RiO R34スカイラインGT-R
■最高出力420ps
■HKS ハイカム(IN256/EX256)
■TOMEI 1.2㎜メタルヘッドガスケット
■バルブシートカット
■R35用 インジェクターセット
■HKS フューエルポンプ
■Rio Special ECU
■HKS EVC6-IR 2.4
■HKS スーパーパワーフロー
■HKS スーパーターボマフラー
■レイマックス エキマニ
■SARD スポーツキャタライザー
■ARC 強化ラジエーター
■NISMO ウオーターポンプ
■NISMO 強化クラッチ
■HKS HIPERMAX IV(F12㎏/㎜R10㎏/㎜)
■ENDLESS ブレーキパッド MX72/ブレーキローター
■NISMO サイドスカート/リアアンダースポイラー
■ADVAN NEOVA AD08R(245/40R18)
走行距離が少ないからと安心するのは禁物だ
「R34が開発されたのは、日本の経済がよくなかった時期。バブル絶頂期に開発されたR32と比較して、細かいコストダウンが図られている箇所がじつは多かったりします」そう語るのは、GT-Rに精通するリオの大西正夫代表だ。
集大成モデルだからといって、すべてがレベルアップしているとはいいきれないとGT-Rのプロは見ている。たとえば、一見進化したかに見えるイグニションコイルとトランジスタの一体化も、プロの厳しい目にはコストダウンに映る。熱に耐えられず焼きつきを起こすなど故障が発生しやすく、要強化ポイントなのだ。
カム角センサーは、R32用やR33用は金属だった部分が、樹脂製になり耐久性がダウン。ハイキャスをコントロールするECUに問題が多いことも、時代的に「開発コスト削減が原因の可能性が高い」と大西代表は考えている。
車齢的にも、開発された時代背景的にも、長くつき合うには確実なメンテナンスが欠かせないのだ。ここで紹介するのは、数ある注意点のほんの一例。ほかの部分でも、異変を感じたら、一刻も早くプロの診断を受けたい。
なお、メンテのサイクルは、距離はもちろん経年数を意識。走行距離が短くても、各部の劣化は年々確実に進行している。
8万kmを超えたらインジェクターの漏れを疑う

インジェクターからの燃料漏れは、走行距離が延びるにしたがい発生する確率が高まる。R32と同じ2ピース構造で、アップデートされた様子はない。
燃料漏れは、早いと8万㎞あたりから発覚し、15万㎞を超えるほとんどの個体で見られるトラブルだ。とくに、2番と3番に起こりやすい。発見したら早々対処。強化品に換えることで耐久性が高められる。

【Check Point】タイミングベルト⇒交換時は調整部品も同時にリフレッシュ

タイミングベルトは消耗品。時期が来たら必ず交換するのが原則。とくに、ピストンヘッドにバルブの逃げを持たないRB26はバルブタイミングが狂うと、エンジンが大きく傷つく。
交換時期は10万㎞とされるが、大西代表は6万㎞を推奨する。ベルトの延びを調整するためのアイドラーベアリングやテンショナーベアリングはそのくらいで故障しがちで、R34はこれらが先にダメになることが多い。リフレッシュの際は、タイミングシステム一式を交換。
Part2 エンジンマウント・足まわり編

8月11日 12:10~配信予定
■リオ
広島県廿日市市栗栖452
TEL0829-78-0622
https://www.rio-hiroshima.com/

