アバルト 595のドライブで人の感情はどのように変化する?

「運転は楽しい?」「プロの横は怖い?」アバルトが英国ラフバラー大学と共同でサーキットにおける感情を測定

今回の実証実験には、アバルト 595シリーズが持ち込まれ、サーキットにおいて、治験者は様々なドライブシチュエーションを体験した。
今回の実証実験には、アバルト 595シリーズが持ち込まれ、サーキットにおいて、治験者は様々なドライブシチュエーションを体験した。
アバルトは英国の大学と共同で運転中のドライバーの感情をより理解するべく、自動車メーカーとして初めて顔認識技術を導入した感情測定・実証実験を行った。

Abarth 595

サーキットで595を走らせると人はどう感じる?

今回、アバルトは英国のマロリーパークにおいて、サーキット走行中にどのような感情の変化があるのか、顔認識技術を導入した実証実験を自動車メーカーとして初めて行った。
今回、アバルトは英国のマロリーパークにおいて、サーキット走行中にどのような感情の変化があるのか、顔認識技術を導入した実証実験を自動車メーカーとして初めて行った。

アバルトは、英国国立ラフバラー大学(Loughborough University)と協力し、ドライバーとパッセンジャーが経験する感情の違いを比較するための実証実験を行った。

今回、治験者は、英国・レスターシャー州のマロリーパークにおいて、アバルト F595、595 エッセエッセ、595 コンペティツィオーネをドライブ。サーキットアタックや厳密な指示が与えらえたドライブ、簡易レースなどを含む、様々なドライビングチャレンジを行った。さらに、プロドライバーによるドライブも体験し、幸福感、興奮、恐怖などの感情が計測されている。

その結果、サーキットアタック中に最も感じたことは、運転中(31.8%)、助手席(35.4%)ともに「幸せ」であることが判明。また、クルマのポテンシャルを最大限に引き出すプロドライバーによる運転では、恐怖やショックを感じる人が11.9%と少なく、多くの治験者がスリリングなサーキット走行体験を楽しんだことも明らかになっている。

心拍数と表情の変化に関連はあるのか?

治験者は心電計と心拍センサーをつけた状態で、サーキットドライブを行った。実際の表情と心電図や心拍数のデータに相関関係があるのか、今後分析が行われる。
治験者は心拍センサーをつけた状態で、サーキットドライブを行った。実際の表情と心拍数のデータに相関関係があるのか、今後分析が行われる。

今回の実証実験では、心電計(ECG)と光電式容積脈波(PPG)などの心拍センサーとともに、最先端の顔認識技術が用いられ、アバルトは個人の様々な感情を正確に検出。そのデータは、顔認識技術のパイオニアである「ディープフェイス・パイソン(DeepFace Python)」と、「フェイシャル・エモーション・レコグニション(Facial Emotion Recognition)」を用いて、詳細に分析されている。

ラフバラー大学のデジタルヘルス分野担当リーダーのデイル・エスリガー博士は、今回の実証実験について次のようにコメントした。

「今回の実験において、私たちが使用したバイオメトリクス機器は、ドライバーとパッセンジャーがアバルトに乗り込む際、経験する様々な感情を正確に検出することができます。実際、ドライブ中に最も顕著な感情を検出することができました。現時点でこの分野の研究はまだ限られていますが、自動車メーカーが運転体験を向上させるための努力を続けていることからも、より深度のある研究が行われることが期待されています」

フィアット・アバルトUKのマネージングディレクターを務めるグレッグ・テイラーは、次のように付け加えた。

「私たちが手がけたクルマが、ドライバーやパッセンジャーにもたらす喜びの大きさは、以前から感じていました。今回、スポーツ科学に関する研究を行うラフバラー大学と共に、その裏付けとなる予備的なデータを入手することができました。私たちの製品は、ドライバーを興奮させるように設計されているだけでなく、サーキット走行にも最適なクルマだと、あらためて証明できたと考えています」

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