会場は毛呂山町の旧オートオークション会場。

2026年4月5日に埼玉県毛呂山町で「第1回ゆずの里 毛呂山町 昭和平成名車展示会」が開催された。このイベントは国産旧車からスーパーカーまで、2000年までに生産された車種が幅広く展示された。開催に漕ぎ着けることができたのは毛呂山町の町長である井上健次さんをはじめ、町の有志が旧車好きであることが大きい。旧車を通じて町おこしの一環になるよう企画され、埼玉県に本拠を構える日本旧軽車会が全面的にバックアップする形で実現したのだ。

開会式の模様。

当初は毛呂山総合公園を会場にする予定だったが、急遽場所を旧オートオークション会場に変更。そのため間違えてしまう観客も多かったようだが、毛呂山総合公園の入り口に主催者側の有志が立ち、会場の変更を伝えてくれていた。万全の体制を敷いての開催だったわけだが、旧オートオークション会場への道は渋滞が起こるほどに混み合うことになった。当日集まったのは190台ほどの展示車両なのだが、見学者が同数かそれ以上の車両で駆けつけたためだ。

毛呂山町の町長である井上健次さん(右)が熱弁。司会は日本旧軽車会会長の吉崎 勝さん(左)。

そのため主催者側では交通整理に明け暮れ、台数に限りがある駐車場への誘導にあたっていた。課題は残ったものの無事に第1回のイベントを開催できたことは一定の成果と言えるだろう。新たな旧車イベントということで、数多くのイベントを開催している日本旧軽車会が主催するのとは違う車種も散見され新鮮さも味わえた。今回は特にスーパーカーやアメリカ車が集まったこともあり、国産旧車ばかりのイベントとは一味違う内容となった。

トヨタスポーツ800が並ぶ一角。

入場無料だったこともあり、ひっきりなしに来場者が入れ替わる。相当な数の人が訪れたことは想像に難くないほどで、曇天だったものの今回のイベントへの期待や注目度が高かったことを物語る。埼玉県西部での旧車イベントが多くないことも関係しているのだろう。また4輪だけでなく2輪や3輪も参加可能だったため、バイクで訪れる人も少なくなかった。ツーリングがてらイベント見学を楽しむというスタイルはロケーション的にもピッタリだったといえそうだ。早くも来年の開催が待ち遠しくなるイベントの模様を、写真とともにお伝えしよう。

イタリアのスーパーカーが並ぶ様は圧巻。
アメリカ車も数多く集まった。
珍しいイギリス製ピックアップたち。
マッスルカーも見受けられた。
日本旧軽車会のイベントではお馴染みのコペン軍団。
ハコスカやチェリー、FTOなど70年代の国産旧車が並ぶ。
スバル1300やff-1などがレアなクルマが集まる一角。
マツダK360やダイハツ・ミゼットなど360cc時代の軽自動車たち。
セルボとフロンテクーペ、さらにはキャリィとスズキ車が並ぶ。
カローラ店80’sというクラブにはフルノーマル車ばかりが揃う。
マークⅡと鉄仮面という珍しい組み合わせ。
左のクラウンのようにネオクラ世代の参加も多かった。