GOKEN COOL BAG(ゴーケン・クールバッグ)……11万8000円(税込)

予約販売/購入希望者は公式WEBサイトを要確認

背部に超小型軽量コンプレッサーを搭載。
胴体部を冷却するベスト型。ベスト内部に張り巡らされたチューブ内は、エアコンに使用される冷媒と同様の圧縮ガスが循環。
バッテリー(別売り)は約2時間持続。交換式なので予備があれば継続して冷却OK。
ベスト内部に張り巡らされた黒いチューブ内には、常時20℃以下の圧縮ガスが循環して冷却。

愛知県で建設工事・土木工事全般を手掛ける「株式会社剛建築(GOKEN)」は、高温環境で働く作業者の安全と健康を守るため、日本初上陸の冷媒ウェアを販売。

写真は同社が展開する冷媒ウェアの最新モデル「Cool Bag(クールバッグ)」。日本国内の様々な作業現場はもちろん、アメリカ航空宇宙局(NASA)の「ケネディ宇宙センター」にも採用されたという、知る人ぞ知る超高性能クーリングアイテムだ。

クールバッグは通常の家庭用エアコンに用いられる技術を駆使。ベスト内部に冷媒となる樹脂製の専用チューブを張り巡らせ、従来のファン式作業服などでは実現が難しかった、直接的かつ効率的な体温低下を実現。

ベスト内部を巡るチューブ内は、エアコンに使用される冷媒と同様の圧縮ガスが循環。また首元まで冷却する新構造を採用。さらに外観やシルエットにもこだわり、ブラックを基調としたスタイリッシュなデザインに仕上げている。

エアコンのような冷却感を、屋外作業や炎天下でも体感できることを目指した最新型のクールバッグは従来モデルに比べ、

◎スタイリッシュなデザインと精悍なブラックカラー

現場でも普段使いでも合わせやすい、高級感のあるデザインに変更。

◎首元まで冷却感を感じやすい構造へ改良

従来モデルよりも、よりダイレクトに冷たさを体感しやすくなった。

◎フックポーチが取り付け可能な仕様に

バッテリー収納や小物管理がしやすくなり作業性が向上。

◎ベスト形状や着用感をブラッシュアップ

長時間使用時の快適性やフィット感など細部まで改良。

Cool Bag(クールバッグ)の主な仕様

定格電圧マキタの18Vバッテリー
(18V6.0Ah 型番BL1860B)
定格力60W
定格冷却能力200W
冷媒混合作業媒体/ノンフロン/オゾン破壊係数0
コンプレッサー高効率インバータコンプレッサー
稼働時間約2時間
重量冷却ホスト:2.0kg
ベスト:0.6kg
バッテリーパック:0.7kg
サイズS、M
※身長165cm~185cmの標準体型の方にはMサイズをおすすめ
カラーブラック
価格(税込)11万8,000円
その他・マキタ18Vバッテリーは別売り
・雨天時の使用は不可
・フルハーネスとの併用は不可
公式WEBサイトhttps://gocoolbag.base.shop/

Cool Bag(クールバッグ)の快適指数

バイク走行時(予測) ★★★★☆
信号待ち(予測) ★★★★★
冷房の効いた室内 ★★★★★
利便性 ★★★★☆
バイクとの相性 ★★★★☆

Cool Bag(クールバッグ)を頭から被るように着用。同品は胴体部分を冷やすベスト型。左に2箇所・右に2箇所、サイズ調整可能なバックルが装備されており、身体にもピッタリとフィットする。

重量は背部の冷却ホスト2.0kg、ベスト本体0.6kg、バッテリーパック0.7kgの合計3.3kg。数値的には背部の冷却ホスト2.0kgの負荷が大きいが、例えるなら2リットルのペットボトル1本を背負っているイメージ。

筆者的には「背中にフィットする薄型のリュックに、ちょっとした荷物を背負っている」という感じ。走ったり運動するのはややキツイが、歩く、また手足を動かす作業ならば問題なし。

ベスト内部に張り巡らされたチューブ内には、常時20℃以下の圧縮ガスが循環。黒いチューブを見てみると、空気中の水分が水滴になり、チューブ表面が濡れている。実際に手で触れてみると、冷蔵庫で冷やしておいたドリンクのように冷えている。

作動させたクールバッグは、着用した瞬間から冷え心地は抜群。水を注入する冷却ベストや、気化熱を利用して冷やすファン付きウェアなどに比べ、エアコンと同様のシステムを導入したクールバッグの冷却性能は驚くほど高い。文明の利器をフル活用したクールバッグのポテンシャルに対し、他のクーリングアイテムは相当分が悪いというか、太刀打ちできていない。そんなイメージだ。

筆者は2022年~2026年の真夏において、20種類以上のクーリングアイテムをテストしてきた。今回は展示会場内のみでの試着となったが、このクールバッグは酷暑でのバイク乗車時も、間違いなくベスト3位内にランキングされるであろうポテンシャルを秘めている。

バイクの使用でネックとなるのが、雨天の使用は不可な点。また冷却の持続時間は約2時間で、継続して使用するには0.7kgのバッテリーが必要なこと。

価格は税込11万8,000円(別途販売のバッテリーを含めると+α)と、個人で購入するにはかなり割高なイメージ。とはいえ筆者的に卓越したこの涼しさは、十分価格に見合ったものだと感じた。

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