FL5の優秀な足を捨てるのはもったいない!

電制機能を活かした20mmローダウン術

サーキット走行を想定して磨き上げられたFL5は、走行モードの切り替えによってダンパーの特性が変化する。コンフォートでは減衰力を低めに設定し、スポーツや+Rに切り替えると足まわりが引き締まる仕組みだ。この電子制御機能を捨ててまで社外の足まわりに交換するのは、快適性や純正ならではの機能を手放す選択にもなってしまう。

そこでホンダツインカムが提案するのが、ローダウンスプリングという選択肢だ。純正ダンパーを活かしながらローフォルムを実現し、ロールを抑えることで、走りの気持ちよさも高める狙いがある。

「純正ダンパーは街乗りからサーキットまで、すべてをカバーできる性能を持っています。そのため、少しローダウンしたいけれど、ダンパーの機能は損ないたくないというニーズが高まっていますね」と話すのは、ホンダツインカムの岡田さん。

そこで新たに開発されたのが、FEEL’Sオリジナルのローダウンスプリングだ。形状は純正に準じた樽型で、フロントは左右対称巻きとするだけでなく、純正同様の偏心設計も採用。これにより、純正ダンパーの動きを損なうことなく、コンフォートからスポーツ、+Rへと切り替えた際のセッティングの変化も、しっかりと体感できるようにしている。

一方、リヤスプリングは上部の巻きを狭くすることで、初期入力をしっかりと受け止めるしなやかさを追求。さらに、純正よりも線径を太くすることで、跳ねにくくマイルドな乗り味を実現している。「4人乗りのリヤシートも快適に」をコンセプトに掲げているため、ファミリーカーとして使う場合でも満足できる仕上がりだ。

ローダウン量は約20mm。極端に車高を下げるのではなく、日常での使い勝手を損なわない範囲でスタイルを引き締めている点もポイントとなる。FEEL’Sダウンサスの価格は6万500円で、取り付け工賃も6万500円。アライメント調整は3万8500円となる。定期的にお得なキャンペーンも開催されているという。

「FL5はいきなり車高調に交換してしまうのはもったいないと考えています。ただ、車高を下げたいというニーズも確かにあるので、その両方を満たせるローダウンスプリングを開発しました。また、純正は19インチタイヤですが、18インチにインチダウンするセッティングもオススメですよ」と岡田さん。

純正の電子制御ダンパーを活かしたまま約20mmローダウンし、好みに応じて18インチ化を組み合わせる。現代のスポーツカーとして進化したFL5の資質を楽しみ尽くしながら、自分好みのスタイルと走りへと仕立てていく。そんなチューニングを提案できるのも、ホンダ車を知り尽くしたスペシャリストならではのこだわりといえるだろう。

●取材協力:ホンダツインカム杉並店 東京都杉並区成田西2-21-18 TEL:03-5347-7001

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