CITOROEN C3 AIRCROSS
展示された車両のボディカラーは「ヴェールモンタナ」。他にシルバー系の「グリ マーキュリー」、深みのある赤が特徴の「ルージュ エリクシール」、純白の「ブラン バンキーズ」を用意している。

WR-V級サイズなのに7人乗り! ありそうでなかった絶妙なパッケージング

「写真で見るより大きい」でもなく、「思ったより小さい」でもない。発表会で新型シトロエンC3エアクロスを目の前にして感じたのは、「ちょうどいいサイズ感」という印象だった。

ボディサイズは全長4410mm、全幅1790mm、全高1660mm。数字だけを見るとイメージしにくいが、国産車でいえばホンダWR-Vやトヨタ・カローラクロスとほぼ同じクラスに収まる。街中でも扱いやすく、立体駐車場や狭い道でも過度に気を使わずに済みそうなサイズ感だ。

しかし、このクルマの本当の見どころは、そこではない。

このサイズで、3列シート・7人乗りを実現していること。

国産SUVを見渡しても、この全長4.4m前後のクラスでは5人乗りがほとんど。3列シートを求めるとなると、ミニバンやひと回り大きなSUVを選ぶことになる。つまり、新型C3エアクロスは「扱いやすいサイズ」と「いざという時に7人乗れる実用性」を両立した、かなり珍しい存在なのである。

もちろん、3列目は毎日大人が長距離移動するためのスペースというより、子どもを乗せたり、祖父母を迎えに行ったり、友人を駅まで送ったりと、「たまに使える」という価値が大きい。普段は荷室として使いながら、必要な時だけ乗車定員を増やせる。その自由度は、日本のカーライフにもよくマッチしていると感じた。

さらに新型C3エアクロスには、48Vマイルドハイブリッドを採用したハイブリッドモデルを設定。発進や低速域ではモーターがエンジンをアシストし、市街地ではスムーズで静かな走りにも期待が持てる。シトロエンらしいアドバンスドコンフォートシートや足まわりと組み合わせれば、長距離ドライブでも快適性は高そうだ。

最近は国産SUVも選択肢が充実しているが、「コンパクトなボディ」「輸入車らしい個性的なデザイン」「そして3列シート」という組み合わせは、探してみると意外なほど存在しない。

発表会で実車を見て、「このサイズなら普段使いもラクそう」「でも7人乗れる安心感もある」という印象はかなり強かった。大きすぎるSUVは必要ない。でも、家族や趣味に合わせて少し余裕が欲しい。そんな人にとって、新型C3エアクロスはなかなか面白い選択肢になりそうだ。

MAXグレードでは、Aピラーからルーフ、リアスポイラー、そしてCピラー上部まで繋がるツートンカラーに仕立てられている。モノトーンカラーよりモダンな雰囲気を楽しめる。
全長4410mm、ホイールベース2670mm、多少狭い道でもスイスイ走りやすい絶妙なサイズ感が魅力。

【CITOROEN C3 AIRCROSS】主要諸元

グレードPLUS HYBRID/MAX HYBRID
全長4410mm
全幅1790mm
全高1660mm
ホイールベース2670mm
車両重量1390kg
乗車定員7名
総排気量1199cc
エンジン最高出力100kW(136PS)/5500rpm
エンジン最大トルク230Nm/1750rpm
モーター最高出力15kW(20PS)/4264rpm
モーター最大トルク51Nm/750〜2499rpm
燃費消費率(WLTCモード)19.6km /L
車両本体価格399万9000円/435万円

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