Ferrari Challenge Trofeo Pirelli Japan

セーフティカー先導で始まったレース

台風の影響で豪雨の中に並ぶ296チャレンジ。
台風の影響で豪雨の中に並ぶ296チャレンジ。

6月27日、2026年シーズンのフェラーリ・チャレンジ・ジャパンのラウンド4レース1が富士スピードウェイで開催された。フェラーリ・チャレンジは全5ラウンド10戦で、1ラウンドにつき2レース制となる。マシンはGT3カテゴリー級の速さを持つ「296 チャレンジ」のワンメイクだ。レースはドライバーのスキルに併せてクラス分けて行われる。まずはプロ級ドライバー参戦クラスのトロフェオ・ピレリとエントリークラスのコッパ・シェルに分けられ、さらにそこからエキスパートとアマチュア(Am)の4クラスに分割される。

フェラーリ・チャレンジ・ジャパンはラウンド2以降、予選・決勝ともに2グループに別れて、トロフェオ・ピレリとトロフェオ・ピレリAmそしてコッパ・シェルの3クラスからなるグループAと、コッパ・シェルAmのグループBで構成される。

レースはまずはグループAから始まった。富士は世界にその名を轟かせるハイスピードサーキットだが、あいにく接近する台風の影響で今回のような豪雨となった場合、非常に危険なコースとなる。グループAの予選は大雨で中止されたため、スターティンググリッドは金曜日に行われたフリープラクティスのタイム順で決定されたが、セーフティカー先導で始まったレースは4周を経過したところで赤旗が出されてレース終了となった。

Yamatatsuが初総合優勝

初の総合優勝を飾ったYamatatsu。
初の総合優勝を飾ったYamatatsu。

トロフェオ・ピレリでは、シーズン途中にトロフェオ・ピレリAmからステップアップしたYamatatsuが初の総合優勝を飾った。クラス2位は前戦のラウンド3で2年ぶりに復帰したばかりの前澤友作で3レース連続の表彰台となった。現在ポイントランキングトップのMotohiko Isozakiはクラス4位。今シーズン4勝を挙げて、絶対的チャンピオン候補ながらマシントラブルのため2レースでリタイヤを喫した都筑晶裕は、フリープラクティスでまたもマシントラブルとなってクラス6位に終わった。

トロフェオ・ピレリAmはCold Maxが今シーズン2度目のクラス優勝を遂げた。コッパ・シェルからシーズン途中にステップアップして現在クラスランキングトップのKenbowが4位に終わったため、ポイント争いでのリードは少し縮まったものの、依然としてKenbowの大量リードは揺るがないだろう。

コッパ・シェルは、コッパ・シェルAmからシーズン途中にステップアップしたマレーシアのYi Hang Tanが今季4勝目を飾った。ポイントランキングで僅差の2位に位置するNaoryuはクラス予選5位となったため、チャンピオン争いで遅れをとった。

Jがポールトゥウィンで初優勝

ポールトゥウィンで嬉しい初優勝を飾ったJ。
ポールトゥウィンで嬉しい初優勝を飾ったJ。

グループBは16台が出走したコッパ・シェルAmのクラス単独レースとなる。大雨のため予選は中止され、スターティンググリッドはポイントランキング順となった。ポールポジションはJ、予選クラス2位はKento Inamiでフロントロウに並ぶ。依然として雨が降る中、序盤こそセーフティカー先導したものの、約15分を残してレースが開始された。レース開始直後の1コーナーこそフロントロウの2台が並び、その後もサイドバイサイドのバトルとなるがJはポジションを死守。その後、Jは後続を1秒以上速いラップタイムで逃げ切り、ポールトゥウィンで嬉しい初優勝を飾った。

レース2は同じく富士スピードウェイで6月28日13時35分からグループBが、15時35分からグループAが開催される予定だ。

PHOTO/フェラーリ・ジャパン

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