ヤマハ発動機、従業員用駐車場にカーポート型太陽光発電設備を新設。使用電力の30%発電を目標に

ヤマハ発動機は、本社従業員駐車場(静岡県磐田市)の一部に乗用車270台分の「カーポート型太陽光発電設備(ソーラーパネル)」を新設し、2025年1月より発電および給電を開始することを発表した。

今回新設されたのは、カーポート型ソーラーパネル計1,912枚(発電出力460W/枚)。同設備で発電した電力は隣接する自社工場で使用され、年間約458トンのCO₂削減が見込まれている。ヤマハ発動機では、2035年までに使用電力の30%を太陽光発電に切り替える計画とされている。2023年12月には袋井南工場(静岡県袋井市)の屋根全面に2,200kW規模のメガソーラーを配置するなど、各事業所施設へのソーラーパネル設置が進められている。

ヤマハ発動機は「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」で、2050年までに事業活動を含むサプライチェーン全体のカーボンニュートラルを目指している。また、スコープ1. 2.においては、グループ会社を含む各製造拠点におけるカーボンニュートラル実現の目標を2035年に設定し、各種の取り組みを加速させている。

従業員用駐車場に新設したカーポート型太陽光発電設備
隣接する自社工場に電力を供給する
遮熱・遮光性にも優れた前柱のない
解放的なデザインのカーポートを採用

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