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今日は何の日?

■インドネシア向けの小型MPVを世界初公開

2016年8月11日インドネシア国際オートショーで公開された三菱「XMコンセプト」

2016(平成28)年8月11日、三菱自動車はジャカルタで開催のインドネシア国際オートショー2016(GAIKINDO Indonesia International Auto Show 2016)に、SUVの力強さとMPVの多用途性を融合させた、スモールクロスオーバーMPV「XVコンセプト」を世界初披露した。このコンセプトカーは、翌2017年10月に「エクスパンダー」としてインドネシア市場でデビューを果たした。

インドネシア国際オートショー2016で公開されたXMコンセプト

2016年8月11日インドネシア国際オートショーで公開された三菱「XMコンセプト」

三菱がインドネシア市場を重視して現地生産・発売を前提に開発したスモールクロスオーバーMPV「XMコンセプト」が、2016年8月11日(木)からインドネシアで開催されたインドネシア国際オートショー2016で世界初公開された。

三菱「XMコンセプト」のリアビュー

XMコンセプトは、三菱が得意とするSUVの力強さとMPVの多用途性を融合させた、スモールサイズのクロスオーバーMPV である。XMは、Cross(X)-overMPVからXとMをとって名付けられた。

2016年8月11日インドネシア国際オートショーで公開された三菱「XMコンセプト」

インドネシアでは、家族が多く親せきや友人もまとめて乗るケースが多く、3列シートの7人乗りMPVが国民車的な人気となっている。また三菱は、「トライトン」や「パジェロスポーツ」のようなピックアップやオフローダーが人気で、壊れず高品質というブラン力が高く、その三菱のファミリーカーとしてのMPVに対する期待も大きいのだ。

2016年8月11日インドネシア国際オートショーで公開された三菱「XMコンセプト」のコクピット
2016年8月11日インドネシア国際オートショーで公開された三菱「XMコンセプト」のフロントシート

また本オートショーでは、その他にも「ミラージュ」、「パジェロスポーツ」、「トライトン」、「アウトランダースポーツ」、「デリカD:5」といった三菱がインドネシアで販売する人気モデルも同時に出品された。

XVコンセプトをエクスパンダーとして市場導入

2017年10月にインドネシアで発売された三菱「エクスパンダー」

XMコンセプトは、翌2017年8月のインドネシア国際オートショーで市販モデル「エクスパンダー」として公開され、10月3日からまずインドネシアで販売が始まった。8月の発表会から予約が始まり、わずか2ヶ月足らずで2.3万台を超える受注を得て好評を獲得した。生産は、ジャカルタの東方に位置する同年4月から操業を開始したブカシ工場で行われた。

三菱「エクスパンダー」のリアビュー

市販化されたクロスオーバーMPVのエクスパンダーのフロントマスクは、最近の三菱車の象徴であるデザインコンセプト“ダイナミックシールド” を採用。伸びやかでスポーティなボディに、安定感をアピールする大きく張り出した前後フェンダーや高めの地上高など、SUV らしさを上手く融合させていた。

三菱「エクスパンダー」のコクピット

インテリアについては、3列シートを最適に配置して乗員7名が余裕でくつろげる広々とした室内空間に加えて、多彩なシートアレンジが可能であり、さらに白と黒のハイコントラストなインテリアカラーやシルバーの加飾などで上質な室内空間が実現された。

三菱「エクスパンダー」の室内レイアウト

パワートレーンは、最高出力105ps/最大トルク14.4kgmの1.5L 直4 DOHC MIVECエンジンと5速MTおよび4速ATの組み合わせ、駆動方式はFFである。

SUV風のスタイリングと広い室内空間、装備の割にリーズナブルな価格のエクスパンダーは、インドネシアのMPV市場を席巻していたトヨタ「アバンザ」と熾烈なトップ争いをするヒットモデルになった。

さらにSUVテイストを強めたエクスパンダークロスも登場

2019年11月にデビューした、三菱・エクスパンダーの派生車「エクスパンダークロス」

2019年11月には、「エクスパンダー」をベースに、外観や足回りを変更することでSUVテイストをさらに強めた派生車「エクスパンダークロス」を、インドネシアを皮切りにその後アセアン諸国に展開した。

三菱「エクスパンダークロス」のリアビュー

外観については、SUV風バンパーと専用グリル、ホイールアーチなどに樹脂ガーニッシュ、ルーフレームなどを採用、インテリアのシートについてはグレードによってレザー調にするなど加飾が強められた。

三菱「エクスパンダー」のコクピット
三菱「エクスパンダー」の室内レイアウト

パワートレーンは、エクスパンダーと共通の1.5L 直4 DOHC MIVECと5速MTおよび4速ATの組み合わせ。サスペンションチューニングの変更や、最低地上高をクラス最高の225mm(標準エクスパンダーは、205mm)に設定、タイヤサイズ変更などでSUVらしい走破性や乗り心地が実現された。

エクスパンダークロスは、基本骨格や3列シートレイアウトはエクスパンダーと共通で、あくまでのダイナミックなスタイルと悪路の走破性を強めることで、エクスパンダーとの差別化を図ったのだ。エクスパンダークロスの追加によって、シリーズの販売は加速した。

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スタイリッシュなエクスパンダーを日本に導入してはという声もあるようだが、現在のところその計画はなさそうだ。日本では、スライドドアで天井が高く、乗降しやすいという特徴の実用的なミニバンがファミリーカーとして主流となっている。さらに悪路や未舗装が多いアセアン地域での使い勝手を重視して最低地上高を高く設定しているなど、こういった市場の要望差を考慮すると、日本で人気を得るのは難しいように思える。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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