マクラーレンが「アルトゥーラ」と「750S」の「MCL38 セレブレーション エディション」を発表

26年ぶりのF1王座獲得マクラーレンが「アルトゥーラ」「750S」“各9台限定”スペシャルエディション発表

マクラーレン・オートモーティブは、26年振りのF1コンストラクターズ選手権制覇を記念し、アルトゥーラと750Sに「MCL38 セレブレーション エディション」を設定した。
マクラーレン・オートモーティブは、26年振りのF1コンストラクターズ選手権制覇を記念し、アルトゥーラと750Sに「MCL38 セレブレーション エディション」を設定した。
マクラーレン・オートモーティブは、2024年シーズンのF1における9度目のコンストラクターズ選手権王座を記念した特別仕様「MCL38 セレブレーション エディション」を発表した。アルトゥーラと750Sに設定されるスペシャルエディションは、それぞれ9台ずつが製造される。

McLaren MCL38 Celebration Edition

アルトゥーラと750Sに9台ずつ設定

マクラーレン アルトゥーラ「MCL38 セレブレーション エディション」。
「MCL38 セレブレーション エディション」はアルトゥーラ(写真)と750Sに設定され、それぞれ9台のみがリリースされる。

2024年シーズンのF1世界選手権において、マクラーレン・フォーミュラワン・チームは、6勝を挙げてコンストラクターズ選手権を勝ち獲った。ランド・ノリスとオスカー・ピアストリを擁して、9月のアゼルバイジャンGP以降、ランキング首位を独走。フェラーリやレッドブルを破って、1998年以来実に26年振りとなるコンストラクターズチャンピオンである。

その優勝マシン「マクラーレン MCL38」の名を冠したスペシャルエディション「MCL38 セレブレーション エディション」は、マクラーレンの9度目のコンストラクターズ選手権制覇を記念。アルトゥーラと750Sが、それぞれ9台ずつ製造される。マクラーレン・オートモーティブのミハエル・ライターズは、MCL38 セレブレーション エディションの発表に喜びを隠さない。

「マクラーレンはこれまで常に絶え間なく進化を追求してきました。2024年には公道とサーキットにおいて、信じられないような成功を収め、それを実証しています。ザック・ブラウン、アンドレア・ステラ、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ、そしてマクラーレンのレーシング・チーム全体によって、F1コンストラクターズ選手権を獲得は、私たちを心から感動させてくれました」

「今回、王座獲得を記念し、アルトゥーラと750Sのに豪華な“セレブレーション エディション”をご用意しました。それぞれ9台のみが生産されます。マクラーレンのタイトル獲得を記念し、同時にマクラーレン製スーパースポーツが持つ最高のドライビングエクスペリエンスをお届けします」 

F1制覇をアピールするナインスターロゴ

マクラーレン 750S「MCL38 セレブレーション エディション」。
「MCL38 セレブレーション エディション」のボディサイドには9度目の王座獲得をアピールする「ナインスターロゴ」が入れられた。

MCL38 セレブレーション エディションは、両モデルとも、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)による、MCL38をオマージュした専用カラーリングを採用。モータースポーツ界においてマクラーレンを象徴するパパイヤオレンジとアンスラサイトに、F1におけるマクラーレンの代名詞でもあるシェブロンパターンが組み合わせられた。

ボディサイドにはチャンピオンの証である月桂冠をイメージし、9度目の選手権を誇らしげにアピールする「ナインスターロゴが」あしらわれ、ブレーキキャリパーとボンネットストライプにも、オレンジのアクセントが加えられた。

コクピットにはドライバーズシート側にランド・ノリスとオスカー・ピアストリの直筆サインが入ったビジュアル・カーボンファイバー製エクステンドシルカバーを配置。シートのヘッドレスト部分にはチャンピオンズローレルもあしらわれた。

今回、貴重な記念品として、F1マシン「MCL38」のカーボンファイバー製ボディワークの一部を組み込んだ「MCL38 デディケーションプラーク」を付属。さらにボンネットのラゲッジスペースには、2024年シーズンのF1において、MCL38が記録したポールポジション、優勝、最速ラップが記載された専用サーキットレコードプラークが取り付けられている。

「控えめだけどカッコいい」「ゆっくり走っても楽しい」ツウ好みのスーパーカー「マクラーレン GTS」に試乗

スーパーカーメーカー、マクラーレンのラインナップにあって、十分な荷室容量を誇る、最も日常的に使い勝手が優れた「GT」。その名のとおり高いグランドツーリング性能と、もちろん高いスポーツ性能も有しているが、そのマイナーチェンジ版「GTS」に試乗した。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…