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NTN:キャデラック新型「エスカレード」がリヤ用ドライブシャフトを採用

  • 2021/03/11
  • Motor Fan illustrated編集部
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NTNのリヤ用ドライブシャフト(CVJ)が、ゼネラルモーターズのフルサイズSUV・キャデラックの新型「エスカレード」に100%シェアで採用された。採用されたドライブシャフトは、2020年夏より量産を開始している。

 近年、フルサイズSUVは、北米を中心に人気が高まる中、乗り心地や操作の安定性などの向上が求められている。このたびフルモデルチェンジした新型「エスカレード」は、左右のホイールを個別に路面状況に対応させることができる独立懸架式のリヤサスペンション(IRS)を採用した。

 これまでフルサイズSUVには、後輪(リヤ)にドライブシャフトを使わず、左右のタイヤを車軸(アクスル)でつなぐ車軸懸架(リジッドアクスル)のサスペンションを使用することが一般的だったが、新設計のIRSを採用することで、乗り心地、ステアリングの応答性、ドライバーのコントロール性を飛躍的に向上させている。また、IRSの採用により、室内のフロア高を低く抑え、キャビン空間が拡大したことで、2、3列目のシートにもより簡単にアクセスできるようになり、3列目シートの乗車の快適性も向上している。

 新設計のIRSに使われているドライブシャフトは、エンジンの動力をなめらかに左右のタイヤに伝え、標準搭載される6.2L V8エンジンから生み出される最高出力426馬力(313kW)、最大トルク620Nmのパフォーマンスを支えている。また、ドライブシャフトは、新開発のシャシー技術である「マグネティックライドコントロール」や「アダプティブエアライドサスペンション」「電子制御式リミテッドスリップディファレンシャル(eLSD)」と連動し、優れたレスポンスや操安性、精緻なドライビングエクスペリエンスの実現にもNTNの技術が活かされている。

 採用されたNTNのドライブシャフト(EBJ:固定式等速ジョイント、EDJ:ダブルオフセット型等速ジョイント)は、フルサイズSUVに対応するサイズでありながら、NTNの独自技術である8ボール設計(従来は6ボール設計が一般的)による軽量コンパクト設計を特長とする商品。リヤ用ドライブシャフトに必要な作動角とする専用設計に加え、中空シャフトを適用することで軽量かつ高剛性な仕様で、機能性や快適さの向上と、車両の軽量化・省燃費化との両立に貢献している。

 今回、グローバルで高いシェアを誇るNTNのドライブシャフトの採用実績に加え、フルサイズSUVのニーズを満たす軽量コンパクト設計を実現した技術力や品質、信頼性の高さなどが評価され、採用となった。なお、NTNのドライブシャフトは、フルサイズのラグジュアリーSUVのアイコン的存在である「エスカレード」をはじめ、シボレー・タホ、サバーバン、GMCユーコンなどGM社のフルサイズSUV全車に搭載されている。

GM 社キャデラック「エスカレード」(PHOTO:GM)

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