ブランド名は柔道の「一本!」から
IPONEは1985年に南フランスのカブリエ(エクス=アン=プロヴァンス)で創業。以来40年にわたってバイク用オイルメーカーとして、そのクラフトマンシップによる高いクオリティでフランス市場をリードしてきた。

その変わったブランド名の由来は「勝利」と「強い意志」が想起される柔道の「一本(イッポン)」からであり、柔道が盛んなフランスらしくもある。

そんなIPONEブランドがそのブランド名の由来であり日本市場に参入することになった。
日本語由来製品名とマンガ風パッケージ
製品ラインナップは5段階のレンジが用意されており、柔道の帯の色をモチーフとしたイメージカラーで分けられている。

さらに、製品名でも日本リスペクトしており、トップグレードの化学合成油「レーシング」には「SHOGUN(ショーグン)」、ハイパフォーマンスの化学合成「スポーツ」には「KATANA(カタナ)」「SAMOURA(サムライ)」といったネーミングになっているほか、パッケージにはマンガ調ビジュアルスタイルを採用。マンガカルチャーが盛んなフランスならではの演出だ。
コストパフォーマンスに優れた部分合成油やエントリーモデルの鉱物油はこうした製品名になっておらず、上位グレードのみ。由来の一例として、「SHOGUN」=将軍は日本の軍を統べる最高位指揮官である、卓越した戦略眼と強さ、統率力、精密さの象徴。そのパフォーマンス精神を注ぎ込んだオイルとのことだ。

一方で、2ストロークオイルのパッケージには目盛りが刻まれており、ガソリンと混合する際の分量が計りやすくなっており、ツーリング先での給油で計量用の容器が無くても困らない。これはIPONEが全てのライダーの視点にあり、整備だけではなく”走る人”のためのブランドだからこその気遣いである。

ライブドローイング&トークショー
ローンチイベントの会場は製品だけではなくカスタムバイクやブラウン管TVでストリートバイクカルチャーのイメージで演出されていた。

マンガパッケージを採用していることから、ウォールマンガアーティストのSHIN UCHIDA氏を招きライブドローイングも行なわれており、最後にダルマの目を入れるようにIPONEロゴの日の丸ステッカーを貼って完成させた。

また、桐島ローランド氏をゲストに迎え、トークショーも実施された。IPONEブランドが掲げる「偏愛ライダー」やストリートカルチャーや、コーヒーへのこだわりを語った。

桐嶋ローランド氏は神奈川県の葉山でカフェ「Felicity」を営んでおり、最近はコーヒーの自家焙煎のために本格的な焙煎マシンを導入。試行錯誤を重ね、こだわりの一杯を提供できるようになったと言う。バイクもコーヒーも強い拘りを持つ桐嶋ローランド氏は、IPONE曰くの「偏愛ライダー」と言えるだろう。

メンテナンスに留まらないバイクカルチャーを応援
IPONEはモータースポーツで活躍する一方、バイクに限らず強いこだわりを持ったライダー「偏愛ライダー」を応援している。オイルやメンテナンスだけでなく、バイクを取り巻く様々なカルチャーで「走る喜びの最大化」し、ライディング文化のさらなる活性化を目指しているという。

今後オイル以外の製品・グッズや、イベントなどの展開も期待される。日本ではまだほぼ無名のオイルブランドではあるが、これからの展開に期待したい。
ギャラリー

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日本をリスペクトする「IPONE(イポン)」 ブランドストーリー!ライダーの「偏愛」に寄り添うトータルサポートの実現 | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム

