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McLaren Artura Art Car
当てられる光によってボディの表情が変化
今回、ボーウェンによって制作されたクリエイティブなアート作品は、色彩心理を表す配列とマクラーレン初の高性能ハイブリッドモデルの名前にちなんだ「アート」と「フューチャー」というテーマが追及された。エクステリアには半透明の樹脂性塗料が使われており、当てられた光に応じて周囲の環境を反射・吸収。置かれる場所によって、作品がその空間の一部となるように工夫されている。
自身の個展において、美しく仕上げられたアルトゥーラを公開したナット・ボーウェンは、次のように喜びを語っている。
「このエキサイティングなコンセプトを、マクラーレン・オートモーティブと共同で制作し、ドバイで開催された初の個展で展示できたことを光栄に思っています。作品が目指すのは、真に没入感のある体験を提供し、見る者が日常から離れて瞑想状態へと導くこと。さらに色との関係を探求し、それを発展させることでした」
ドバイで開催されるボーウェンの個展で公開
完全新規開発されたマクラーレン初のハイブリッドモデル、アルトゥーラは新時代の幕開けを告げるスーパースポーツとしてデビューした。軽量化へのあくなき追求というマクラーレンの哲学に支えられ、素早いスロットルレスポンスや低排出ガスを実現。さらに画期的な電動パワートレインにより、フルEVモードでの走行も可能となっている。
ボーウェンの代表作をアルトゥーラというハイブリッドスーパースポーツで表現したアートカーは、2月24日から3月31日までMEドバイホテルで開催されるナット・ボーウェンの個展において公開。マクラーレン・オートモーティブ・ミドルイースト&アフリカのマーケットディレクター、モハメッド・ファウジィは今回の作品について次のようにコメントした。
「ナット・ボーウェンとのコラボレーションにより、彼女の代表的なマルチレイヤーのアートワークをアルトゥーラで表現することができました。そして、この美しい作品をMEドバイの象徴的な環境の中で展示できたことを、嬉しく思います。この展示はゲストからも大好評で、ドバイをはじめとする中東地域における情熱的なアートコミュニティとの交流も実現できました」