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多種多様な高性能ホイールが集結
熱血硬派系のスポーツホイールがひしめき、ブースには新作ホイールを装着したGR 86に加えて、SUPER GT(GT300)を闘うレーシングカーのapr GR 86 GTまでが展示された。やっぱり日本のチューニングカーシーン、モータースポーツはレイズが支えているのだと思わせるような、威勢のいい光景だった。
しかし、その陰に隠れるようにして展示されていたテスラ モデル3にスポットを当ててみたい。世界的な潮流であるEV化に向けて、その先駆け的な存在となったテスラの主力モデルである。それをHOMURA(ホムラ)の新作である2×7FTが美しく、力強く支えていた。ボルクレーシングを筆頭とする型鍛造ホイールとは別路線で、鋳造(キャスト)ホイールでの理想像を描き、あらゆる車種をエレガントに彩るブランドである。
キラリと光る、未来への提案
単なるドレスアップではない。モデル3を含むテスラの普及に代表されるように、今後はますますBEVが一般化する。一部のシティコミューターを除けば、それはクルマがより高重量化することを意味する。このトレンドに対して、常にレイズは向き合い続けているという。そうした意味でも、この場にモデル3がいることには大きな意味があった。
今後はレイズの看板ブランドであるボルクレーシングからも、こうしたBEVカテゴリーを見据えた新作が登場するというから楽しみだ。日本で生まれた世界最高峰の鍛造技術は、もしかしたらBEV時代になってこそ、その性能が必要とされるのかもしれない。
REPORT/中三川大地(Daichi NAKAMIGAWA)
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