ホンダ・フリードに追加モデルの噂

ホンダの人気コンパクトミニバン「フリード」に、早くも商品改良の情報が入ってきた。今回の注目は、先代にも設定されていた「BLACK STYLE」の復活だ。さらに「AIR EX」には、新たに2列シートの5人乗り仕様が追加される可能性も浮上している。

ホンダ フリード

現行フリードは2024年6月に発売された3代目。シンプルでクリーンな「AIR」と、SUVテイストを強めた「CROSSTAR(クロスター)」というふたつのキャラクターを設定し、パワートレインには1.5L直列4気筒ガソリンエンジンと2モーター式ハイブリッド「e:HEV」を用意している。

ホンダの定番人気グレード「BLACK STYLE」設定か

入手した情報によると、今後の商品改良に合わせ、「AIR」をベースとする「フリード BLACK STYLE」と、「CROSSTAR」をベースとする「フリードクロスター BLACK STYLE」が設定される可能性がある。

ホンダ フリード 次期型 予想CG

BLACK STYLEはフリードにとって初めての名称ではない。先代モデルでは2022年と2023年に特別仕様車として設定され、ブラッククロームメッキのフロントグリルやブラックのアルミホイール、ドアミラーなどを採用。通常モデルとは異なる精悍なスタイルを特徴としていた。

ホンダ フリードハイブロッドG BLACK STYLE(先代/2022年)
ホンダ フリードクロスター BLACK STYLE(先代/2023年)

現行型でも同様の手法が採用されるなら、特にクロスターとの組み合わせは注目だ。もともとSUVテイストを強調したモデルだけに、ブラックパーツを加えることで、さらにタフなキャラクターへ変化することが期待できる。

ホンダ・フリード現行モデルの「BLACK STYLE」を大予想!

そこで今回、現行クロスターをベースに「BLACK STYLE」をイメージした予想CGを制作した。
基本的なスクエアフォルムを生かしながら、フロントにはブラックを基調とした大型ロアグリルを配置。その両端には縦方向に並ぶLEDランプを組み込み、ヘッドライトも薄型化した。ブラックのフロントグリルと一体感を持たせることで、標準クロスターよりも力強い表情としている。また、ブラックルーフやドアミラー、ホイール、フェンダーまわりを組み合わせることでSUVらしさも強調した。

ホンダ フリード 次期型 予想CG

もちろん、これはあくまで予想CGであり、今回の商品改良でフロントマスクそのものが大幅変更されるという情報はない。ただし現行クロスターには、ホンダアクセスからベルリナブラック×ブラッククロームメッキのフロントグリルやブラックの15インチアルミホイールも用意されている。ブラックを使ってSUV感を強める方向性は、現在の商品展開とも相性がいい。

「フリードエア」に2列シート5名乗車モデルの追加もある?

そしてBLACK STYLEと並んで注目したいのが、シートバリエーションの拡大である。
現在、AIR EXは3列シートの6人乗り/7人乗りが設定されているが、新たに2列シートの5人乗り仕様が追加される可能性がある。現行クロスターにはすでに5人乗りが設定されており、3列目シートを持たないことで広大な荷室スペースを確保している。

ホンダ フリードエア(3列シート/6名乗車)

AIR EXにも5人乗りが加われば、「ミニバンは欲しいが3列目までは必要ない」というユーザーにとって有力な選択肢になる。アウトドア用途だけでなく、大きな荷物を積む機会が多いユーザーにもメリットは大きい。

ホンダ フリードクロスター(2列シート/5名乗車)

一方、パワートレインについては大幅な変更はなさそうだ。現行型では1.5Lガソリンエンジンに加え、1.5Lガソリンエンジンと2基のモーターを組み合わせるe:HEVを設定している。2024年のフルモデルチェンジで投入されたばかりのため、今回の商品改良でも基本構成を維持するとみられる。

1.5L直列4気筒DOHC i-VTECエンジン
e:HEV 1.5L直列4気筒アトキンソンサイクルDOHC i-VTEC エンジン

Honda SENSINGやコネクテッド機能についても、現時点で大幅な変更を示す具体的な情報は入っていない。

ホンダ フリードクロスター

登場からまだ約2年の現行フリードだけに、今回の改良は大規模なフェイスリフトではなく、特別仕様車やグレード構成の拡充が中心となりそうだ。先代でも存在感を放った「BLACK STYLE」は現行フリードでも復活するのか。そしてAIR EXへの5人乗り追加は実現するのか。販売好調のフリードが、早くもラインアップ強化へ動き出す可能性が高まっている。

ホンダ フリードエア