ストリートスペックの新基準!
ストリート最適解を追求したA PIT仕様
東京ベイエリアのカーライフ発信基地として知られる「A PITオートバックス東雲」。多彩なメーカーを扱う同店では、さまざまなブランドのパーツをテストし、それぞれのユーザーに合ったメニューを提案してきた。さらに近年では、HKSハイパーマックスSをベースとしたオリジナル車高調「GATEスペック」の開発にも力を入れており、好評を博している。
そんなA PITが製作したデモカーのNDロードスターは、街乗りからワインディング、そしてサーキットまで気持ち良く走れる、等身大のストリートスペック。フットワークを中心に走りの質感を高めることで、誰もが安心して安全にアクセルを踏み込める一台に仕立てた。
「NDはフロントにダブルウィッシュボーン、リヤにマルチリンクを採用していて、純正ダンパーもよくできています。ただ、50〜60km/hまでは快適なのですが、高速域になると接地感が薄れ、フワつきや落ち着きのなさが気になります」と、A PITの小野さん。
そこで「GATE APEC(ND#R#専用:26万1800円)」では、純正の乗り味の良さを尊重しつつ、スポーツ性や高速安定性を高めるべく減衰特性を最適化。木下みつひろ氏監修のもと、じっくりとセッティングを煮詰めることで、理想のフィーリングを実現した。スプリングレートはフロント4kg/mm、リヤ3kg/mmとなる。
この健脚に組み合わせるのがATSカーボンLSD。2WAY仕様ながら、チャタリング音や扱いづらさを抑えられるよう、カム角やイニシャルトルクを細かくセットアップ。強いトラクション性能と自然な操縦性を両立させている。

ホイールはレイズ・ボルクレーシングTE37ソニックSL(7J+24×16インチ)に、ポテンザRE-71RS(195/50)を組み合わせている。
今回試乗した菊地靖選手も、「ただ柔らかいのではなく、必要なストロークをしっかり確保している印象です。フロントの接地感が高く、リヤも安定していて怖さがない。コーナリング中もステアリングを修正する必要がほとんどなく、気持ち良く走れました」と、その性能を高く評価している。

そのほか、専用シートレールを開発し、通常では装着できないレカロの最新シート「RSS」ラージサイズをセット。体格の良いドライバーでも理想的なドライビングポジションを取れるようにするなど、A PITならではのこだわりを詰め込んだ。シート表皮は東レのウルトラスエードとメッシュ生地を組み合わせたカスタム仕様となる。


ダッシュボードやドア内張り、コンソール周りもホワイト×ダークグレーの表皮に張り替えられている。また、ソフトトップ内側のライナー部分は断熱生地に張り替え、夏場の快適性を高めている。こちらは4万4000円で施工可能なメニューだ。



プロテクションフィルム施工にも対応しているA PITオートバックス東雲。マジョーラカラーのラッピングシートを貼り込んだデモカーには、レッグモータースポーツのカーボンリップスポイラー&サイドステップを装着し、さりげなくスタイリッシュさを演出。テールランプもヴァレンティ製に交換されている。

ロードスター本来の素性の良さを尊重しつつ、さらなる安心感や楽しさをプラスする。そんなユーザー目線のチューニングが、このNDロードスターに凝縮されているのだ。
●取材協力:A PIT AUTOBACS SHINONOME 東京都江東区東雲2-7-20 TEL:03-3528-0357
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