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レンタルも可能な本格レーシングカー こんなのあり? アウディR8 GT4マシンに試乗した!〈Audi Sport〉

  • 2018/12/24
  • MotorFan編集部 吉岡 卓朗
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アウディR8 LMS GT4

アウディのフラッグシップスポーツカーのR8。そのスーパースポーツをレース用に仕立てたGT4仕様マシン、R8 LMS GT4に試乗するという超弩級体験をリポートする。

TEXT●吉岡卓朗(YOSHIOKA Takuro)
PHOTO●市 健治(ICHI Kenji)

 自動車メディアに長らく所属しているが、GT4仕様マシンに体験試乗という、とんでもない取材企画があったのでリポートしたい。今回試乗したGT4仕様マシンはアウディR8。サーキット走行を前提としたナンバーなしの本格レーシングカーだ。端的に言うとスーパー耐久、ブランパンGTシリーズなどのハイエンドとなるGT3の下位カテゴリーで、同じレースの中でもう少しコストを抑えたレーシングカーである。
 
 近年JAF/FIA公認レースで、ジェントルマンドライバー(アマチュア)がプロドライバーと組んで出場するアマチュアクラスが盛り上がりつつある。そこで、GT3のような行きすぎた軽量化や高出力化を抑えてコスト削減しつつ、サーキットを走らせる楽しさはきちんとキープして、レースも盛り上げる──GT4はそんな目論見を持った新しいジェントルマンレースのスタンダードである。

頑強なロールケージが張り巡らされた室内。シートの頭部左右のガードやネット、助手席の足元には消火器が完備され安全性に抜かりはない。

 そんなレーシングカーに体験試乗できるということで訪れたのは富士スピードウェイだ。ピットに到着すると、すでにマシンはメカニック達の手で、走行前の準備が進められていた。今回試乗の機会を設けてくれたのは日本のアウディスポーツ窓口でもあるAS Sport Racing Serviceだ。まずはスタッフからコクピットドリルを受ける。室内はダッシュボードこそ残されているが当然助手席は取り払われ、シート、ステアリング、ペダルなどがレース用に交換されており、まさにレーシングカーそのもの。アガる、その一方でスリックタイヤを履いていることにちょっとビビる。

AS Sport Racing Service公式サイト

今回取材したR8 GT4はレンタル可能だ。料金は富士スピードウェイのスポーツ走行1枠につき25万円(3枠以上)。詳細は上のリンクから問い合わせされたし。

 シートはGT3規格と同仕様のカーボン製シートでフロアに固定されている。ポジション調整はステアリングとペダルを前後させることで可能。筆者のようなやせ形(170cm、55kg)なドライバーはシートと体の隙間にクッションやスポンジを挟んでホールド性を高める必要がある。コーナリングもあるが、ブレーキペダルがめちゃめちゃ重いのでシートはきちんと合わせる必要がある。シンプルで見るからに頑強なブレーキペダルはブースターが備わらないので、たしかに漬け物石を踏んでいるようで超重い。1コーナーでは最低でも80kg以上の踏力が必要だというから明日の筋肉痛は確実だ。

GT3規格と同仕様のカーボン製シート。フロアに固定されており、ポジション調整はステアリングとペダルを前後させることで可能。小柄なドライバーはシートと体の隙間にクッションやスポンジを挟んでホールド性を高める。6点式シートベルトはシュロス製となる。

 レース専用のステアリングは超小径で、メーターの視認性を上げるために上端が切り取られた形状となっている。エンジンのスタート/ストップ、無線、ドリンクなどのスイッチが備わる。無線もドリンクも筆者のヘルメットには備わらないので関係ないが、こういった装備がメーカー製レーシングカーとして備わっていることに感動する。
 
 ところでこのレーシングR8はGT4カテゴリーということもあって、エンジンもトランスミッションもほとんどノーマルである。さらにエンジンは他のライバル車と性能調整されるために、リストリクターを装着して出力制限されるので、最高出力は495psと標準のR8よりも低い。だがレーシングカーなのにメーカーが2万km保証をしていたり、安心保証感は手作りのチューニングカーとは違う。

超小径ステアリングはメーターの視認性を上げるために上端が切り取られた形状となる。エンジンのスタート/ストップ、無線、ドリンクなどのスイッチが備わる。
ノーマルのDCTが搭載されるため2ペダルとなる。シートは固定せずにペダルが前後にスライドする。ブレーキはブースターが備わらないので踏力は最低80kg以上で踏みたい。
センターコンソールにはトラクション・コントロール(ドライ/ウエット)、ESC(オン/オフ)、メインの他、最下部にペダル調整スイッチがレイアウトされる。
変速タイミングを伝えるランプや、ギア、車速、油温、水温、空気圧、ラップタイムの他、トラクションコントロールやESCの状態も表示されるAIM製メーター。

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