新車じゃなくても十分楽しい! “ちょい古バイク”が狙い目な理由

社外パーツが豊富で壊れにくい。そんな“ちょい古バイク”は今だからこそ面白い存在だ。HIDE川島が選んだBW’S125も、リフレッシュとライトカスタムでまだまだ楽しめる一台へ進化した。

コロナ禍をきっかけに移動手段として注目が集まったバイクだが、今でもその魅力は変わらず多くの人に愛されている。特に排気量110cc~125ccの「原付二種クラス」は維持費が安く、街乗りからツーリングまでこなせる万能選手だ。
ただし新車価格は年々上昇傾向。そこで狙い目なのが10年程度前の“ちょい古バイク”だ。購入価格が手頃なうえ、人気モデルであれば社外製パーツもまだまだ豊富。中古パーツ市場も活発なので、コストを抑えながら自分好みに仕上げられる。今回HIDE川島が選んだのはヤマハBW’S125。台湾ヤマハ製の個性派スクーターで、シグナスXと共通する部分も多く、補修パーツやカスタムパーツに困らないのが魅力だ。
もちろん今回の主役はBW’S125そのものではない。「手頃な中古車を買って、リフレッシュしながら自分流に育てていく」という楽しみ方に共感してくれいただけたらうれしい。

大掛かりなチューニングは行わず、消耗品交換とライトカスタムを中心にリフレッシュ。予算を抑えながらも、自分だけの一台へ仕上げられる。

消耗品交換+ライトカスタムくらいがちょうどいい

中古車遊びでまず優先したいのはチューニングではなくリフレッシュだ。タイヤやVベルト、ウエイトローラー、プラグなどの消耗品を交換するだけでも走りは大きく改善する。さらにサビが出始めたパーツを磨いたり塗装したりするだけでも愛着はグッと増していく。
今回のBW’S125もまずは消耗品をチェック。Vベルトを純正新品へ交換し、KOSO製7.5gウエイトローラーを組み合わせて駆動系をリフレッシュ。プラグはイリジウムタイプへ変更し、高回転域での安心感も高めている。さらにLEDヘッドライトやLEDテールランプ、ウインドジャマーズ製マフラー(中古)などを投入。決して高額なパーツばかりではないが、見た目も走りも確実にレベルアップした。
足元にはIRC製GP-22タイヤを装着。ゴツゴツしたブロックパターンによって、BW’S本来のオフロードテイストをさらに調している。
高額なフルカスタムも楽しい。しかし中古車をベースに、「まずは直す」「少しだけ変える」「自分で手を掛ける」そんな遊び方も十分アリ。むしろ気兼ねなく使い倒せる “ちょい古バイク” だからこそ味わえる楽しさなのかもしれない。

タイヤはGP-22のゴツゴツパターンにコンバート

ノーマルサイズで装着できるIRC製GP-22。オンロード主体ながらもオフロードテイストを強烈に演出してくれる人気タイヤ。舗装路での乗り心地も意外に悪くなく、期待以上の見た目が手に入る。●装着タイヤサイズ:120/70-12・130/70-12

マフラーはWJ製に交換 スイングアームも磨きました

ヤレた純正から中古のWJ製マフラーへ交換。チョイ古モデルは中古パーツ市場も充実しているため、コストを抑えながらカスタムできる。サビが浮いたスイングアームはペーパー掛けで下地処理。新品交換だけが正解ではなく、手を掛けて復活させるのも中古車遊びの醍醐味だ。

駆動系や点火系もリフレッシュ!

Vベルトは純正新品へ交換し、KOSO製7.5gウエイトローラーを投入。まずは本来の性能を取り戻すことが、中古車リフレッシュの第一歩になる。マフラー交換後はイリジウムプラグへ変更。高回転を多用する場面でも安定した着火性能を発揮してくれる。

ヘッドライトはLEDバルブ化

古いスクーターでもヘッドライト周りを見直すだけで印象は大きく変わる。白い光源が特徴的なLEDバルブ化は、バルブを交換するだけと、比較的手軽に挑戦できるメニューだ。

フェンダーレス化で身だしなみもぬかりなく!

BW’S125らしい丸目テールランプ。悪くはないが、現代のLEDカスタムと比べるとやや時代を感じる部分でもある。KOSO製LEDテールとアディオ製フェンダーレスキットを装着。リヤ周りが一気にシャープになり、カスタム度もアップした。

※この記事は月刊モトチャンプ2020年10月号を基に加筆修正を行っています

【モトチャンプ編集部】