クレンツェの歴史を作った名品2モデルが装い新たに進化の復活【TAS2025】往年の名作が見られる「ウェッズ」ブースは中ホール4

2025年1月10日(金)〜12日(日)の3日間、千葉県の幕張メッセで開催されている【東京オートサロン2025】。「年に一度のカスタムカーの祭典」と言われるビッグイベントを速報レポート! これから会場へ遊びに行く予定の貴方にお薦めしたい、注目ブースをお伝えします!

最新技術を駆使した王道の3ピース

オートサロン会場では数多くの新作ホイールがお披露目されるが、なかでも毎年大きな注目を集めるのが、ウェッズブース。ウェッズといえばドレッシーなモデルから入門モデル、オフ系モデルなど、多種多様なホイールを手掛ける名門中の名門。創立60年を越えるなど、業界指折りのビッグネームであり、一挙手一投足はつねに注目を集めている。

そんなウェッズを牽引する代表ブランド「クレンツェ」。その1年を牽引するイヤーモデルを毎年サロン会場で発表することが恒例となっているが、今年は数多くの名品を生み出してきた歴史のなかでも、指折りのヒット作として記録にも記憶にも残る《バズレイア》が、《バズレイアID》として堂々復活!!

2005年にデビューした先代《バズレイア》は、ディッシュに“ヒネリ”を与える新手法で、個性的なモデルを生み出しにくかったディッシュに新たな可能性を見い出す切っ掛けとなっただけでなく、スポーク界などにもヒネリブームを巻き起こしたエポックな1本だ。20年ぶりの復活にあわせ、デザイン自体の最適化を図ったほか、全周ピアスを採用。当時はなかったカスタムカラーに積極的に対応できるようにしたほか、最新技術&最新都連丼を意識して蘇った期待の3ピースとなっている。

と、そんな《バズレイアID》と同時にお披露目された《LXZフォージド》も見過ごし厳禁。5組のツインスポークで構成される《LXZ》は、バズレイヤよりもさらに古い2004年のイヤーモデル。当時のセダンやミニバン界、とくにトップユーザーの間で評価された3ピースだったが、2025年、なんと鍛造3ピースとして復活!!デザインは当時感を意識しつつ、逆ゾリ感を見直したほか、新作ではフェイス深度(反り感)の異なる2タイプを設定。サイズこそ18インチ限定とするものの、《バズレイアID》同様、カスタムカラーにも積極的に対応する注目の1本となっている。

【クレンツェ・バズレイアID】
●サイズ/19×7.5〜22×13.0J
●カラー/ハイパークロームほか
●価格/12万5400円〜28万9300円

 【クレンツェ・LXZ フォージド】
●サイズ/18×8.0〜18×12.5J
●カラー/ハイパークローム
●価格/17万6000円〜21万8900円

PHOTO:本間章悟 TEXT:杉山雄二

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