実用性ピカイチのPCXカスタムはどうイジる!?

PCXと言えば、優れた燃費性やニュートラルな走行性能から通勤・通学のスター的存在だ。同型エンジンを搭載するリード125よりもスタイリッシュな外観は若者にも受け、ゆったりと足を投げ出せるポイションも相まってロングランもばっちり! そんなPCXだけにカスタムシーンでは二極化している傾向も。

PCXの排気量アップ版として登場した150モデルは2021年にモデルチェンジされてPCX160に進化。リヤもディスクブレーキ化されたり、トラコンを採用するなどアップデートされている。

自身のステージに合わせた軽めの駆動チューンにロングスクリーン、ナックルガード、クールメッシュシートなどで実用性を求めた「ユーティリティ至上主義」、もう一つは往年のビッグスクーター改の手法を受け継ぐ「ドレスアップ絶対主義」だ。今回紹介する車両はもちろん後者であり、大人な雰囲気の中にヤンチャさが見え隠れするスタイリングを獲得。

統一感のとれたオールペン!

エムデザイン製の前後カウルやワンオフサイドカウルで強面なボディは、キャンディブラウンのラップ塗装でオールペン! ホイールやラジエターカバー、駆動カバーなども同系色でまとめたワントーンで仕上げることでまとまりのあるカラーバランスに。オーナーはトラックの運転手をしており、仕事柄馴染みのある長野商事(埼玉県)でペイントしてもらったそう。メッキ部分を極力なくすことで落ち着いた雰囲気に仕上げている。

パワーユニットは手を加えておらず、プーリーを変えている程度だが、150クラスなので日常で不便を感じることはないだろう。

エンジンハンガーはワンオフして200㎜のロンホイ仕様とし、フロントフォークは約70㎜ショート加工。リヤにはカムストック製マジェスティ250用サスペンションを組んでバランスよくローダウンさせている。

オーナーは関東を中心に活動するPCXチーム『High-end』のメンバー。他にもPCXを所持している生粋のPCXマニアだ。写真は450㎜ロングのマシンと撮影画像。

夜間もアピれる電飾カスタムも!

灯火類はレンズをスモークに変更。さらにフォグランプや7発のマーカーランプを追加し、カウル裏にLEDテープを忍ばせている。オールペンやロー&ロング、電飾カスタムなどは往年のビッグスクカスタムでも鉄板だが、当時ゴリゴリにイジられたビッグスクを乗り回していたオーナーが、時を経てPCXを題材にした芸術作品だ。

カスタムの宝庫!ディテールCHECK!

セムスピード製セパレートハンドルはプルバック気味にセット。これに高さを抑えたナポレオンのリゼットミラーを装着。U-KANAYA製GPタイプレバーも黒をチョイス。
カウルの各部に計7個のマーカーランプをビルトイン!これはフラッシャーにもなり、LEDテープと合わせて電飾ドレスアップもばっちりなのだ。
ウイルズウィン製アトミックツインマフラーは耐熱ブラック塗装して車体に馴染ませている。
マフラーの逆サイドにもウイルズウィン製エアクリーナーとキャッチタンクを備えて迫力のリヤビューを実現。
ノイワットダン製カスタムシートは30㎜ダウン設計。座面のタックロールデザインも見どころだ。
シート裏側も塗装されていて手抜きなし!物の出し入れなどでトランクを開けた時もしっかりアピールできる。

撮影したのはこのEVENT!

ナップス横浜店好例のイベントで撮影。シグナスX/グリファスをはじめ、PCXやNMAX、80~90年代のレトロマシン、250オーバーのビッグスクーターなど様々な車両が集結した。また、多数のブースも出展されて会場は夜9時まで大賑わい!【ブース出展】KN企画、パーティアップ、ビータス、JOSHO1、モチュール、ガルーダ、Rスピード、パワーワンストップ、虹色屋Veaton、Apollonウインドジャマーズ、マロッシ、アルバーニ(軽食店)※順不同 ■日時:2026年7月4日(日) ■会場:神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1009