“彩り”って大事ですよね!

チューニング同等以上にドレスアップ命という人も少なくない……はず。せっかくカスタムしたのに誰にも気づかれなかったらちょっと悲しい。自己満足ではあるけれど、ファッションと同じで着飾ったのにスルーされるのは心外だ! こちらのモンキーはチューニングとドレスアップのバランスが取れた好例と言える。

ガレージには塗装ブースを設けて作業しているそうだ。エアブラシも持っているけれど、もっぱら缶スプレーを使用するという。「市販の缶スプレーの方がラクなんで!」とはオーナー談。ウイングマークのステッカーもシールで賄っている。

まず外装ではSP武川製アルミタンク(Gスタイル)に入れ替えている。ゴリラ純正をモチーフに小型化したものだが、容量は7.5Lあるからロングランもばっちり! これにキタコ製TLシートやケップスピード製サブフレーム、CFポッシュ製インナーフェンダー、Gクラフト製サイドカバーなどを備えてモディファイしている。これだけでも十分だけど、ラメ入りキャンディゴールドで自家塗装することで豪奢な雰囲気を獲得。

じつはゴールドカラーは合わせやすい?

ホイールハブやキックレバー、サイドスタンドなどもキャンディゴールドで塗装済み。

ペイント以外でもGクラフト製10インチリムのスペーサー、OVERレーシング製バックステップ、さらにシリンダーヘッドカバーやオイルクーラーのロッドなどもゴールドをあしらって統一感をアピールする。塗装もパーツのカラーチョイスもカスタムにおいては当たり前? しかし、外連味を求めるあまりボーダーラインを超えてしまっては元も子もない。イヤミなく大胆にイメチェンさせるのは、やはりセンスが必要だ。

シャリィエンジンをベースに構築!

見た目はOK、お次は“中身”についてもチェックしてみよう。エンジンはシャリィ(CF50)用を載せ替えてチューニングしている。シャリィはモンキーと同じ横型エンジンだが、マウントにゴムブッシュを使用して振動対策が施されているのがミソ!

シフトアップ製110ccキットをベースにキタコ製ピストンや5速ミッション、デイトナ製油圧クラッチ及びCDIなどを組み合わせている。オーナーは「コロナ禍にイジったのですが、当時はパーツ欠品が多くて……。買えるタイミングで手に入れて形にしました。結果的に調子が良くて満足しています」とのこと。

ブリーザーホースの取り回しやキャッチタンクの配置も無理がなくスマートだ。ステアリングダンパーはNHK製、リヤショックはデイトナ製を使用する。

なお吸排気ではOVERレーシング製GPパフォーマンスマフラーにPEφ28キャブレター+SP武川製のファンネル仕様でセッティング。ASウオタニ製パワーコイルやシフトアップ製オイルクーラーなどパフォーマンスアップにも余念がない。

街乗りからロングランまでOK!

ヘッドライトレンズはスモークで塗装。LEDバルブなので光量は十分だ。スタイリッシュなLEDウインカーは光が流れるように点滅するシーケンシャル仕様!

オーナーは、当モンキーを足代わりで使用するほか、年に2~3回は400km程度の日帰りツーリングでも楽しんでいるそうだ。必要十分なパワー、航続距離を稼げるタンク容量、バランス型の10インチリムという、自身のステージに合わせたカスタマイズに加え、好みのカラーに彩られたスタイルは最高の相棒と言える。

ミクニ製ステムを使い、SP武川製φ30フロントフォーク&レーシングアップハンドルを装着。社外メーターステーを使い、こちらもSP武川製DNメーターを2連でセット。

撮影したのはこのEVENT!

「第24回 4MINIラウンドラリー」
■日時:2026年4月12日(日)

北関東を中心に活動する老舗4MINIチーム「Z改」が主催するイベントは毎回100台以上が参加。ツーリングが主体で、走りを追求したチューンドマシンからフルノーマル車、地面すれすれのローダウン車など様々な4MINIが集結。途中参加、離脱OKのゆる~いスタンスも魅力なのだ! 春秋に開催されているので興味がある人はWEBサイトをチェックしてみよう。
■Z改HP(https://zkai.sakura.ne.jp/)


【モトチャンプ】