2026年7月の普通自動車販売台数トップ10

以下のランキングは、日本自動車販売協会連合会が公表する「乗用車ブランド通称名別順位」をもとに作成した。
なお、ブランド通称名別の販売台数は、国産メーカーの同一車名を合算して集計している。たとえば「カローラ」にはカローラシリーズの各車種や一部教習車などが含まれる。また、軽自動車および海外ブランド車は集計対象外となっている。
| 順位 | メーカー・モデル | 販売台数 | 前月比 | 前年比 |
| 1位 | トヨタ・ヤリス | 13,679台 | 108.5% | 98.4% |
| 2位 | トヨタ・ライズ | 13,068台 | 107% | 183.2% |
| 3位 | トヨタ・シエンタ | 12,196台 | 104% | 131.3% |
| 4位 | トヨタ・カローラ | 11,158台 | 97.9% | 90.2% |
| 5位 | トヨタ・ルーミー | 10,260台 | 99.7% | 101.1% |
| 6位 | トヨタ・アルファード | 8,489台 | 99.6% | 103.4% |
| 7位 | トヨタ・ランドクルーザー | 8,061台 | 91.8% | 203.2% |
| 8位 | トヨタ・RAV4 | 7,536台 | 107.8% | 285.3% |
| 9位 | ホンダ・フリード | 7,063台 | 96.8% | 107.5% |
| 10位 | ホンダ・フィット | 6,815台 | 200.8% | 131.4% |
ヤリスが首位を維持、ライズとの差は611台
2026年7月の普通自動車販売台数で首位となったのは、トヨタ・ヤリスだ。販売台数は13,679台、前年比は98.4%となった。6月の12,607台から1,072台増加し、前月比は108.5%。前年同月にはわずかに届かなかったものの、6月に続いて月間首位を維持した。
2位にはトヨタ・ライズが入った。販売台数は13,068台、前月比は107%、前年比は183.2%だった。6月の12,208台から860台増加し、7月は1万3,000台を突破。首位のヤリスとの差は611台となった。また、前年同月比では83%以上増加しており、販売台数だけでなく前年同月からの伸びという点でも目立つ結果となっている。
3位にはトヨタ・シエンタがランクイン。販売台数は12,196台、前月比は104%、前年比は131.3%だった。6月の11,730台から466台増加し、7月は1万2,000台を超えた。前年同月比でも30%以上伸びている。
4位にはトヨタ・カローラが入った。販売台数は11,158台、前月比は97.9%、前年比は90.2%となった。6月の11,399台から241台減少し、前年同月も下回ったものの、7月も1万1,000台を超える販売台数を記録した。
5位にはトヨタ・ルーミーがランクイン。販売台数は10,260台、前月比は99.7%、前年比は101.1%だった。6月の10,291台から31台の減少にとどまり、ほぼ同水準で推移している。7月も1万台を超え、5位を維持した。
6位にはトヨタ・アルファードが入った。販売台数は8,489台、前月比は99.6%、前年比は103.4%となった。6月の8,519台から30台減少したものの、販売台数はほぼ同水準だった。6月は7位だったが、7月は6位へ順位を上げている。
7位にはトヨタ・ランドクルーザーがランクイン。販売台数は8,061台、前月比は91.8%、前年比は203.2%だった。6月の8,778台から717台減少し、順位は6位から7位へ後退した。一方、前年同月比では2倍を超えており、前月比と前年比では異なる動きとなっている。
8位にはトヨタ・RAV4が入った。販売台数は7,536台、前月比は107.8%、前年比は285.3%となった。6月の6,990台から546台増加し、順位は10位から8位へ上昇した。前年同月比では約2.9倍となり、今回のトップ10では最も高い伸び率を記録している。
9位にはホンダ・フリードがランクイン。販売台数は7,063台、前月比は96.8%、前年比は107.5%だった。6月の7,294台から231台減少し、順位は8位から9位へ後退した。ただし、前年同月は上回っており、7月も7,000台を超えている。
10位にはホンダ・フィットが入った。販売台数は6,815台、前月比は200.8%、前年比は131.4%となった。6月は3,394台で22位だったが、7月は3,421台増加し、販売台数は約2倍となった。順位も22位から10位へ大きく上昇している。
フィットは7月10日にマイナーモデルチェンジしたモデルが発売された。今回の改良ではタイプバリエーションを見直し、スポーティーなデザインと快適装備を備えた「Z」を設定したほか、「RS」の内外装や快適装備なども変更されている。
モデル切り替えのタイミングで販売台数も大きく伸びており、商品刷新への関心が販売を後押しした可能性もある。ただし、月間の販売台数には生産や納車、登録時期なども影響するため、7月の販売増のすべてをマイナーモデルチェンジによるものとみることはできない。
トヨタがトップ8を占め、SUV勢は前年同月比で大幅増
2026年7月のトップ10をメーカー別に見ると、トヨタが8車種、ホンダが2車種となった。
トヨタはヤリス、ライズ、シエンタ、カローラ、ルーミー、アルファード、ランドクルーザー、RAV4を送り込み、1位から8位までを占めている。
トヨタ8車種の販売台数を合計すると84,447台となり、トップ10合計98,325台の約85.9%を占めた。これは普通自動車市場全体におけるトヨタのシェアではなく、今回のトップ10に入った10車種の販売台数に占める割合である。
前年同月比では、SUV勢の伸びが目立った。RAV4は285.3%、ランドクルーザーは203.2%、ライズは183.2%となり、いずれも前年同月を大幅に上回っている。
そのほか、フィットは131.4%、シエンタは131.3%、フリードは107.5%、アルファードは103.4%、ルーミーは101.1%となり、前年同月を上回った。
対して、ヤリスは98.4%、カローラは90.2%となり、販売順位では上位に入りながら前年同月には届かなかった。また、6月9位だったヴェゼルは7月に6,567台で11位となり、トップ10圏外となった。
7月はトヨタ勢がランキング上位を占める一方、フィットがマイナーモデルチェンジのタイミングで10位へ浮上するなど、トップ10下位では順位変動も見られた。8月以降もトヨタ勢の優位が続くのか、各モデルの販売推移を見ていきたい。