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PORSCHE TAYCAN

ポルシェ タイカンとは

日本にはスポーツサルーンと「クロスツーリスモ」の2種類のボディが導入されている(写真はタイカン 4S クロスツーリスモ)。
日本にはスポーツサルーンと「クロスツーリスモ」の2種類のボディが導入されている(写真はタイカン 4S クロスツーリスモ)。

「ポルシェ タイカン」は、2019年9月に発表されたポルシェ初の量産フル電動スポーツカーである。エンジンを搭載せず、床下に配置した高電圧バッテリーの電力でモーターを駆動する。4ドアのスポーツサルーンとして登場し、その後、2021年に後席や荷室の使い勝手を高めた “Cross Utility Vehicle (CUV) ” として「クロスツーリスモ」が加わった。

800Vのシステム電圧によって高出力での充電に対応するとともに、ケーブルの断面積を小さくすることで重量の削減にもつなげた。リヤアクスルには2速のトランスミッションを採用。発進時の力強い加速と、高速域での効率を両立させている。

2024年には大幅改良を実施し、リヤモーターやバッテリー、熱管理システムなどを見直して加速性能と航続距離、充電性能を向上させた。外観にも変更を加えるとともに、アダプティブエアサスペンションなどの標準装備を拡充した。2027年モデルでは、新しいインフォテインメントシステムや、8段変速の感覚を再現する「E-Shift」も導入している。

なお、クロスツーリスモ同様の積載性と、スポーツサルーンのオンロード性能の両方を望む層をターゲットとした「スポーツツーリスモ」も市場によっては販売されている。

ポルシェ タイカンの外観・内装

ポルシェ タイカンの外観は、低い車体と後方に向かって流れるようなルーフラインが特徴である。内装には複数のディスプレイを配置し、スポーツカーらしい運転環境とデジタル機能を組み合わせている。

外観:低く構えた4ドアボディ

外観の特徴は、低く幅広いフロントと張り出したフェンダー、後方へ傾斜するルーフラインである。絞り込まれたキャビンとリヤフェンダーのショルダー部がポルシェに共通する輪郭を形づくっている。2024年の改良では、フロントのエアインテークやヘッドライト周辺を変更。リヤのライトストリップには立体的なガラス調のポルシェロゴを採用し、発光する仕様も用意した。ヘッドライトには、ポルシェを象徴する4灯式デザインを取り入れている。

内装:曲面ディスプレイを採用

運転席正面には16.8インチの曲面ディスプレイを配置し、中央には10.9インチのディスプレイを備える。2027年モデルでは、表示や操作を担う「Porsche Digital Interaction」を刷新。カスタマイズ可能なウィジェットや、自然な言葉で操作できる音声機能などを導入した。内装の素材や配色にも選択肢があり、本革に加え、マイクロファイバー素材のRace-Texなどを使ったレザーフリーの仕様も設定されている。

ポルシェ タイカンのサイズ

ポルシェ タイカンのサイズは、全長約5m、全幅約2mである。低いルーフを持つスポーツサルーンと、後席や荷室の空間を広げたクロスツーリスモでは、使い勝手に違いがある。

ボディサイズ:約5mの低い車体

ポルシェ タイカンのボディサイズは全長4965mm、全幅1965mm、全高1380mm、ホイールベースは2900mmが基本。ハイパフォーマンス仕様のターボGTは全長4970mm、全幅2000mmに拡大される。リヤを中心にキャビンスペースを広げたクロスツーリスモではホイールベースが2904mmに延長されるほか、全長を10mm長く、全幅を5mm拡大。全高も30mm高められている。

室内スペース:前後に荷室を確保

スポーツサルーンは、リヤのトランクに加え、エンジンを持たないフロントにも荷室を設けている。基本モデルの「タイカン」では、リヤに407L、フロントに81Lのスペースを備える。クロスツーリスモは後席の頭上空間を拡大し、大型テールゲートを備える。 446Lのラゲッジコンパートメント容量を確保し、後席を倒した場合は荷室容量は1212Lまで拡大する(「タイカン 4 クロスツーリスモ」の場合。荷室容量はグレードや装備によって異なる。)

ポルシェ タイカンの走行性能・燃費性能

リアアクスルのモーターを基本に、四輪駆動仕様はフロントにもモーターを搭載する(写真は前期モデルのイメージ)。
リヤアクスルのモーターを基本に、ベースモデルの「タイカン」以外はフロントにもモーターを搭載する四輪駆動(写真は前期モデルのイメージ)。

ポルシェ タイカンの走行性能は、駆動方式やモーター出力によって異なる。燃費性能に相当する電力消費量も仕様によって変わる。購入の際は、搭載バッテリーの容量と併せ、一充電での走行可能距離も確認する必要がある。

走行性能:リヤには2速の変速機

ベースモデルの「タイカン」は後輪駆動で、最高出力は300kW(408PS)。ローンチコントロール使用時の0–100km/h加速は4秒台で最高速度は230km/hに達する。そのほかの四輪駆動モデルはフロントにもモーターを搭載し、リヤに2速、フロントに1速のトランスミッションを組み合わせる。現行モデルはPASM付きアダプティブエアサスペンションを備え、走行モードや路面状況に応じて減衰力などを調整する。

燃費性能:航続距離と電費

電気自動車のポルシェ タイカンはガソリンを消費しないため、経済性は電費や充電料金で考える。一充電あたりの走行距離は、ベースモデルの「パフォーマンスバッテリー」搭載仕様が514km(WLTCモード)。容量の多い「パフォーマンスバッテリープラス」を選べば617kmまで延長できる。そのほか駆動方式や装備などによっても変わるほか、実際の航続距離は気温や速度、空調の使用状況などにも左右される。

ポルシェ タイカンの購入価格・維持費

セラミックブレーキなど、交換部品のコストは高額になる(写真は「タイカン ターボ GT」のヴァイザッハパッケージ仕様)。
セラミックブレーキなど、交換部品のコストは高額になる(写真は「タイカン ターボ GT」のヴァイザッハパッケージ仕様)。

ポルシェ タイカンの購入価格は、グレードやオプションによって大きく変わる。維持費を検討する際は、充電費用に加え、点検や消耗品、自宅の充電設備に関する費用も考慮したい。

購入価格:1400万円台から

新車価格は、ベースモデルが1481万円、四輪駆動の「タイカン 4」が1528万円から。高性能な「タイカン ターボ GT」は3000万円を超える。オプションのボディカラーやホイール、シート、シャーシ関連機能などを追加すると、購入額も変わる。

維持費:充電環境も影響

ポルシェ タイカンはガソリンを使用せず、エンジンオイルやオイルフィルターなどの交換も必要ない。一方、走行に必要な電力は自宅の普通充電や外出先の急速充電などを利用するため、充電費用は自宅での電力契約や充電サービスの料金によって変わる。また、自宅に充電設備を設置する場合は工事費も必要となる。以下は、大まかな目安としてまとめた。

区分項目年間費用(円)備考
税金・保険自動車税2万5000BEVの自動車税は排気量1000cc以下の区分で通常の年額は
2万5000円。さらにグリーン化特例により、新車登録翌年度は軽減。
重量税0エコカー減税の対象となり、新車購入時は免税。
自賠責88252年分1万7650円
任意保険—車両保険に加入するか等の条件によって大きく異なる
メンテナンスオイル0
タイヤ10万4年で交換と想定
消耗品随時ブレーキパッド/フルード等の交換・整備費用。
日常費用燃料—電気代は充電場所や契約内容によって異なる。
駐車場条件によって異なる。
合計約15万〜注)税金・自賠責保険料以外はすべて概算

ポルシェ タイカン モデル解説

ポルシェ タイカンは、駆動方式や出力、専用装備の異なる仕様をラインナップする。タイカン 4、4S、ターボには、後席や荷室の使い勝手を高めたクロスツーリスモも設定されている。

ポルシェ タイカン

「タイカン」グレードは、シリーズの基本となる後輪駆動モデルである。リヤアクスルのモーターに2速ギアボックスを組み合わせ、後輪を駆動する。標準の「パフォーマンスバッテリー」搭載仕様では、最高出力300kW(408PS)と最大トルク410Nmを発生。容量の大きい「パフォーマンスバッテリープラス」を選んだ場合は、320kW (435PS)と420Nmにアップする。

最高速度は230km/hに達し、ローンチコントロール使用時の0–100km/h加速は4.8秒と公表されている。一充電あたりの走行距離はパフォーマンスバッテリーで514km、同プラスで617km(WLTCモード)に達する。PASM(ポルシェ アクティブサスペンション マネジメント)付きアダプティブ エアサスペンションやスポーツクロノパッケージなどを備え、基本モデルでも現行タイカンの主要技術を標準採用する。

登場2021年 (2020年に中国で先行発表。タイカンシリーズの発表は2019年)
全長/全幅/全高/ホイールベース4965/1965/1380/2900mm
パワートレインポルシェ E-パフォーマンス パワートレイン
(リヤアクスルに永久磁石式同期モーターを搭載)
総排気量—
最高出力/最大トルク300kW (408PS)/410Nm
320kW (435PS)/420Nm (パフォーマンスバッテリープラス搭載時)
トランスミッション、駆動方式2速トランスミッション (リヤアクスル)、RWD
車両重量2110kg/2190kg (パフォーマンスバッテリープラス搭載時)
0→100km/h加速4.8秒
最高速度230km/h

ポルシェ タイカン 4

タイカン 4はベースモデルを四輪駆動化したモデル。前後のアクスルにモーターを搭載し、リヤの2速トランスミッションとフロントの1速トランスミッションを組み合わせる。スポーツサルーンの最高出力はベースモデルと同じで、パフォーマンスバッテリー搭載時300kW(408PS)、同プラスで320kW (435PS)だが、最大トルクがそれぞれ585Nm、610Nmとアップする。ローンチコントロール使用時の0–100km/h加速は4.6秒、最高速度は230km/hと公表されている。

一充電あたりの走行距離は、パフォーマンスバッテリー搭載仕様が485km、パフォーマンスバッテリープラス搭載仕様が572kmである。

クロスツーリスモはパフォーマンスバッテリープラスを標準装備し、最高出力320kW(435PS)、最大トルク610Nmを発生する。0–100km/h加速は4.7秒、最高速度は220km/h、航続距離は560km。後席の頭上空間が拡大され、大型テールゲート備えるとともに、ホイールアーチカバーなどの専用外装を採用する。リヤの荷室容量は446Lで、後席を折りたたむと1212Lまで拡大する。

登場2021年(クロスツーリスモの初期ラインナップとして登場。スポーツサルーンは2024年に追加)
全長/全幅/全高/ホイールベース4965/1965/1380/2900mm
4975/1970/1410/2904mm ※
パワートレインポルシェ E-パフォーマンス パワートレイン
(フロントおよびリヤアクスルに永久磁石式同期モーターを搭載)
総排気量—
最高出力/最大トルク300kW (408PS)/585Nm
320kW (435PS)/610Nm (パフォーマンスバッテリープラス搭載時)
トランスミッション、駆動方式1速トランスミッション (フロント)+2速トランスミッション (リヤ)
AWD
車両重量2190kg/2270kg(パフォーマンスバッテリープラス搭載時)
2290kg ※
0→100km/h加速4.6秒
4.7秒 ※
最高速度230km/h
220km/h ※

※ クロスツーリスモ

ポルシェ タイカン 4S

タイカン 4Sは、高出力モーターとパフォーマンスバッテリープラスを組み合わせた高性能四輪駆動モデル。エクステリアには「アクティブ エアインテーク フラップ」と「アダプティブ リヤスポイラー」を備えた「ポルシェ アクティブ エアロダイナミクス(PAA)」を標準装備する。

最高出力は380kW(517PS)、最大トルクは710Nmだが、ローンチコントロール使用時のオーバーブースト出力は440kW(598PS)に達する。最高速度は250km/hで、一充電あたりの走行距離は569kmと発表されている。ローンチコントロール使用時のスポーツサルーンの0–100km/h加速は3.7秒。(タイカン 4S クロスツーリスモは、0–100km/h加速3.8秒、最高速度240km/h、航続距離は569km。)

登場2019年(2024年に大幅改良)
全長/全幅/全高/ホイールベース4965/1965/1380/2900mm
4975/1970/1410/2904mm ※
パワートレインポルシェ E-パフォーマンス パワートレイン
(フロントおよびリヤアクスルに永久磁石式同期モーターを搭載)
総排気量—
最高出力/最大トルク380kW (517PS) /710Nm
440kW (598PS) /710Nm (ローンチコントロール時)
トランスミッション、駆動方式1速トランスミッション (フロント)+2速トランスミッション (リヤ)
AWD
車両重量2270kg
2300kg ※
0→100km/h加速3.7秒
3.8秒 ※
最高速度250km/h
240km/h ※

※ クロスツーリスモ

ブラックエディション

タイカン、タイカン 4、タイカン 4Sのスポーツサルーンには、内外装と装備を充実させた仕様の「ブラックエディション」が2025年に追加された。フロントエプロンやサイドスカート、21インチのエアロデザインホイールなどにハイグロスタイプのブラックを採用。名称にブラックとあるが、ボディカラーは黒以外も選択できる。また、全モデルにパフォーマンスバッテリープラスを搭載する。

ポルシェ タイカン GTS

タイカン GTSは、専用のGTSセットアップが施されたシャーシやハイパワーモーターを搭載したスポーティなモデル。ローンチコントロール時のオーバーブースト出力は515kW (700PS)に達し、0–100km/h加速3.3秒、最高速度250km/hを実現する。スポーツクロノパッケージには、一時的にパワーアップを可能にする「プッシュ・トゥ・パス」機能も採用している。

外観にはスポーツデザインパッケージとブラックのディテールを組み合わせ、標準の20インチホイールをGTS専用のアンスラサイトグレーで仕上げる。内装には高品質なRace-Texマイクロファイバー素材とレザーを使用し、専用のカラーオプションも設定。

一充電あたりの走行距離は544kmと発表されている。

登場2021年(2024年に大幅改良)
全長/全幅/全高/ホイールベース4965/1965/1380/2900mm
パワートレインポルシェ E-パフォーマンス パワートレイン
(フロントおよびリヤアクスルに永久磁石式同期モーターを搭載)
総排気量—
最高出力/最大トルク445kW (605PS)
515kW (700PS)/790Nm (ローンチコントロール時)
トランスミッション、駆動方式1速トランスミッション (フロント)+2速トランスミッション (リヤ)
AWD
車両重量2310kg
0→100km/h加速3.3秒
最高速度250km/h

ポルシェ タイカン ターボ

タイカン ターボは出力と加速性能をさらに高めたモデルである。ローンチコントロール時のオーバーブースト出力は650kW (884PS)、最大トルクは890Nmを誇る。0–100km/h加速2.7秒、最高速度は260km/hに達する一方、一充電あたりの走行距離も568kmを確保している。

クロスツーリスモも出力と最大トルクは同じだが、0–100km/h加速は2.8秒、最高速度は250km/hとされている。国内で販売されている現行のクロスツーリスモでは、最も出力の高いモデルとして設定されている。

エクステリアでは、HDマトリックスLEDヘッドライトを標準採用し、ターボ系専用色のターボナイトを用いたディテールも特徴である。

発表2019年(2024年に大幅改良)
全長/全幅/全高/ホイールベース4965/1965/1380/2900mm
4975/1970/1410/2904mm ※
パワートレインポルシェ E-パフォーマンス パワートレイン
(フロントおよびリヤアクスルに永久磁石式同期モーターを搭載)
総排気量—
最高出力/最大トルク520kW (707PS)
650kW (884PS)/890Nm (ローンチコントロール時)
トランスミッション、駆動方式1速トランスミッション (フロント)+2速トランスミッション (リヤ)
AWD
車両重量2300kg
2330kg ※
0→100km/h加速2.7秒
2.8秒 ※
最高速度260km/h
250km/h ※

※ クロスツーリスモ

ポルシェ タイカン ターボ S

タイカン ターボ Sは、「ターボ」を上回る出力と加速性能を持つ四輪駆動モデルである。ローンチコントロール時のオーバーブースト出力は700kW (952PS)、最大トルクは1000Nmを超え、0–100km/h加速を2.4秒でこなす。一充電あたりの走行距離は570kmと発表されている。

後輪の向きを制御する「リヤアクスルステアリング」も標準装備しており、狭い場所での取り回しと走行時の操縦性を高めている。後述のターボ GTがサーキット志向であるのに対し、ターボ Sはスポーツサルーンとしての最高峰グレードと考えることもできる。

発表2019年(2024年に大幅改良)
全長/全幅/全高/ホイールベース4965/1965/1380/2900mm
パワートレインポルシェ E-パフォーマンス パワートレイン
(フロントおよびリヤアクスルに永久磁石式同期モーターを搭載)
総排気量—
最高出力/最大トルク570kW (775PS)
700kW (952PS)/1110Nm (ローンチコントロール時)
トランスミッション、駆動方式1速トランスミッション (フロント)+2速トランスミッション (リヤ)
AWD
車両重量2310kg
0→100km/h加速2.4秒
最高速度260km/h

ポルシェ タイカン ターボ GT

タイカン ターボ GTは、パワートレインとシャーシのセッティングや軽量化を含め、サーキットでの性能を追求したモデルである。特殊な「パルスインバーター」採用によりローンチコントロール時のオーバーブースト出力は760kW(1034PS)で最大トルクは1240Nmを発揮する。0–100km/h加速は2.3秒、最高速度は290km/hに達するが、一充電あたりの走行距離は583kmを確保している。

そのほか、ターボ GT専用の設定を施したポルシェ アクティブ ライドや、21インチの軽量鍛造ホイール、パフォーマンスタイヤを採用。高性能ブレーキシステムは、超軽量のカーボンファイバー強化セラミック製ブレーキディスクを備える。

エクステリアでは、フロントに専用スポイラーとエアロブレード、リヤにはガーニーフラップを装備し空力特性を最適化。コーナーリング時の安定性を向上させている。内装にも軽量なカーボンファイバー製のフルバケットシートを備える。

ターボ GTをベースにさらなる軽量化を図ったのが「ターボ GT with Weissach Package (ヴァイザッハ パッケージ)」である。固定式リヤウイングやアンダーボディ、フロントディフューザーといった空力パーツなど追加のカーボンコンポーネンツを装着。後席を取り除いた2人乗りとし、遮音材なども削減して約70kgの軽量化を図っている。また、「マンタイキット」装着によるさらなるパワーアップも可能。

登場2024年
全長/全幅/全高/ホイールベース4970/2000/1380/2900mm
5014/2046/1380/2900mm ※
パワートレインポルシェ E-パフォーマンス パワートレイン
(フロントおよびリヤアクスルに永久磁石式同期モーターを搭載)
総排気量—
最高出力/最大トルク580kW (789PS)
760kW (1034PS)/1240Nm (ローンチコントロール時)
「マンタイキット」装着の場合 ※600kW (816PS)
760kW (1034PS)/1270Nm (ローンチコントロール時)
トランスミッション、駆動方式1速トランスミッション (フロント)+2速トランスミッション (リヤ)
AWD
車両重量2300kg
2230kg ※
0→100km/h加速2.3秒
2.2秒 ※
最高速度290km/h
305km/h ※

※ ヴァイザッハ パッケージ仕様 (EU値)

ポルシェ タイカンの新車・中古車価格

「ターボ GT」に "マンタイキット"を装着した仕様も海外には存在する。
仕向け地によっては、「ターボ GT」に “マンタイキット”を装着し、さらなる高性能化を図った仕様も存在する。

ポルシェ タイカンの新車価格は、グレードとボディタイプで異なる。ベースモデルである「タイカン」の約1500万円から、「タイカン ターボ GT」の3000万円オーバーまでバリエーションは豊富だ。

中古車には改良前後の車両が混在するため、購入時には価格に加え、年式やバッテリー、装備の違いを確認したい。2026年10月現在で、初期型のおよそ500万円から現行ターボ系などの2500万円まで、中古車も価格は幅広い。同じタイカンという名称でも、年式やバッテリー仕様によって出力や航続距離、充電性能が異なるため、装備内容や整備履歴、保証条件まで確認して比較したい。

モデル新車価格(税込)シリーズ全体の目安
タイカン / タイカン ブラックエディション1481万円~ / 1640万円~約500万円~2500万円
タイカン 4 / タイカン 4 ブラックエディション
タイカン 4 クロスツーリスモ
1528万円~ / 1682万円~
1621万円~
タイカン 4S / タイカン 4S ブラックエディション
タイカン 4S クロスツーリスモ
1741万円~ / 1785万円~
1761万円~
タイカン GTS1999万円~
タイカン ターボ
タイカン ターボ クロスツーリスモ
2316万円~
2335万円~
タイカン ターボ S2778万円~ 
タイカン ターボ GT
タイカン ターボ GT with Weissach Package
3144万円~ 

ポルシェ タイカンについて多い質問

「E-shift」によって、仮想的なギアチェンジを楽しめるのはポルシェらしい。
「E-Shift」によって、仮想的なギアチェンジを楽しめるのはポルシェらしい。

以下では、ポルシェ タイカンについて多い質問・疑問に回答する。

Q:EVであるタイカンでもギアチェンジができる?

2027年モデルでは、PDK(ポルシェ ドッペルクップルング)の8段変速をソフトウェアで再現する「E-Shift」が設定されている。装着車では、ステアリングのパドルによる操作が可能だ。ただし、機械的な8速PDKを搭載するわけではなく、リヤアクスルの実際のトランスミッションは2速である。

Q:急速充電にかかる時間は?

パフォーマンスバッテリープラス搭載仕様では、150kWの直流急速充電による充電率10%から80%までの所要時間は、公表値で33分である。ただし、実際の充電時間は充電器の出力やバッテリー温度などによって変わる。

Q:バッテリー劣化の心配はないのか?

高電圧バッテリーの材料および製造上の欠陥に対する保証は、8年間または走行距離16万kmまでで、いずれか早い方が適用される。残存容量は、最初の3年間または6万kmまで元の容量の80%を保証。その後はバッテリー保証の終了まで70%以上を保証する。中古車を購入する際には、登録時期や走行距離と併せ、対象車両の保証条件を確認したい。

ポルシェ タイカンの購入方法

ポルシェ タイカンの新車は、全国のポルシェ正規販売店で購入できる。公式コンフィギュレーターでは、グレードやボディカラー、内装、オプションを選び、希望する仕様が検討可能。中古車は “Porsche Finder” で、年式や走行距離、価格などを指定して検索できる。商談では、バッテリーの仕様や装備内容に加え、自宅の充電設備や日常的に利用する充電場所も確認したい。

最強のフル電動パフォーマンスカーとして完成した「ポルシェ タイカン ターボ GT」。その開発には、新たな試みが数多く導入されている。

1100PSを超えるパワーを実現した「ポルシェ タイカン ターボ GT」に施された様々なアップデートとは?

フル電動パフォーマンスカー「ポルシェ タイカン ターボ GT」は、市販ポルシェで最もパワフルなモデルに君臨する。パフォーマンスに注力したこのスポーツセダンは、ライバルたちを遥かに凌駕する走行性能を発揮。ローンチコントロール使用時の最高出力は760kW(1034PS)、オーバーブーストを使うことで2秒間最大815kW(1108PS)にも達する。

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