2002年に発売されたCB750Fourカラーの限定モンキーをベースに、ロケットカウルや前後ワイドホイールを装着。往年の耐久レーサーを思わせる、大人っぽい8インチカスタムに仕上げられている。

ロケットカウル付きの限定モンキーを譲り受ける

モンキーのカスタムは、4MINIカスタムの歴史といっても過言ではない。今ではモンキー125が現行モデルとしてカスタムシーンを受け継ぐが、旧モデルの人気も衰えを見せない盛況ぶりだ。

そんな旧モデルのモンキーの中でも、AB27型のキャブレター車はカスタムベースとして大人気のモデル。中古車相場はプレミア状態で、この車両のような限定モデルを入手するには相当な苦労が必要だ。

ところが、このモンキーのオーナーであるねずみ先輩さんは、たまたま近所に住むユーザーからロケットカウル付きで譲り受けることに成功! カスタムの続きを託された形で、モンキーのカスタムを仕上げていった。

カスタムユーザー御用達のエイケン製ロケットカウルを装着。もともとCB750Fourカラーの限定モデルという点を生かし、爽やかなメタリックブルーで全体をコーディネートする。

前オーナーから受け継いだカウルは、カスタムユーザーには有名なエイケン製。ただ、カウル製造を開始した初期製品とのことで、装着するにはフィッティング加工が必須となった。専用ステーが存在しなかったのも苦労するポイントだったが、「自分でやって失敗するくらいなら、最初からショップにお願いして完成させる方が満足できますからね」とプロに依頼。4MINIカスタムではDIYするオーナーが多いが、自身のウデを見極めた判断は大正解を導き出した。

ヤンチャではなく往年の耐久レーサーをイメージ

ヘッドライトは流行のマーシャル製ではなく、あえてシンプルなシビエ製をチョイス。ヤンチャなカスタムではなく、純粋に往年のカフェレーサーや耐久レーサーをイメージさせたかったという。

世間ではロケットカウルというとヤンチャの代名詞に見られるが、本来はクラシカルな純然たる空力パーツ。大人の雰囲気を主張するため、ヘッドライトはシンプルなシビエ製をチョイスする。

ハリケーンのスワローハンドルをタイトなポジションにセット。SP武川の2連メーターとヨシムラのマルチテンプメーターを見やすくレイアウトし、機能的なまとまりを感じさせる。

ハンドルは絞ることなく、ハリケーンのスワロータイプを装着。ライト下にシフトアップのオイルクーラーを構えた姿は、まるで往年の耐久レーサーという雰囲気だ。

KEPSPEED製スイングアームは200mmロングで、5.5Jホイールに120/70-8サイズのタイヤを装着。リヤショック&バックステップはデイトナ製を選択し、機能性を高めている。

車体作りはモンキーの8インチカスタムの王道パターンで、ワイドホイール&タイヤでマッチョ感をプラス。200mmのロングホイールベース化で、全体のフォルムを整える。

エンジンはキタコのボアアップキットで110cc化し、ヨシムラのキャブレターをセット。レーシーなオーヴァーレーシング製フルチタンマフラーの装着と、一線級のブランドで上質なカスタムが施される。

プロの技で仕上げた高品質な8インチカスタム

シートは今では絶版という名職人仕上げのワンオフ品で、CB750Fourに似せたデザインが秀逸! 厳選したパーツをプロにしっかり組んでもらい、目を見張る完成度へ導いている。

このモンキーは2002年に発売された限定モデルのCB750Fourカラーで、タンクはオリジナル状態をキープ! オーダーメイドのCB750調シートで、質感をさらに高めている。

ショップに依頼することでカスタムに関する苦労は回避できたが、乗ることについては「身長が180cmなのでね……大人が三輪車に乗るようなものです」と苦笑いするねずみ先輩さん。

それでも自走でイベントへ参加する心意気に、モンキーカスタムへの愛情を感じるのだった。

ディテールチェック

フロントホイールはKEPSPEED製の4.5Jで、タイヤはステディの110/80-8サイズを装着。デイトナのフロントフォークインナーキットにより、シフトアップ製ディスクブレーキを装着可能にする。
マフラーはオーヴァーレーシング製のフルチタン。リヤブレーキもシフトアップ製でディスク化される。オイルキャッチタンクはボディ同色に塗られ、エンブレムも貼って一体感を高めた。

撮影したのはこのEVENT!

「愛知カブミーティング2026」
■日時:2026年6月21日(日)
■開催地:Comas hui(愛知県知多郡南知多町内海)

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【モトチャンプ】