HKS FL550Rの2025-2026シーズンを振り返る
3度のチャレンジで段階的にチューニング
2025.12.18 REVSPEED 筑波スーパーバトル ベストタイム 59.018

この時点では純正タービンのブーストアップ仕様。大幅な軽量化とロールケージなど安全装備の追加を除けば、ほぼ市販パーツで構成されている。メタルキャタライザーはこの時点では試作品だが、後に市販化されたもの。
エアロパーツも市販品のHKS BODY KIT TYPE-S(フロントスポイラー/サイドスカート/リアアンダースポイラー/ダックテールスポイラー)のみ使用しており、リアウイングは純正品。
【おもな仕様】
■車両重量 1218kg
■ノーマルエンジン ■ノーマルタービン
■最高出力400ps ■最大トルク 66.6kg-m ■最大ブースト2.0kg/㎠
■HKS リーガマックススポーツマフラー/試作フロントパイプ/HKS メタルキャタライザー
■HKS MASTERY ECU/パワーエディターR
■HKSオイルクーラー/インタークーラー
■HKS HIPERMAX SPL(F 18kg/㎜ R 22㎏/㎜)
■強化スタビライザー(F&R)
■ENDLESS ブレーキパッド(F CC-Rg R CC38)
■BRIDE XERO RS PLUS
■ADVAN Racing GT BEYOND-R(18×10.0J inset40)
■ADVAN A050 A1(265/35R18)
■HKSボディキット タイプS(フロントスポイラー/サイドスカート/リアアンダー/ダックテール/フェンダーモール)
2026.2.14 Attack筑波2026 ベストタイム 58.271

FL550Rは東京オートサロンを機にフェーズ2へと進化。伝統のHKSカラーも纏い、アンダーパネルや強化ブレーキキャリパーなどの領域にも手を加えた。また、タービンは市販パーツのHKS GT4845に変更。およそ60psの出力向上を果たしている。
2月13日のAttack 前日走行会では57秒999を叩き出し、史上初のFL5 筑波57秒台に突入。結果的に今シーズンベストタイムとなった。翌日の本番は路面などの条件に恵まれない中で、58秒271をマークした。
【おもな変更点】
■タービン(ノーマル→HKS GT4845)
■ECU(MASTERY ECU PHASE2改→MASTERY ECU PHASE3改)
■タイヤ(ADVAN A050 A1 F&R 265/35R18→295/30R18)
■ブレーキキャリパー(ブレンボ→ENDLESS F MONO6 SPORTS TA/R システムインチアップキット)
■エアロパーツ (フロントアンダーパネル/リアウイング装着)
2026.4.3 再チャレンジ ベストタイム 58.500
不完全燃焼に終わったAttack筑波のリベンジとして、追加で走行を実施。3月末の予定が天候の影響で4月までずれ込み、気温や路面などの条件が整わずタイムアップとはならなかった。
また、その際にリアタイヤを265/35R18に固定したうえで、フロントタイヤをA050 G/Sの265/35R18と295/30R18のサイズ違い2種類で比較テストを実施。295/30R18が1周あたり0.2秒のアドバンテージを受けられることが判明した。
【おもな変更点】
■タイヤサイズ(F&R 295/30R18→F 295/30R18 R 265/35R18)
■インテーク(HKS コールドエアインテーク 試作品を装着)
■ECU(パワーエディター R/追加インジェクタードライバー装着)
2026-2027シーズンはさらにパワーアップ!?

そんなFL550Rはタイムアタックシーズンを終えて、整備と評価が行われている。来シーズンもタイムアタックへの挑戦を予定しており、さらなるチューニング構想もある。
タービンは今シーズン装着し、現在市販されているキットにも採用されたGT4845からのサイズアップも検討中。今後さまざまなタービンでの可能性を模索していく。
また、今年のフィードバックからエンジンや車体の電子制御を研究中。サーキット走行時の介入条件を把握し適切なセッティングを施すことで、ドライバビリティ向上によるタイムアップも目指している。
2026-2027シーズンは、HKS FL550Rのさらなる挑戦に注目だ。
■エッチ・ケー・エス TEL0544-29-1235 https://www.hks-power.co.jp/
