小さなGAGがドゥカティに変身! 遊び心あふれるレプリカ仕様

スズキGAGといえば、小さな車体にフルカウルを組み合わせた独特のスタイルが魅力。その特徴を生かし、しるやんさんが作り上げたのがドゥカティをイメージしたレプリカ仕様だ。赤×白を基調としたカラーリングにDUCATIのロゴを組み合わせ、レーサーを思わせるグラフィックまで投入。遠目から眺めれば、確かにドゥカティが停まっているようにも見える。
ところが近づけば、そのサイズは紛れもなくGAG。大排気量スポーツを思わせるカラーリングと小さな車体のアンバランスさこそ、このマシン最大の面白さだ。単に派手にするのではなく、GAGがもともと持っているフルカウルスタイルをうまく利用しているからこそ、パロディでありながらまとまりのある仕上がりになっている。
全バラを基本に仕上げる! 驚くほど美しいコンディション
もうひとつ注目したいのが、車体のコンディションだ。2022年の取材時点ですでに登場から長い年月を経たモデルでありながら、外装から細部まで驚くほど美しい状態をキープしている。オーナーはかなりのこだわり派で、メンテナンスやカスタムを行う際には全バラを基本とし、丁寧に組み直しているという。
さらに樹脂パーツには靴墨を塗り、ツヤのある状態を維持。せっかくのカスタムも、各部が傷んでいては全体の完成度が下がってしまう。このGAGはカラーリングの面白さだけに頼らず、車体そのものを美しく保つことでレプリカとしての説得力を高めている。写真からも外装や足周りまで手入れが行き届いていることが分かり、“美しさもカスタムの一部”というオーナーの姿勢が伝わってくる。
モリワキ製チタンマフラーを加工して装着

目立つカスタムパーツとして投入されたのが、モリワキ製のチタンマフラーだ。使用したのはモンキー用で、GAGに合わせて加工して装着。モナカタイプのサイレンサーがリヤ周りに存在感を加えつつ、チタンならではの質感が車体のクオリティをさらに引き上げている。

そのままではエキゾーストパイプが干渉するため、アンダーカウルは大胆にカット。開口部からチタン製エキパイをチラリと見せる仕上げとしたことで、結果的にメカニカルなアクセントにもなった。奇抜なアイデアで笑わせるだけではなく、ベース車を丁寧に仕上げ、選ぶパーツにも妥協しない。遊び心と美しさの両方を追求したからこそ完成した、しるやんさん流のドゥカティレプリカなのだ。
撮影したのはこのEVENT!
「ENJOY 4MINI」
■開催日:2021年10月23日(土)
■開催地:鈴鹿ツインサーキット(三重県鈴鹿市)
Gクラフトが主催する4MINIのビッグイベント。有名パーツメーカーの出展に加え、ハードな4MINIカスタムが大挙する大人気イベントだ。
2026年は11月28日(土)に朝津味ファーマーズマーケット (三重県津市)で開催決定!
【モトチャンプ】