チタン採用で軽量化とパワー向上を両立

今回のB-77サイクロンは、チタン製エキゾーストパイプを採用しているのが大きなポイントだ。

従来モデルと比べて軽量化が図られており、重量は約800gから約600gへと大幅に削減。実際に手に持つと違いが分かるレベルで軽く、車体の軽快感にも貢献する。

さらにサイレンサー容量を拡大したことで、消音材の制約が緩和され、排気効率が向上。その結果、既存のGP-MAGNUMを上回るパワー特性を実現しているという。

見た目のインパクトだけでなく、性能面でも進化したマフラーとなっている。

なぜ今までなかった?開発の裏側

このバナナ管はヨシムラを象徴する存在でありながら、これまでモンキー125向けには展開されてこなかった。

開発担当の小方康太郎さんは「ずっとやりたかったマフラー」と語る。

実現が難しかった理由としては、量産性や製造工程の問題、そしてコスト面が挙げられる。特にサイレンサーの製造は難易度が高く、商品化にはハードルがあったという。

今回、その課題をクリアしたことで参考出品として形になった。

開発担当のヨシムラジャパン、小方康太郎さん。

細部の作り込みにも注目

このマフラーは細部の仕上げにもこだわりが詰まっている。

アルミ削り出しのフランジ周りは高い精度で仕上げられており、見た目の質感を高めるだけでなく装着性にも配慮されている。純正ガスケットをそのまま使用できる設計で、取り付けのしやすさも特徴だ。

開発者は「細部までこだわりぬきました」と話しており、見た目と機能の両立が徹底されている。

車体全体も高い完成度

今回のモンキー125はマフラーだけでなく、車体全体の完成度も高い。

外装は1960年代のCB72レーサーをモチーフにしたスペシャルカラーを採用。ヨシムラの歴史を感じさせるデザインとなっている。

さらにリアにはオーリンズ製ツインショックを装着し、駆動系にはRKチェーンやSUNSTAR製スプロケットを採用。操作系にも専用パーツが組み込まれ、見た目と性能の両面で仕上げられている。

単なるドレスアップではなく、実際の走行性能も意識した構成だ。

価格は高めも“満足度重視”

気になる価格については、チタン素材や削り出しパーツの採用により高めになる見込み。

それでも開発担当者は「価格はちょっと高くなるが、欲しい人には絶対満足してもらえる」と話しており、品質に対する自信がうかがえる。

市販化に期待が集まる1本

現時点では参考出品ながら、発売時期は2026年8〜9月頃を目標として開発が進められている。

ヨシムラの象徴とも言えるバナナ管がモンキー125向けに登場するとなれば、注目度は高い。
今後の正式発表にも期待したい。

モンキー125装着パーツ一覧

マフラー
B-77サイクロン(開発中・参考出品)

エンジン・カバー系
エンジンケースガードKIT(クランクケースカバー)
アルミヘッドサイドカバー
サービスホールプラグ set
オイルフィラーキャップ Type-FB(M20×P2.5mm)

ハンドル・操作系
バーエンド High Line
マスターシリンダーキャップ
ステアリングステムナット(M24×P1.0)
ZETA ピボットレバー(ブレーキ/クラッチ)

ステップ・外装系
ヨシムラステップkit X-TREAD
フェンダーレスKIT(ナンバー取付ステー)
右サイドカバーSET
フレームキャップSET
リムステッカー TYPE-A
メーターバイザー

電装・メーター系
PRO-GRESS1 テンプ・ボルトメーター
PRO-GRESS用センサー Type-G

足周り・駆動系
OHLINS ツインショックアブソーバー
RK Uシールドチェーン 420
SUNSTAR アルミリアスプロケット

外装デザイン
Woodeye Design(外装デザイン&ペイント)

画像ギャラリー


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