
“細さ”を追求した4Lモンキーのカフェレーサー仕様
4MINIカスタムの世界では、太足やロングスイングアームによる迫力系スタイルが人気を集める。一方、この4Lモンキーは真逆とも言える“細さ”を徹底的に追求したカフェレーサー仕様だ。
ベースは4Lモンキー。フレームも4L純正を使用し、当時のレーサーイメージを意識して仕上げられている。

最大の特徴は、乗り物館製のカウル&シート一体型外装。もともとは状態の悪い中古品だったそうだが、補修と再塗装を行い、美しい白×黒のカラーリングへと再生された。シート部分も新たに作り直されている。
さらに、ハンドルにはスズキ・ギャグ純正セパレートハンドルを流用。25φフロントフォークに合う純正セパハンを探した結果、この仕様へ辿り着いたという。

当時モノパーツを組み合わせて“レーサー感”を構築
エンジンは4LモンキーのSクランクをベースに、SP武川製88ccボアアップキットを組み込み108cc化。SP武川製乾式クラッチや5速ミッションも投入され、見た目だけでなく走りも意識した内容となっている。

キャブレターはKEIHIN CRミニφ22mm、点火系にはウオタニを採用。オイルクーラーには古いキジマ製を組み合わせるなど、細部までこだわりが満載だ。
足周りには、エコショップワン製8インチホイールを前後にセット。ブレーキはJRP製ブレーキパネルを組み合わせ、当時レーサーらしい雰囲気を演出する。

また、マフラーはマキシム製。スイングアームはSP武川製、リヤショックには早矢仕製270mmを組み合わせており、細身シルエットを崩さない絶妙なバランス感が印象的だ。
現在では入手困難なパーツばかりだが、おださんは長い時間をかけて少しずつ収集。カウル自体も入手時は状態が悪く、シートも欠品していたため、補修・再製作を行いながら現在の姿へ仕上げていった。
“太くしない”からこそ生まれる独特の存在感
この車両で特に印象的なのが、“太くしない”という美学だ。
近年の4MINIカスタムではワイドホイール化も定番だが、この車両はあえてスリムなタイヤサイズを選択。カウル形状や低めのセパハン、コンパクトな8インチとの組み合わせによって、独特のレーサー感を生み出している。
派手さだけではなく、当時モノパーツの空気感や全体バランスで魅せるスタイル。まさに“通好み”な4Lモンキーと言えるだろう。
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【モトチャンプ】
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