「MATSURI」をテーマにしたフォーミュラEのファンフェスティバル

東京ビッグサイトで開催される「2026 TDK Tokyo E-Prix」。今年のファンビレッジでは、日本らしい「MATSURI」をテーマにしたコンテンツに加え、フォーミュラEの多面的な魅力を体験できるさまざまな企画が用意されている。
レースを観戦するだけでなく、家族や友人同士はもちろん、一人でも終日楽しめる内容となっているのが特徴だ。フォーミュラEの車両やレースの世界だけでなく、ZEVをはじめとするGX関連技術にも触れられる、まさに“フォーミュラEのファンフェスティバル”と呼べる会場である。
モータースポーツファンだけでなく、フォーミュラEに初めて触れる人も参加しやすい構成となっている。
なお、7月25日の観戦チケットは完売だったが、26日のチケットは券種によっては販売しているものもあるので、フォーミュラE公式WEBサイトをチェックしてみよう。

東京E-Prixのコースを走るシミュレーターや、大人も乗れるEVカートも登場

レーシング体験コンテンツのひとつが、ゲーミングアリーナに設置されたレーシングシミュレーターだ。
実際の2026 TDK Tokyo E-Prixで使用されるコースを、バーチャル上で走行できる。普段は外から観戦する市街地コースを自ら運転することで、コーナーの連続やコース幅など、映像を見るだけでは分かりにくい東京コースの特徴を体感できる。
実際のドライバーが走るコースを自分の操作で攻略できるため、フォーミュラEに詳しいファンはもちろん、レースゲームに親しんでいる来場者も楽しめるコンテンツとなっている。

昨年も人気を集めたEVカート走行体験も、内容を拡充して登場した。
今年は子どもだけでなく、大人も乗車可能となった。電気モーターによる加速や走行感覚を身近に味わいながら、ドライバー気分を楽しめる。
エンジン音を伴わずに走るEVカートは、電動レーシングカーで競うフォーミュラEとの親和性も高い。子どもから大人まで同じコンテンツを体験できるため、家族連れでも立ち寄りやすい企画である。

音楽ライブやサイン会を楽しめるステージイベントも充実

ファンビレッジでは、レースや車両展示だけでなく、エンターテインメント企画も展開される。
7月25日には銀座たけ内、26日にはONE OR EIGHTが、それぞれメインステージを務める。メインステージの実施時間は18時30分から19時までを予定している。
このほか、スペシャルゲストによる「TOKYO GX ACTION」とのコラボステージも実施予定だ。大会に出場するドライバーによるサイン会なども予定されており、レース観戦とは異なる距離感でフォーミュラEを楽しめる。
ステージでは盆踊りなど、「MATSURI」というテーマを感じさせる企画も行われている。海外から訪れたファンにとっても、日本のイベント文化とフォーミュラEを同時に体験できる機会となっている。
現行GEN3 Evoと次世代GEN4を間近で見られる
車両展示も、今年のファンビレッジの大きな見どころだ。
ポルシェは、パートナーであるTDK、Henkelとともに「Porsche 99X Electric GEN3 Evo」を展示している。現行シーズンのフォーミュラEを戦うマシンを間近で確認でき、空力パーツやタイヤ、車体形状など、映像では分かりにくい細部まで見ることができる。

さらに、フォーミュラEの次世代レースカーであるGEN4も展示されている。現行世代のGEN3 Evoと、次世代を担うGEN4を同じ会場で見比べられる点は貴重だ。
車両そのものに加え、TDKをはじめとするパートナー企業がレースを支える先進技術についても確認できる。フォーミュラEが単なるレースイベントではなく、電動化やエネルギー、電子技術の実証・発信の場でもあることが分かる展示である。

暑いレース観戦の合間に立ち寄れる屋内会場、様々なブースがあって楽しい!

ファンビレッジは東京ビッグサイト内の屋内会場で開催されている。冷房の効いた空間に休憩スペースも用意され、夏のレース観戦の合間に立ち寄りやすい。
会場内にはフードを扱う店舗もあり、展示や体験コンテンツを巡りながら食事や休憩を取ることも可能だ。
今年の東京E-Prixはナイトレースとして開催されるため、日中から夕方にかけてファンビレッジを楽しみ、その後にスタンドへ移動してレースを観戦する過ごし方とも相性がよい。


「FORMULA E×TOKYO GX ACTION FAN VILLAGE」は、レーシングシミュレーターやEVカート、ステージ、車両展示を通じて、フォーミュラEをさまざまな角度から体験できる会場となっている。
レースファンにとっては、マシンやドライバーをより身近に感じられる場所であり、初めて訪れる人にとっては、電動モビリティやGX技術に触れる入り口でもある。
レース観戦だけで終わらせず、会場全体を楽しみたい来場者にとって、ファンビレッジは見逃せないエリアである。

