74.7kWhバッテリーにより一充電航続距離は最大約483km以上を実現

「ソルテラ」「トレイルシーカー」に続くSUBARUグローバルバッテリーEVラインナップの第3弾となる新型「アンチャーテッド」は、コンパクトなサイズながら、BEVならではの走行性能と、使い勝手や取り回しの良さといった実用性を兼ね備えた、多様なユーザーのライフスタイルに応えるSUVとして誕生した。
「アンチャーテッド(UNCHARTED)」という車名は、「地図に載っていない、未知の」を意味し、行ったことのない場所へも気軽に出かけ、自分の世界を広げてほしいという想いが込められている。

エクステリアデザインは、クリーンでシームレスなフロントフェイス、ハイコントラストで凝縮された塊感のあるボディによって、先進性やスポーティさ、さらにアクティブでタフなイメージを表現。既存のソルテラに対して全長を約170mm短くすることで、取り回しのよいボディサイズとしながらも、十分な荷室容量を確保した。
インテリアデザインは、インパネまわりの造形をすっきりとした横基調とし、開放的で居心地のよい空間を創出。アンチャーテッド専用のオレンジ色の加飾が施されているのも特色だ。

搭載されるモーターはFWDモデルで221馬力、AWDモデルで338馬力(いずれも開発時における試算値)を発揮。BEVならではのレスポンスよくトルクを発生させるモーター特性を活かした、リニアで伸びのある加速を演出する。また、スバルが培ってきた技術を活かしたサスペンションや電動パワーステアリングのセッティング、新たなAWD制御の採用により、ドライバーがより意のままに操ることができる走りを実現した。
リチウムイオンバッテリーの容量は74.7kWhで、FWDモデルでは約300マイル(約483km)以上(※)、AWDモデルでは約280マイル(約451km)以上(※)の航続距離を確保。また、急速充電の前にバッテリー本体の温度を調整するバッテリープレコンディショニングを採用し、バッテリーを充電に最適な温度とすることで、充電量10%から80%までの急速充電時間を約30分とした。さらに、ソルテラ改良モデルと新型トレイルシーカーに続き、充電ポートに北米充電規格(North American Charging Standard)が採用された。
※開発時における試算値