お便り タイヤとタイヤチューブは多少サイズが違っても大丈夫?

投稿者:新潟県/へぎLOVEハンター

結論から言うと、サイズ違いのチューブでも装着できるケースはあるけれど、安全性を考えるならタイヤサイズに合ったチューブを選んでほしい。お便りは、CT125ハンターカブのオーナーさんが、オフロードタイヤを履かせて遊び場を広げたいと考えているそうですが、その際にチューブをどうすればいいのか疑問に思って投稿してくれました。これはカブ乗りの筆者も気になるところ。そこで、ハンターカブやクロスカブの純正装着タイヤを手掛けるIRC(井上ゴム工業)に問い合わせてみました。
まずは、ハンターカブ純正サイズの80/90-17を例に説明してもらいます。このサイズに使われるチューブは、80/90-17・2.50-17・70/100-17の兼用品。そのため、このチューブのまま1サイズ大きい2.75-17のオフロードタイヤを装着することは可能とのことでした。
ただし、ここで注意点があります。タイヤだけが大きくなると、内側のチューブは通常より大きく膨らまなくてはなりません。そのぶんゴムが伸びて薄くなるため、ジャストサイズのチューブよりパンクしやすくなるというデメリットが生じるそうです。
では逆に、1サイズ大きいチューブを使うのはどうなのでしょう?こちらも装着自体は可能ですが、今度はチューブが余ることで、タイヤ交換時にリムとビードの間へチューブを噛み込みやすくなったり、タイヤ内部でチューブがよれたり、チューブを傷付けたりする原因になるそう。

つまり、どちらも装着できる場合はありますが、それぞれリスクがあります。「入るから大丈夫」と考えてしまいがちですが、IRCでも「タイヤサイズとジャストフィットのチューブを装着していただいた方が安全です」との回答でした(まあそうですよね)。オフロードタイヤやサイズを変えてみる手法は、走れる場所や遊び方を広げてくれる楽しいカスタムですよね。だからこそ、タイヤだけでなくチューブまで含めて適正サイズを選びたいところ。「装着できる」と「おすすめ」は別の話。タイヤ交換の際は、チューブもタイヤサイズに合ったものを選ぶのが、安全に長く乗るための近道ですよ。

まとめ

●装着はできるが、ジャストサイズが安心!

※この記事は月刊モトチャンプ2021年3月号を基に加筆修正を行っています

【モトチャンプ編集部】