5Gを利用した実証実験でユーザーエクスペリエンス向上を目指す 住友電工とNTTドコモの5Gによる交通状況データ活用に向けた実証実験の取り組み
- 2017/10/22
- Motor Fan illustrated編集部

住友電気工業株式会社と株式会社NTTドコモは、高度運転支援の実現に向けて、第5世代移動通信方式(以下、5G)と自動車や道路・建造物などの交通インフラに搭載したセンサーを活用し、交通状況のリアルタイムな情報収集・解析を行なう実証実験を9月19日(火)より開始した。本取り組みの結果は、11月9日(木)~11日(土)に日本科学未来館で開催されるイベント「見えてきた、"ちょっと先"の未来 ~5Gが創る未来のライフスタイル~」にて発表予定だ。

この取り組みは、センサーを設置した住友電工横浜製作所のテストコースに、NTTドコモの5G基地局と5G端末を搭載した自動車などを持ち込んで実施している。
具体的には、「高速・大容量・低遅延」を特長とする5Gを活用し、自動車や交通インフラに搭載したセンサー(カメラ、LiDAR、ミリ波レーダー)から、走行中の自動車や歩行者・道路状況などの周辺環境の交通状況データを収集・解析することで、広範囲な交通状況をリアルタイムに把握する。
このように把握した交通状況をもとに、自動車や歩行者へ高度運転支援・歩行支援を行なうため、交通状況データの即時性や見やすさなどのユーザーエクスペリエンス向上に向けた課題抽出や対策検討を行なっている。
これまで住友電工は、自動車や歩行者などの交通状況のデータを収集するセンサー等の機器を開発してきており、車車間・路車間通信の研究開発に取り組んできた。
一方、NTTドコモはLTEや5Gを応用し、自動車とあらゆるものをつなげる通信の研究開発に取り組んできた。5Gの高速・大容量通信により、センサー情報がリアルタイムに収集されることで、詳細な道路交通環境の情報がどこにいても、利用可能となるよう取り組んでいる。
両社はこれからも、5Gを活用した高度運転支援の実現に向けて研究開発を進めることで、より安心なクルマ社会の実現に貢献していく。
|
|

自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanweb自動車業界 特選求人情報|Motor-FanTechキャリア
「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ

ボッシュセキュリティシステムズ株式会社 セールスエンジニア<インターカムシステム>
年収 | 500万円〜700万円 |
---|---|
勤務地 | 東京都大田区南馬込5-42-18 日本通運株... |
株式会社システナ 車載ソフトウェア開発
年収 | 500万円〜1700万円 |
---|---|
勤務地 | 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルデ... |
これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。
日産キックス600km試乗インプレ:80km/h以上の速度域では燃費が劇...
BMW320d ディーゼルの真骨頂! 1000km一気に走破 東京〜山形往復...

日産ノート | カッコイイだけじゃない! 燃費も走りも格段に洗練...
渋滞もなんのその! スイスポの本気度はサンデードライブでこそ光...
PHEVとディーゼルで燃費はどう違う? プジョー3008HYBRID4とリフ...
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計ってみた...
会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

フェアレディZ432の真実 名車再考 日産フェアレディZ432 Chapter2...

マツダ ロータリーエンジン 13B-RENESISに至る技術課題と改善手法...

マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエンジン...

ターボエンジンに過給ラグが生じるわけ——普段は自然吸気状態

林義正先生、「トルクと馬力」って何が違うんですか、教えてくだ...

マツダ×トヨタのSKYACTIV-HYBRIDとはどのようなパワートレインだ...
3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! スーパーカブのエンジンが壊れない理由……のひとつ...

3分でわかる! マツダのSKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)ってな...

スーパーカブとクロスカブの運転が楽しいのは自動遠心クラッチ付...

ホンダCB1100の並列4気筒にはなぜV8のようなドロドロ感があるのか...

ホンダ・シビック タイプRの謎、4気筒なのになぜマフラーが3本?
