そこ空いてた! カブのひざ間に12L
リヤキャリアにボックスを載せれば、カブの積載力はいくらでも増やせる。でも財布やグローブ、飲み物など、休憩のたびに使うモノまで後ろに入れてしまうと、いちいち降りて取り出すのがちょっと面倒。
そこで目を付けたのが、シートとハンドルの間にあるセンタースペースだ。

バッグが収まるとこのとおり。クロスカブらしさを残しつつ、今まで何もなかった場所が収納スペースに変身する。
容量は12L。本体サイズは290(H)×260(W)×270(D)mmなので、小物専用というほど小さくもない。

実際に荷物を並べた写真を見ると、ボトルやタオル、ネット、モバイルバッテリーほか小物類をまとめて収められるサイズ感。バッグ内部にはボトルホルダーも用意されている。
「ちょっとそこまで」ならこのバッグだけ、ツーリングならトップケースと使い分ける。よく使うモノを目の前へ持ってこられるのは、思っている以上に便利そうだ。
しかも防滴インナーポーチを標準装備。

突然の雨でも中身を守りやすいのはありがたい。内側に防滴インナーポーチを入れる構成となっている。
天面にはポケットも備えるので、すぐ取り出したい小物はこちらへ。さらに面ファスナーのスペースがあり、ワッペンなどで自分好みに遊べる。

カブでカスタムの楽しさを知ったという人も多いはず。バッグまで自分色にできるのは、ちょっとうれしいかも。
収納バッグなのに、ひざまで受け止めてくれる!?
そしてモトチャンプ的に「おっ!」と思ったのが、バッグ左右のこの部分。

側面にはニーパッドを装備している。
カブ系はまたぎやすい車体構成ゆえ、一般的なスポーツバイクのように燃料タンクをひざで挟むことはできない。でもセンターにこのバッグが入ることで、ひざを側面へ添えたり、軽く挟んだりしやすくなる。
もちろん硬い燃料タンクを挟むのとは感触が違うし、これ自体がニーグリップ用品というわけではない。でも、下半身の内側に“当てる場所”があるのとないのとでは大違いだ。

CT125ハンターカブに装着しても収まりは自然。容量が12Lあるのに、大きく飛び出した印象にならないのもグッド。
キャリアなしで付く! スーパーカブ派にもチャンスあり
取り付けにはホールドベルトと、タナックスオリジナルのYKK製「PFバックル」を採用。

バックルをカチャッと留める方式なので、着脱もシンプル。ハンターカブCT125とクロスカブ110/50なら、センターキャリアを追加せず装着できる。

適合車種は、ハンターカブCT125が全年式。クロスカブ110/50も全年式だ。
そして「これ、スーパーカブにも付けたいんだけど?」という人にもちゃんと道は残されている。

スーパーカブ110/50は、センターキャリアを装着すれば使用可能。
つまりハンターカブ/クロスカブならバッグ単体で狙えて、スーパーカブもセンターキャリアとの組み合わせで仲間入りできるというわけだ。
カブのひざ間って、これまでは「何もないのが普通」の場所だった。でも、そこに12Lもの収納が入るとなると話は別。
サッと手が届く場所に荷物を置けて、防滴インナーも付いて、ボトルも収まり、なんならひざまで添えやすい。
「そこ、使えたのか!」
そんなカブ乗りの盲点をうまく突いた、新しい収納スタイルになりそうだ。
タナックス センタースペースバッグ CT/CC
品番:MFK-5001
価格:1万4300円(税込)
容量:12L
本体サイズ:290(H)×260(W)×270(D)mm
本体重量:1.0kg
材質:1680Dポリエステル
内容:本体×1、防滴インナー×1、取扱説明書×1
適合:
ハンターカブCT125:全年式 2020年〜
クロスカブ110/50:全年式 2013年〜
スーパーカブ110/50:センターキャリア装着車のみ
【モトチャンプ編集部】
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