世代交代後のBMW/MINIのベースラインを支える
エンジンの世代交代を進めるBMWを象徴するのが、このB型エンジンだ。ボアピッチ、ボア×ストローク(82.0×94.6mm)、気筒容積500ccは同一。ピストンとコンロッドも共用。しかもガソリンとディーゼルでブロックを共用して3/4/6 気筒エンジンを開発するという、いわば“ 究極のモジュラーエンジン”の第一弾として登場したのが、このB38 型直列3 気筒直噴ターボエンジンである。
シリーズの部品共用率は60%を超えるという。例外はMINI ONE用の1.2L 3気筒のB38B12で、気筒容積は400ccとなる。2014年に登場したときは、横置き用(2シリーズ・アクティブツアラー、MINIなど)だけだったが、現在は1シリーズ、3シリーズの縦置きモデルのベーシックグレードにも搭載。横置きの場合はB38A15、縦置きの場合はB38B15となる。プラグインハイブリッド・スポーツカーであるi8 が積むB38は、170kW/320Nmというハイパワー版。リヤに横置きするこちらの型式はB38K15Aとなる。

BMW B38シリーズ 主要スペック
排気量:1499cc
内径×行程:82.0×94.6mm
圧縮比:11.0
最高出力:100kW/4500-6000rpm
最大トルク:220Nm/1250-4300rpm
給気方式:ターボチャージャー
カム配置:DOHC
ブロック材:アルミ合金
吸気弁/排気弁数:2/2
バルブ駆動方式:ロッカーアーム
燃料噴射方式:直噴
VVT/VVL:In◯/Ex◯




