日産自動車は、2050年までに事業活動を含む製品のライフサイクル全体におけるカーボンニュートラルの達成を目標としている。また、「ニッサン・グリーンプログラム(NGP2030)」を通じて、2030年までに内製工場や製品からのCO2排出において1.5℃シナリオへの整合を目指すとともに、低CO2部材・リサイクル部材の調達や物流の電動化等も併せ、製品のライフサイクルにおけるCO2排出量を2018年比で30%削減することが目指されている。そのような中、同社のScope 3上流におけるCO2などの温室効果ガス排出量の削減に貢献する、日本製鉄の「NSCarbolex Neutral」が日産自動車の量産車に採用された。
※鉄鋼製造プロセスにおけるCO₂排出削減量を環境価値として具現化したグリーンスチール