黎明期のポルシェ、完全解説!「ポルシェ図鑑」09-12リンク集

ポルシェのヒストリーを追う! 熟成極まった356から911への転換 【ポルシェ図鑑:リンク集】

黎明期のポルシェ、完全解説!「ポルシェ図鑑」09-12リンク集
ポルシェ 356の熟成と活躍、そして911への展開を解説。「ポルシェ図鑑」09-12リンク集。
スポーツカーブランド「ポルシェ」の名を不動のものとした356は、モータースポーツシーンでも躍進。世界中のレースでポルシェのハイパフォーマンスを喧伝するとともに、多くのファンを獲得し様々な派生モデルをリリースしながら発展を遂げていく。その一方、さらに高性能なモデルを望むマーケットの要望を叶えるため、新型モデルの開発も進んでいた。356の熟成期と、現代へ続く傑作「911」への萌芽を解説する。

ポルシェの礎を築きモータースポーツで活躍した356から911へ

ポルシェとアバルトのダブルネーミングをもつ不世出の名車

モータースポーツシーンでの活躍も目覚ましいポルシェだが、過去には他社と共同製作のレーシングカーもプロデュースしている。提携相手はイタリアのレーシングコンストラクター「アバルト」。ビッグネーム同士がタッグを組んでレースに臨んだ356B 1600GS カレラ アバルトだが、総生産台数は僅か21台に留まる。その理由とは?

ポルシェ356B 1600GS カレラGTL アバルトのフロントスタイル

【ポルシェ図鑑】「ポルシェ 356B 1600GS カレラGTL アバルト(1960)」意外なコラボレーション。

モータースポーツシーンでの活躍も目覚ましいポルシェだが、過去には他社と共同製作のレーシングカーもプロデュースしている。提携相手はイタリアのレーシングコンストラクター「アバルト」。ビッグネーム同士がタッグを組んでレースに臨んだ356B 1600GS カレラ アバルトだが、総生産台数は僅か21台に留まる。その理由とは?

フラット4にツインカムを与えた「カレラ2」

フォルクスワーゲン ビートル由来の空冷水平対向OHVエンジンをレースに用いていたポルシェだったが、パフォーマンスの限界を悟り新たなパワーユニットの開発を行う。そして生まれたのが2.0リッター空冷水平対向DOHCのType 547ユニット。新たにツインカムを得たこのエンジンの搭載モデルには「カレラ2」の名称が与えられた。

ポルシェ 356B 2000GS カレラGTのフロントスタイル

【ポルシェ図鑑】「ポルシェ 356B 2000GS カレラGT(1960)」レース直系の356。

フォルクスワーゲン ビートル由来の空冷水平対向OHVエンジンをレースに用いていたポルシェだったが、パフォーマンスの限界を悟り新たなパワーユニットの開発を行う。そして生まれたのが2.0リッター空冷水平対向DOHCのType 547ユニット。新たにツインカムを得たこのエンジンの搭載モデルには「カレラ2」の名称が与えられた。

時代を築いた356の最終進化系

一定の成績を収めながらも他社との協業でクオリティコントロールができなかった356B 1600GS カレラGTL アバルトの反省を受け、すべて自社開発に立ち戻って生産されたレーシングカーが「356B 2000GS-GT」だ。2.0リッター空冷水平対向DOHCを、当時としては最先端のエアロダイナミクス性能をもつオールアルミ製ボディに搭載し、356ベースのレーシングモデルの掉尾を飾った。

ポルシェ 356B 2000GS-GT

【ポルシェ図鑑】「ポルシェ 356B 2000GS-GT(1963)」最後のアルミボディを纏った356の最終進化形。

一定の成績を収めながらも他社との協業でクオリティコントロールができなかった356B 1600GS カレラGTL アバルトの反省を受け、すべて自社開発に立ち戻って生産されたレーシングカーが「356B 2000GS-GT」だ。2.0リッター空冷水平対向DOHCを、当時としては最先端のエアロダイナミクス性能をもつオールアルミ製ボディに搭載し、356ベースのレーシングモデルの掉尾を飾った。

ポルシェの新時代「911」へと繋がるプロトタイプ

356で成功を収めていたポルシェだが、マーケットはさらなるパワーと快適性を備えたニューモデルを希求し、早急な新型モデルの開発を迫られていた。そして社内呼称「T7」と呼ばれたプロジェクトによって「Type754 T7」というプロトタイプが製作される。356から後の911へと繋がった、希少なモデルを解説する。

ポルシェ Type754 T7のフロントスタイル

【ポルシェ図鑑】「ポルシェ Type754 T7(1959)」356と911を繋ぐ画期的なプロトタイプ。

356で成功を収めていたポルシェだが、マーケットはさらなるパワーと快適性を備えたニューモデルを希求し、早急な新型モデルの開発を迫られていた。そして社内呼称「T7」と呼ばれたプロジェクトによって「Type754 T7」というプロトタイプが製作される。356から後の911へと繋がった、希少なモデルを解説する。

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