2670mmのホイールベースは従来型比で65mmのプラス。全長4410mmのコンパクトボディながら7名乗車が可能に

『C3エアクロス』は2019年の日本導入以来、コンパクトSUVならではの扱いやすさと、シトロエンらしい乗り心地と快適性、個性的なデザインを兼ね備えたモデルとして支持を集めた。ゆとりある車高がもたらす見晴らしの良さや、ライフスタイルに合わせて活用できる柔軟な後席レイアウトにより、普段使いはもちろん、週末のレジャーやライトアウトドアまで幅広く対応。カップルやペットオーナーをはじめ、アクティブなライフスタイルを楽しむ方々からも好評を得てきた。
このたび発売された新型『C3エアクロス ハイブリッド』は、その魅力を受け継ぎながら、前モデル比でホイールベースを65mm拡大し、現在国内で販売されているBセグメントSUVで唯一となる7人乗り・3列シートレイアウトを採用したのが特徴だ。ボディサイズは全長4410×全幅1790×全高1660mmで、ホイールベースは2670mm。

コンパクトSUVならではの取り回しの良さを維持しつつ、最大7名が乗車できる高い実用性を両立。柔軟なシートアレンジとシトロエンが誇る快適性により、日常の移動から週末のレジャー、家族でのロングドライブまで幅広いシーンに対応するファミリーSUVへと進化した。
さらに、シトロエン独自の“PHC(プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)”とアドバンストコンフォートシートを標準装備。路面からの衝撃を効果的に吸収するしなやかなサスペンションと、長距離移動でも疲れにくい快適なシートにより、シトロエンならではの上質な乗り心地を提供する。
欧州で2025年3月に発売が開始されたこのモデルは、その使いやすさ、実生活での満足度、直感的な操作性などが高く評価され、欧州全域での一般ユーザーによるオンライン投票と、32カ国の独立自動車ジャーナリストによる専門評価をもとに選出されるAUTOBESTの『Best Users’ Car of Europe 2026』を受賞している。

デザインは新世代シトロエンのデザイン言語を採用。力強いSUVらしさとフレンチブランドらしい個性を融合し、あらゆるシーンで存在感を放つ。
フロントマスクは、新世代ブランドロゴを配し、3つのセグメントに分割された特徴的なLEDヘッドライトを組み合わせることで、高い視認性とひと目でシトロエンと分かる印象的な表情を兼ね備えている。バンパー下部に備えた幅広のスキッドプレートと高い地上高により、SUVらしいダイナミックなフェイスを実現した。足元のボリュームが際立ち、筋肉質で頼もしいスタイリングを強くアピールする。
サイドは3列7シートに対応する広い室内空間を確保しながらも後方にかけてのバランスを緻密に設計し、伸びやかなシルエットを実現。そしてリヤは、水平基調のラインと立体的なデザインによってワイドと安定感を強調。フロント同様に3つのセグメントに分割されたLEDテールライトと新世代ブランドロゴを採用し、フロントからリヤまで一貫したデザインによって、ブランドのアイデンティティが巧みに表現された。
上級の“マックス”グレードには、17インチアロイホイール“ARAGONITE(アラゴナイト)”を採用。天然鉱物アラゴナイトの結晶構造から着想を得たデザインは、繊細さと力強さを兼ね備え、SUVらしい存在感を足もとから引き立てる。そして“プラス”グレードには、17インチスチールホイールと2トーンカラーのフルカバーホイールキャップ“SYLVATITE(シルバナイト)”を採用。シルバナイト鉱石をイメージし、シルバーにダークトーンを加えたメタリック処理により、立体感のあるスタイリッシュな足元を演出する。タイヤサイズは両グレードともに215/60R17だ。

3列7人乗りのキャビンは、シトロエンのBセグメントSUVで初めて。全長4410mmの扱いやすいボディサイズに、最大7名が乗車できるゆとりある室内空間を実現した。3列目シートは、必要に応じて展開・格納が可能。家族や仲間での移動はもちろん、子どもの友人を乗せた送迎、三世代ファミリーでの外出、週末のレジャーや旅行など、乗車人数や荷物の量に応じて柔軟に使い分けることができる。荷室容量は7名乗車時が約40L、6:4分割可倒式の2列目シート、5:5で分割可倒する3列目シートのシートバックをすべて倒した最大時は約1470Lとなる。

インテリアにはシトロエン独自の“C-Zen Lounge(シー ゼン ラウンジ)”コンセプトを採用。直線基調のダッシュボードデザインと柔らかな素材を組み合わせることで、高い視認性と居心地の良さを両立している。室内はリビングルームのように落ち着きのある空間を目指して設計されており、デジタルディスプレイや直感的に操作できるインターフェースにより、必要な情報へスムーズにアクセスでき、運転を快適にサポートする。センターディスプレイは10インチのタッチ式だ。
さらに、シトロエンブランドの拠点であるパリを象徴する情景をモチーフにしたグラフィックをリヤガラスにさりげなく施し、グローブボックスの内側には1919年以来のシトロエンの代表モデルがデザインされている。実用性や使いやすさを大切にしながらも、シトロエンらしい遊び心を随所に散りばめた、個性豊かな空間だ。

シートはシトロエン独自のAdvanced Comfort(アドバンスト コンフォート)思想に基づき、快適な乗り心地と座り心地が追求されている。1列目に加えて2列目にも身体をやさしく支えるアドバンストコンフォートシートを採用し、長距離移動でも疲れにくい快適な座り心地を提供。上級の“マックス”グレードでは、TEPレザーとライトグレーのファブリックを組み合わせ、明るく上質な室内空間を演出。一方、“プラス”グレードでは、ダークグレーのファブリックを採用し、インテリア全体に落ち着きと温かみのある雰囲気をもたらす。

パワートレインは、1.2L 直列3気筒ガソリンターボ(136ps/230Nm)に、6速DCTとモーター(20ps/51Nm)、リチウムイオンバッテリー(0.9kWh)を組み合わせるハイブリッドシステム。システム総合で145psを発揮するとともに、WLTCモードで19.6km/Lの燃費を実現している。駆動方式はFFだ。

●シトロエン公式サイト「C3エアクロス ハイブリッド」(https://www.citroen.jp/models/c3-aircross.html)