角目カブが3万円! スクーターが1000円?この先どうするかまで考えちゃう
会場を歩いていて、筆者Sが惹かれたのが3万円の値札が付いた角目カブ。残念ながら写真は撮りそびれてしまったのだが、思わず「え、この値段で!?」と二度見した一台だ。
もちろん、古い車両だけに値札だけを見て即決というわけにはいかない。エンジンの状態や電装、消耗品、欠品パーツ、書類の有無など、確認したいところはいろいろある。でも、そこまで含めて「これをどう仕上げよう?」と考えたくなるのが、この手の出品車の魅力なんだよね。
そのままの雰囲気を残しながら少しずつ直すのもいいし、思い切ってカスタムベースにするのもアリ。昔乗っていた車種なら懐かしくなるだろうし、これまで興味がなかった車両でも、実物と値札を目の前にすると急に気になってくる。
完成された中古車を選ぶのとはちょっと違う。目の前の一台を見ながら“この先”まで妄想しちゃう。これがスワップミートでバイクを見る楽しさなんだよね。

欧米で人気を博し、1969年に日本でも販売されたリトルホンダPC50。エンジンは4ストOHV50ccだ。

バイクは積み込むのもひと苦労。そのため、荷台に積まれたまま販売されるパターン多し。商談が成立すると降ろされます。
スクーターにミニバイク、旧車まで。何が出るかはその日次第
もちろん、気になったのは角目カブだけじゃない。カブ系があったかと思えば、少し懐かしいスクーターやモンキー、ポケバイと、会場のあちこちに出品バイクが並んでいる(売れるまで荷台に乗せたままという場合が多いかな)。
状態も価格もジャンルもバラバラ。だから「今日はこの車種を探すぞ」と狙い打ちするより、何が出ているのかを楽しみながらブラブラ歩くほうが、このイベントには合っている気がする。
しかも毎回同じ車両が並ぶわけじゃない。次回もあるとは限らないし、逆にまったく予想していなかった車両がポンと現れるかも。この一期一会は、ネットで中古車を検索するのとはまた違うワクワク感だ。
そして出店者と直接話せるのもいいところ。
「これ、どんな状態?」
「書類ある?」
「気を付けたほうが良いポイントは?」
そんな会話をしているうちに、最初は何となく眺めていただけの一台が、だんだん自分のガレージに置いてある姿まで想像できてしまう。ここまで来たら危険信号です(笑)。

おそらくフキプランニング製のポケバイ。値札は3万5000円でした。

なかには1000円という衝撃プライスの車両も。同じ車両に乗っていたら部品取り車としてもいいかも。

製作途中かな?の旧モンキーの姿もありました。
古いバイクとの出会いは、ますます貴重になりそう
近年は古いバイクやクルマだけでなく、その車両を維持するために必要な純正部品や中古パーツまで価格が上がり気味。国内で人気が高まっていることに加えて、海外のブローカーが日本の古い車両やパーツを探し、海外へ流れていくケースもあるからだ。だからといって、何でも「今のうちに買わなきゃ!」という話ではない。
ただ、昔から欲しかった車種や、ちょうど探していたカスタムベースに出会って、状態と価格にも納得できるなら、「また今度」と見送る前に一度しっかり考えてみても良いかもしれない。
古いバイクは、同じ車種でも一台ごとに状態も違えば、歩んできた時間も違う。同じ個体に再会できる保証はない。「とりあえず買っちゃう それが基本♪」なんて歌詞もあるくらいだ。ときには勢いも必要なのだ。

ヤマハ・シグナスXは年式問わず人気。社外製パーツも多いから補修やカスタムもしやすい。左から初代と二代目シグナスX。
1999年から続く“大人のフリーマーケット”



エクスチェンジマートは1999年から続くモーター系スワップミート。「趣味人の為の新しい野外マーケット」をコンセプトに、旧ピクニックランド、大磯ロングビーチ、高田橋、あゆみ橋など会場を移しながら開催され、2026年7月からは宮ヶ瀬を新たな舞台としている。
現在は約3500名の会員の中から事前予約で約120〜140店が出店。車両の脇に商品を広げるスタイルで、出店者と来場者の距離が近いアットホームな空気も魅力だ。宮ヶ瀬といえば、バイク乗りにはおなじみのツーリングエリア。走りに来たついでに「今日は何が出てるかな?」とのぞいてみるのも良い。
気になるモノが突然現れたときのために、現金を少し多めに持っていくのをおすすめします(笑)
エクスチェンジマート 次回開催は9月20日(日)

開催日:2026年9月20日(日) ※延期予備日:9月27日(日)
会場:宮ヶ瀬・南山グラウンド
開催時間:6:00〜12:00
入場料:500円
※開催可否や最新情報は公式サイト・公式SNSを要チェック。
【モトチャンプ編集部】
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