 両側ともビードを落としたら、タイヤレバーを挿入。中のチューブに気を付けながら2本目(右側)のレバーをかける。 2本目のレバーでタイヤを持ち上げ、ビードをリムの外側へめくるように動かす。すると1本目のレバーあたりからタイヤが外れる。 2本目のレバーはそのままにして、1本目のレバーで5cm間隔くらいずつタイヤを持ち上げ、片側を全面外す。 外れていない反対側のビードをホイールリムの中央(リムの一番深い位置)にズラす。 リムの穴からエアバルブを抜いてタイヤチューブを引き出す。意外と力が必要! 残りをホイールから外す。タイヤレバーを奥側のリムに引っ掛けビードを押し出し、残りをハンマーで軽く叩きながら外していく。 ある程度まで外れたら残りは手で外すことができる。 Before After リムバンド、タイヤチューブ、リヤタイヤを用意。カブは前後でタイヤのパターンが違うので注意しよう。 まずリムの内側へリムバンドをはめる。スポークの頭が干渉してチューブがパンクしないようにするためだ。 新品タイヤの片側にビードクリームを塗る。ケチらずたっぷり塗ると滑りが良くはめやすい。水性ですぐ乾くからご安心を。 レバーは使わず手で少しずつタイヤをホイールにはめていく。入った部分を膝で固定しながら押していこう。 最後に両手でエイヤッ!と力を加えるとスポッとタイヤがホイール内へ落ちてくれる。 タイヤチューブのエアバルブからナットを1つだけ外しておく。奥のナットは外さないこと。 タイヤレバーで挟んでしまわないよう、チューブに少しだけエアを入れておく。 チューブをタイヤの内側へ。若干力が必要だが、焦らずゆっくり、チューブが曲がらないよう注意。 リムの穴からエアバルブを出す。ここが一番の難関かもしれない。タイヤとチューブの間に両手を入れて、バルブをリム内から穴に合わせるのだが、20分くらいかかってしまった……。 バルブがリム内に戻らないようナットで仮留め。タイヤにある黄色のマークをバルブと合わせる。これでバランスが合うのだ。 まだはめてない方のビードにクリームを塗る。外側だけでなく内側までたっぷりと塗ること。 体重をかけた両手で押し込むようにしてビードをリム内へ落とす。一部入ったら、そのまま手で組んでしまう人もいるが、体重の軽い筆者では無理だった。 そこでタイヤが入った部分に膝を載せ、5cm間隔くらいずつレバーでタイヤを入れていく 残り20cmくらいまでタイヤを入れたら最後は全体重をかけて両手でビードを落とし込む。パコンと音がしてタイヤが無事にはまった。 最後にエアバルブのナットを最後まで締め込み空気を入れてビードがリムと圧着するようにする。エアはパンパンになるくらいまで入れてよく、コンプレッサーなどを使うとパン!と音がしてビードがはまってくるのがわかる。しっかりはまったら指定空気圧までエアを抜くこと。 この画像の記事を読む