バイク取り締まり強化に注意!自転車の「青切符」導入もスタート

※ポスターは内閣府ホームページより

春のツーリングシーズンが近づくと同時にやってくるのが、毎年恒例の交通安全運動。
2026年の春の全国交通安全運動は4月6日~15日の10日間で実施される予定だ。

期間中は交通安全の啓発活動とともに、各地で交通違反の取り締まりも強化される。交差点での一時停止や信号無視、速度違反など、ライダーにとっても注意が必要な時期だ。

さらに今年は、自転車の交通違反に対して反則金制度(いわゆる青切符)が導入される予定。バイクだけでなく、通勤や街乗りで自転車を使う人にとっても気になる動きとなっている。

春の全国交通安全運動は、交通事故防止を目的に毎年春と秋に実施される全国的なキャンペーン。

2026年の重点項目は主に次の3つ。

  • 子どもを中心とした歩行者の安全確保
  • ながらスマホなど危険運転の根絶
  • 自転車の交通ルール遵守

通学路や生活道路での街頭活動が増えるほか、事故の多い交差点や幹線道路では速度取り締まりや交差点監視が強化される傾向がある。

ツーリングシーズンに入るタイミングでもあるだけに、ライダーとしては少し気を引き締めて走りたいところだ。

ライダーが注意したい違反と反則金

交通安全運動の期間中は、普段より警察の街頭活動が増える。
特にバイクで多い違反は次のようなものだ。

  • 一時停止違反
  • 信号無視
  • スピード違反
  • 追い越し違反(黄色線など)
  • ながらスマホ

住宅街の交差点などでは、完全停止していない一時停止違反の取り締まりが多いと言われている。

違反内容反則金(普通二輪)違反点数
一時停止違反6000円2点
信号無視7000円2点
通行区分違反(逆走など)6000円2点
追い越し違反(黄色線など)7000円2点
スピード違反(15km/h未満超過)7000円1点
スピード違反(15~20km/h未満)9000円1点
携帯電話使用(ながらスマホ)1万5000円3点
整備不良(ライトなど)7000円2点

今年はチェックが厳しい!? 2026年4月から自転車違反にも「青切符」

2026年4月からは、自転車の交通違反に対して青切符(反則金制度)が導入される予定だ。

対象は16歳以上の自転車利用者。軽微な違反については、反則金を納めることで刑事手続きにならない仕組みとなる。

バイクメディアとしては「自転車の話題は関係ない」と思う人もいるかもしれないが、実際には通勤や日常移動で自転車を使っているライダーも少なくない。そうした意味でも、知っておいて損はないルール変更だ。

自転車の主な違反と反則金

違反内容反則金
ながらスマホ1万2000円
信号無視6000円
一時停止違反5000円
右側通行(逆走)6000円
歩道通行ルール違反6000円
並進(二台横並び走行)3000円
夜間ライト無灯火5000円
制動装置不良(ブレーキ不良)5000円

モトチャンプは思う……。自転車に青切符って、正直やり過ぎじゃないの?

自転車の危険運転が問題になっているのは確かだが、ここで少し気になる点もある。

バイクや原付は免許制度があり、交通ルールや安全教育を受けたうえで公道を走る乗り物だ。
一方で自転車は、基本的に免許も講習もなく誰でも乗れる乗り物でもある。

もちろん危険な運転は取り締まられるべきだが、交通教育が十分に行き届いているとは言い難い状況で、いきなり取り締まりを強化し反則金まで導入するという流れには、少し違和感もある。

まずは

  • 交通ルールの周知
  • 学校や社会での交通安全教育
  • 公道を走る乗り物としての意識づけ

こうした取り組みを、もっと広げていく必要があるのではないだろうか。

いま、これらが十分行き届いてない気がするからモヤモヤするのだ。

春ツーリングを安全に楽しもう

春は一年の中でもツーリングが一番楽しい季節。
しかし同時に、交通事故が増えやすい時期でもある。

交通安全運動の期間は取り締まりが強化されるタイミング
ツーリングを気持ちよく楽しむためにも、交通ルールを改めて意識しておきたい。

そして、バイクでも自転車でも、同じ公道を走る以上は安全第一。
すべての交通参加者がルールを理解し、事故を減らしていきたいところだ。

※ポスターは内閣府ホームページより