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McLaren MCL38 Celebration Edition
アルトゥーラと750Sに9台ずつ設定

2024年シーズンのF1世界選手権において、マクラーレン・フォーミュラワン・チームは、6勝を挙げてコンストラクターズ選手権を勝ち獲った。ランド・ノリスとオスカー・ピアストリを擁して、9月のアゼルバイジャンGP以降、ランキング首位を独走。フェラーリやレッドブルを破って、1998年以来実に26年振りとなるコンストラクターズチャンピオンである。
その優勝マシン「マクラーレン MCL38」の名を冠したスペシャルエディション「MCL38 セレブレーション エディション」は、マクラーレンの9度目のコンストラクターズ選手権制覇を記念。アルトゥーラと750Sが、それぞれ9台ずつ製造される。マクラーレン・オートモーティブのミハエル・ライターズは、MCL38 セレブレーション エディションの発表に喜びを隠さない。
「マクラーレンはこれまで常に絶え間なく進化を追求してきました。2024年には公道とサーキットにおいて、信じられないような成功を収め、それを実証しています。ザック・ブラウン、アンドレア・ステラ、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ、そしてマクラーレンのレーシング・チーム全体によって、F1コンストラクターズ選手権を獲得は、私たちを心から感動させてくれました」
「今回、王座獲得を記念し、アルトゥーラと750Sのに豪華な“セレブレーション エディション”をご用意しました。それぞれ9台のみが生産されます。マクラーレンのタイトル獲得を記念し、同時にマクラーレン製スーパースポーツが持つ最高のドライビングエクスペリエンスをお届けします」
F1制覇をアピールするナインスターロゴ

MCL38 セレブレーション エディションは、両モデルとも、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)による、MCL38をオマージュした専用カラーリングを採用。モータースポーツ界においてマクラーレンを象徴するパパイヤオレンジとアンスラサイトに、F1におけるマクラーレンの代名詞でもあるシェブロンパターンが組み合わせられた。
ボディサイドにはチャンピオンの証である月桂冠をイメージし、9度目の選手権を誇らしげにアピールする「ナインスターロゴが」あしらわれ、ブレーキキャリパーとボンネットストライプにも、オレンジのアクセントが加えられた。
コクピットにはドライバーズシート側にランド・ノリスとオスカー・ピアストリの直筆サインが入ったビジュアル・カーボンファイバー製エクステンドシルカバーを配置。シートのヘッドレスト部分にはチャンピオンズローレルもあしらわれた。
今回、貴重な記念品として、F1マシン「MCL38」のカーボンファイバー製ボディワークの一部を組み込んだ「MCL38 デディケーションプラーク」を付属。さらにボンネットのラゲッジスペースには、2024年シーズンのF1において、MCL38が記録したポールポジション、優勝、最速ラップが記載された専用サーキットレコードプラークが取り付けられている。