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『JapanTaxi DRIVER’S』タクシー配車システム6社との連携開発及び検討開始、2019年順次サービス提供予定

  • 2019/02/27
  • Motor Fan illustrated編集部
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JapanTaxiは、乗務員向けタブレット『JapanTaxi DRIVER’S』において既存のタクシー配車システムとの一元化を行うべく、システムオリジン、JVCケンウッド、電脳交通、新潟通信機、日米電子、モバイルクリエイトの合計6社と開発及び検討を開始した。乗務員向けタブレット『JapanTaxi DRIVER’S』の2019年4月全国展開開始にあわせ、2019年内の配車システム連携開始を目指す。

 JapanTaxiでは「移動で人を幸せに。 」というミッションの下、ユーザーに向けたサービス展開はもちろん、アプリ配車によるタクシー会社の配車数向上サポートや、増え続ける決済種別にあわせたマルチ決済対応タブレットによるタクシー会社・乗務員の負担軽減、広告放映によるタクシー会社の新たな収益源構築など、タクシー会社発のITベンチャーだからこそできる、タクシー会社向けサービスを展開している。その中でも現在試験運用を行なっている『JapanTaxi DRIVER’S』は、アプリユーザーからの注文を、コールセンターを介さず受け取ることができる乗務員向けタブレットだ。高精度の配車機能やナビ、ユーザーとのコミュニケーション機能を備えており、2019年4月より全国展開予定である。

 今回新たな試みとして、既存の配車システムと乗務員向けタブレットの一元化を行い、乗務員の負担軽減を図る。現在『JapanTaxi』アプリ加盟のタクシー会社では、利用客からの配車リクエストは既存の配車システム・ナビ画面へ表示される方式と、配車システムを介さず直接配車リクエストが届くタブレット『JapanTaxi DRIVER’S』を併用する方式が採用されている。狭い車内で複数機器を操作しなければならない乗務員の手間削減や、複数の配車リクエストを一元化し効率的な営業ができるよう、配車システムと『JapanTaxi DRIVER’S』の統合を進め、2019年内のサービス提供開始を目指す。

【タクシー配車システム連携状況】
開発開始:電脳交通、新潟通信機、日米電子
検討開始:システムオリジン、JVCケンウッド、モバイルクリエイト

■ すばやい配車成立を実現
『JapanTaxi DRIVER’S』を搭載することで、サーバーと車両間の位置情報取得を高頻度で行うことができ、リアルタイムの動態を管理。精度の高いルート探車ロジックで、近隣の複数台車両に一斉に配車指示を出すマルチキャスト配車を行う。これにより、従来の配車システム接続に比べ、すばやい配車成立が実現。利用客を待たさず迎車できる。また、高頻度での位置情報取得を行うことで、到着時間を正確に把握することができる。

■ 高精度のルート案内
 配車を了承すると、そのままナビ案内が開始。国産の車両専用ナビゲーションシステムを採用し、精度の高いルート案内を提供する。

■ 利用客との直接コミュニケーションが可能
 従来コールセンターを経由していた利用客とのコミュニケーションが、利用客と直接連絡をとることが可能になった。配車成立後、タブレットを通じて通話・定型文送受信ができる。遅延や迎車場所不明による空転を防ぐことはもちろん、効率的な営業、コールセンターの省力化が実現できる。

■ 決済システムとの連携
 JapanTaxiのマルチ決済に対応する『決済機付きタブレット』と連携。『決済機付きタブレット』では、現金以外での支払い時は利用客自身がタブレットを操作する。乗務員は『JapanTaxi DRIVER’S』に表示される決済状況を確認し、レシートを渡すだけ。タクシーメーターとも連携されているため、金額の入力など面倒な手続きは不要だ。

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